新築建物を自分で登記しようシリーズ、第二弾です‼️
登記全体の流れや概要はこちら【リンク】
今回の建物の表題登記とは、建物を建てたら最初にしなければならない登記で、どの様な建物かの表題部を記録するものになります。
パナホーム提携の土地家屋調査士に委託すると、表題登記だけで12万円かかります!(建物の大きさ等による)
自分でやると、コピー代とガソリン代の数百円だけです!!
表題登記だけでもやってみませんか?
以下、必要な資料等はまとめサイトが多数あるので一部割愛しますが、どこにも載ってない新たな知見も共有します
【実際やってわかったこと】
◆内部や外部写真を添付することで、建物内部確認を省略されました
建物表題登記では基本、外部の現場確認に来ますが、吹き抜けがあったり変わった間取りだと、時間調整の上、平日昼間に建物内部も確認されます
これは引越してない身としては面倒…
念の為、写真数枚で参考資料を作って行ったら、
「あら〜、準備がいいのね。まあ内部もこれで確認できたので確認には行きませんね」
となりました
しかもその分早く完了⭐️ 普通一週間かかるところ、(せっかちなので)電話してみると5日目朝には完了〜
◆法務局に申請や相談に行くなら水曜日です!!他の日に比べてガラガラです!
不動産関係は水曜休みが多いので、相談員に相談したりも待ち時間フリーです
◆相談員に作ってもらえ!
後述の②建物図面・各階平面図以外は、適当に作っても、そこ場で相談員に直して貰いながら提出可能です。 印紙貼るのも原本還付もお任せでもいいぐらいなので(私は自分で完璧準備をしていきましたが…)、全く気楽な気持ちでです。
【表題登記の必要書類】
自分で用意するのも
①登記申請書
直ぐに書ける。所要10分。
②建物図面・各階平面図
コレがメイン! でも作成所要1時間程度。
③住民票
この住所を①②に正確に記載して申請
④案内図
グーグルマップでオッケー
更に、内部と外部写真があるとベター☆
ハウスメーカーに用意してもらうのも
⑤検査済証
引渡し時に貰える。
⑥建築申請書と確認済証
引渡し時に貰える。
申請書は表紙から第5面までが必要。
⑦ハウスメーカーの引渡証明書
言わないと貰えない。大概は空欄で貰える。
⑧ハウスメーカーの印鑑証明と登録事項証明書
言わないと貰えない。⑦の証明用。
と、これだけです!作る必要がある①②以外は揃えるだけ
⑤⑥⑦⑧と、もし必要なら③ は、コピーをして原本還付請求をすることで、登記完了時に原本が返却されますのでお忘れなく
【必要書類の各論】
①登記申請書
適当にネットでダウンロードすれば問題なく書けます!
実際の登記申請書はこんな感じの一枚です。
・登記原因日は検査済証の日付です!引渡しは関係ありません。
・家屋番号は記載しなくてもしてもオッケー。
・構造は、軽量鉄骨造瓦葺2階建や、木造スレート葺2階建など。うちは屋根材が2種類の複合ですが、屋根面積の3割未満の屋根材は記載不要。
・床面積は下記②で算出したもの。
②建物図面・各階平面図
コレが全てといっても過言ではありません
しかし、ハウスメーカーが作成済の図面から簡単に作れますよ。各階の面積がわかる平面図と、土地に対する建物の位置を登録することになります。
作成者が自分の名前でずっと保管される事になるのも嬉しい
・建物の周囲の長さは、面積計算に使わなても必須
・右の各階平面図の面積計算に使う辺は記載
・二階の平面図で一階の形状は点線で必ず記載
・左の建物図は一階の形状のみ記載
・左の建物図は境界からの距離を二方向以上記入
・枠線は実は決まりがなく適当でオッケー
⑤検査済証