世界一治安が悪い都市を昼間に歩き、少し拍子抜けをしたタビジュンさん。
これなら夜はカメラぶら下げて歩いてもいいかもしれないな、iPodなら画質落ちるしとか考えながらも、結局は面倒くさくなりそのまま出発。
さてさて、夜のサンペドロスーラはいかほどか。
現場のタビジュンさーん。
はい、こちら現場のタビジュンです。
本日は世界一治安が悪いと言われているホンジュラスのサンペドロスーラに来ております。
宿の人いわく18:00以降が危ないみたいなので、宿を18:30に出たいと思いまーす。
とおふざけ出来るのもここまで、気を引き締めましょう。
とりあえずですが、昼とは違い夜は危険です、ダラダラ歩くのはやめ目的地を決めたいと思います。
昼間に記念自撮りした所に向かい、方向を変えマクドナルドを目指し帰ってくるルートで。
宿を出てすぐに驚きました。
人が殆ど歩いていない。賑わっていた昼間とは打って変わり閑散としています。
数時間後の変化とは思えず恐怖を感じました。
昼間に自撮りしたポイントに到着。宿から300mくらいかな。
昼間にはなかった割れたビン、たったこれだけでも世界一の名前を大きく見せるには十分です。
何度も後ろを振り返ります。
そこまで危険じゃないのか警察がやる気ないのか、後者ならすぐにでも宿に帰りたい。
iPod touchと自撮り棒はナイロン袋に入れ防犯です。
広場付近以外はやはり人が少なく一本入るだけで一気に雰囲気が変わり緊張感に包まれます。
怖かったですね。
後で考えてみたのですが、この程度の景観や人の数、雰囲気はそこまで珍しい光景ではありません。安全ではないですけどね。
ただ昼間の活気、18:30なのに一気に人が捌けた事、そして世界一治安が悪い、これが合わさり、僕はこの夜の町歩き中は常に鳥肌がたってました。怖かったです。
そして一時間弱のお散歩を終え宿に帰ってきました。
何か身の危険を感じた訳ではないのに、完全に飲まれましたね。
サンペドロスーラも一泊し明日には出ます。
このまま部屋に戻り寝ても勿体ないので、宿の人に聞きローカルのご飯を食べに行く事に。
この時も止められなかったしそこまで危なくないのだろうと勝手に判断。
テントでやってるローカル屋台。何か分かりませんが適当に頼みました。
この辺は店が軒並み閉まっているので、数少ない屋台に人が集まる…事もなく、まちまちでした。
車で買いに来る人以外はほぼホームレスのお客さんでした。
たまに武装した警察がパトロールしていました。
ご飯を食べ終わり暇なので宿の前で人間観察。
連れ込み宿はそこそこ賑わってましたね。女の子も可愛いかった。
銃声ぐらいは聞きたいなと他人事です。
どうしましょう、せっかくだから夜中の2:00ぐらいにもう一度散策してみようかと考えましたが、あの時間で怖かったので考えるだけでも動悸がしました。
するとホテルのスタッフから「23:00だから入れ、鍵閉めるぞ!」と言われる。
ホッとしたような残念なような、何事もなく終わったサンペドロスーラの夜でした。皆さんが期待するようなトラブルはありませんでした。
名前を恐れず凶悪都市に行く、ネットの噂ではなく自分の感じたままにその街と向き合う、そう思える事もありましたが、さすがに何年も世界一だと、完全にサンペドロスーラの名前に怖気付きました。
散歩中の鳥肌がいい証拠です。
初めての経験なのですが、これが旅の勘が働いた恐怖なのか、名前負けをした恐怖のか分かりませんでした。
なので、運が良かったのか、はたまた紙一重だったのかは分かりません。
世界一治安が悪い都市に何度も選ばれているので勿論安全な訳はないのですが、その治安の悪さは誰に対して悪いのか、そこだと思います。
最終的に思えるのは観光客、旅行客を相手にしている凶悪都市と比べると比較的マシだったんじゃないかなとは思いました。
知らないって怖いね。
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こんなとこに行くブロガーがいてもええやん、こんなとこのリポートが聞けるのもええやん、てことはやっぱりええやん( ´ ▽ ` )ノ