今日のタイトルは・・・少し微妙な感じですが、
他にあまり良いものが思いつかなかったので

ズバリ!
「なぜあなたはそんなにムカついているのか」
になりましたよ(笑)


昨日からの続きになります。


目の前の出来事に反応し、不快になった時
人間は頭にくる事があります。


しかし、その出来事が過ぎ去ったとしても、
延々と頭の中でその事をぐるぐると考え
一人で怒ってしまう事がある時

それは感情を感じた時の
「脳から出た化学物質に依存」していますよ、
と言いました。



なぜそんな事を私たち人間はしてしまうのか、
というと

その特定の化学物質を浴びる事で
実は過去にあった嫌な出来事から
「意識を逸らす」事が出来るからです。


つまり意識を逸らさなければならないような
何かしらの理由が本当はあるのです。


その理由というのは過去の出来事に
起因していると言いましたが、
それはあなたの意識に上がっていません。


意識に上がっていないので
自分でコントロールができない為に
そうした事を繰り返してしまうのが人間なのです。



その怒りを延々に感じている時に
もっと深くその先を感じていくと、
実はあなたは怒っていない事に気づくでしょう。

深く掘り下げてみると、そこには
寂しさ、見捨てられるような感情、不安など
様々なものを感じるでしょう。



実はそれが「本命の感情」で
延々に感じている怒り(ムカつき)は
ダミーにしか過ぎないのです。


そしてその本命の感情を感じた事がある
「過去の出来事」が実はその原因にあり、

目の前の出来事は
その感覚を思い出させる出来事でしかなく
本来目を向ける必要があるのは
その過去の出来事なのですね。

しかし、それを思い出す事は
私たち人間にとって「恐怖」なので
そのダミーに怒り続ける、という事をしてしまうのです。




そしてこの向き合わなければならない事は
多くの人にとっては「死の恐怖」に近いものになるのですね。


ここで言う死の恐怖というのは
実際に死にかける体験を言うのではないのです。

例えば子どもの頃というのは、
大人に世話をしてもらわなければ
生き延びる事ができませんね。

ですから、私たちはちょっとした事が、実は
死の恐怖になってしまう事が多くある、
と言われています。



そしてそれは顕在意識では気づいていませんが
潜在意識に強烈に残っているために
同じような「感覚」になった時にこうした事が起きていきます。

これは同じような感覚になった時ですから
目の前の出来事は直接それに繋がるものではありません。



つまり「感覚」で自分がそのように感じた時に
過剰反応し、延々とムカつく情況を作り出すのです。

なぜなら怒っている間は本当の問題に
向き合わなくていいからなのですね。



ですから、あなたがずっと
ムカついてムカついてしょうがない時は
少し視点を変えて、怒りを深く掘り下げてみていきましょう。

するとそこに本当の「気持ち」が隠れています。



そしてその気持ちに気づき「完全に味わってしまうと」
元に戻そうという働きにより「平常心」に戻ります。

これは恒常性という機能によって元に戻るのですが
同じ感情に浸り続ける事が出来なくなるのです。



あなたが怒りにずっと浸ってられたのは
それが「本当の感情ではない」からなのですね。

本当の感情を感じていないから
いつまでも元に戻る事ができなかったのですね。



これは過去の嫌な事が何かに注目する必要はなく
ただ、その怒りの先にある感情に気づいていけば良いのですよ。

意識に上がらない過去の事ですから
考えても思い出せない事ばかりですから。

大切なのはその怒りを掘り下げて本当の感情に気づき、
徹底的に味わう事、なのですね。









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常に自分に原因があるって言うじゃない?

嫌な人に頭にきている時とか、
自分がそれを持っているから反応するんだよ、
とか言ったりするね。

それはこういう事も含んでいるんだよ。
(これだけじゃないけどね)

だからね、自分の性格というよりも
もっと違う事に原因がある事が多いんだね。

人間って色々と深いね。

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