美しいと思える心が美しいと考える頭もそこそこ美しい。

いや、なんやろな

頭痛するし腹もくだしとるし熱もあんねやんか40°あるんちゃうか思て計ったら36.8°しかなかったわこれでそれかてびびったわそれに腹緩いからこの目の前のトイレに入ったんや用足す為にほなドアの下に隙間あったんに気づいて焦ったわみんなに音は聞こえるし臭いも漏れるやんだから慎重にスピードと音は殺し屋並みに遂行したわははは……はぁ、、、おれ高山病やわ

…

さてこちらは

へーこら、へーこらと、ジジイは進んでますが、安定した天候からくる最高の景色によって、弱ってるはずの足腰に力が漲ります

そして時折観えるフィッツロイに感動

そういえば最近慣れてきたのか、僕の事をジジイと呼ぶチーさん
うむ、フィッツロイは雄大なり

本当に感動したのは何も美しい景色だけではありません

なんと登山中一切のゴミを見なかったのです

人の心もなお美しい

そう思うと、さらに気持ちよく進めます

いい感じの棒とかあれば尚良し

写真を撮ったり、のらりくらり歩いたので出発から4時間と少し時間はかかりましたが

無事キャンプサイトに到着です

テントを張り、赤いフィッツロイよりもメインイベントのカレーを作り始めます

フィッツロイでバーモンドですよ奥さん、しかも米はコシヒカリときたもんです

これ以上の悶絶メニューはそうそうお目にかかれません

うまい、うまい、うまぁぁぁい

本当に美味しかったカレー、人参なんてゴボウ並みに固かったのだけども美味しかったカレー、もはや日本で食べるバーモンドカレーではなかった

命名するならば「ずっと一口目カレー」です

そして、大満足のまま夜の登山に向けて就寝

そして

起床です

さて、極寒と噂のフィッツロイ、夜

ひ弱な防寒着達ですがフル装備のため寒くありませんし隅々まで抜かりありません

そして運のいい事にほぼ無風状態

ここから先は少し急になっていきますが、寒さがないので幾分かは楽だったはずです

2時間程登りポイントに到着

フィッツロイが、日の光を浴び真っ赤に照らされるのを、今か今かと待ちます

天候は良好

今日は最高のフィッツロイが観れるはずと期待は高まります

徐々に赤く染まり出すフィッツロイ

足りないのでビームを足しときましょうか

ほれ、ほれ

ビームのおかげで真っ赤になりましたね

バテバテだったチーさんもこの通り元気になりました

最後はGLAYジャンプで、えいっ

やはりフィッツロイは圧巻でした鈍い私でも何か感じるものがある程ただならぬ雰囲気を発しておりましたし朝日に照らされる真っ赤なフィッツロイは時間が経つと黄金のフィッツロイに変わり日が昇りきると通常のフィッツロイに戻りますがそんな事よりカレーが本当に美味かったです

(完)

下のバナーを押して本当の終わりだよ、帰るまで遠足的なやつね。

※今日のチーさん情報  旅に出て11kg増えた。

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