とらやは今夜も呑むのです -3ページ目

呑兵衛はどこかおバカなのです 2017 その4

横浜の姐様&とらや夫婦のハシゴ呑み in 野毛もフィナーレなのです。
呑み歩きは何度やっても、愉しく、キビシイものなのであります。
分かってはおります。
最後の方はロクに記憶がなくなることは。
何度も経験しております。
翌日は起き上がることも困難になることは。
それでも、この愉しさを知ってしまったら、呑み歩くしかナイのであります。
そんなワケで「ネコ科シスターズ+1」は〆の一杯をいただきに参りました。
野毛『丿貫(へちかん)さんであります。
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お伺いする度に所番地は変わりますが、看板は同じであられます。
お伺いする度にお席の数が増えていらっしゃいます。良きことと存じます。
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カウンターでいただく神奈川の地酒。美味しく、愉しいじゃありませんか。
実は、主にラーメンを供されるお店なのですが、呑ませていただくのです。
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ラーメンに乗るべきおニクで、美味しく呑ませていただくのであります。
ナニを会話したのか? 残っておりませんが、美味しさは刻まれております。
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おニクをもう一種。タレが沁みて、違う旨味で呑めるじゃありませんか。
可笑しなモノです。笑ったこと、美味しかったこと記憶は甦るのであります。
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お酒のお代わりをいただいております。何杯目かは全く分かりません。
イイじゃありませんか。美味しく呑んだことが最も大事なコトなのです。
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さて、今回の呑み歩きを〆る一杯のご登場。美しいじゃありませんか。
見た目と全く違った香り高いスープが美味しいのであります。
このニボニボしさが、美味しく、日本酒がススむスープなのです。
丁寧な仕込みの賜物ですなあ。ご店主の真摯な姿勢を感じるのです。
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呑めるラーメンを啜りながら、地酒を煽る。誠に幸福なのであります。
とっくに麻痺した満腹中枢が悲鳴をあげても、お箸が止まらないのです。
美味しい。だけど、苦しい。愉しい。だけど、キツい。
ナニがナニやら、自分でも分かりません。まるで変態サンであります。
さて、スープを飲み干したら、お暇させていただきましょう。

美味しかったでありますよ! ごちそう様であります!

「お~い。虎の字~。アンタの帰り道はそっちだよ~。へへへ~」
「姐様~。今日はホントにありがとう~。にゃはは~」
本日の呑み歩きもお開きであります。後ろ髪を引かれるじゃありませんか。
しかし、今宵を綺麗に終えるコトこそ、次回の愉しみに繋がると心得ます。
とらや夫婦は「横浜の姐様」と次回の約束を堅く交わさせていただいたのでした。

翌日の朝。
「ダンナ~。崎陽軒のシウマイ弁当とシウマイの折詰がある・・」
「ううむ。レシートはあります。ちゃんと購入しているので、オッケーであります」
「憶えてないことに慣れてるアンタが怖いよ・・」

同じ失敗を繰り返すと、人様から「おバカ」と呼ばれてしまうのです。
「呑み過ぎ」が失敗なら、何度も失敗してもイイじゃありませんか。
呑兵衛はどこかおバカだからこそ、楽しく生きてイケるのであります。