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泰斗のブログ

ふざけてふざけてふざけ抜きます。
やってやってやりまくります。

この話しには笑いは一切ありません。

実は私もともと頭と顔が悪く

いえ、間違えましたが脚が悪く

自宅で入浴する時に風呂場で転倒して

昨日病院に運ばれ入院する事に…

しかし思ったより症状は軽く

一晩で翌日退院する事になりました

その退院直前に起こったスカっとする

話しです。〔マジで実話です〕

私が入院する事になった病室は

男性3人用のイカ臭い部屋でした

私の他の2人は70代のおっちゃんです

1人は車椅子で重症寝たきりの長さん

もう1人は軽めの糖尿病の山さん

そして私を入れた生活が始まった。

イカ臭さでは特に自信があった私は

すぐに長さんと山さんと友達に。

3人で朝昼晩と病院が提供する美味い

イカ料理を堪能していた時の事でした

車椅子で寝たきりの長さんは

一日中、古新聞を切ったり貼ったりと

もくもくと作業を行なっているのです

一方の糖尿病の山さんは常にダラダラ

ろくに治療の運動もせずに愚痴ばかり

たまに熱く語り出した思えばソレは

イカ臭い自慢話ばかりなのでした

場面は変わりますが私の怪我は

ただの打撲だった為、1日で退院へ…

私が凄く気になっていた事は

長さんが作っている新聞紙の事でした

思いきって長さんに何をしてるかを

聴いてみようと思った時に起きた

まさかの驚きの出来事なんです。

〔ここからグイグイとスカるよ!〕

糖尿病の山さんはいつも車椅子で寝た
きりの長さんを本当に下に見ては

バカにしており、特に新聞紙作りには

山「そんなゴミみたいな新聞紙作りな
んか辞めて外に出て歩いて散歩でもしたら⁈グハハハ!」

長「私は寝たきりの車椅子、こうやってベッドの上で新聞紙を触っているのが楽しいのじゃ」

そんな会話を聴いていた時の事です…

私がこの病院に入院する時に

院長先生に診察を受けている中で伺った話しなのです

院長先生「車椅子の長さんは凄いよ〜。病院や患者の為に愛が溢れてるからね。ハハハハ!彼は本当にイカ臭いけどね!ブホブホ!」

という話しで、その時は私は意味がわかるはずもありません

その診察後あのイカハウスへ行き
近くにいた看護師から驚きの事実を
まさに私は知ったのでした、イカ2貫

イカハウス看護師「実は長さん、もう4年もこの病院に入院していて、良くなる見込みもなく、たった一つの彼の楽しみはね、普通はゴミ箱の中にビニールを敷き詰めるんだけど、それを古くなった古新聞で代用する為に一生懸命毎日作っているのよ、それを手先のリハビリだって照れながらね、つい長時間の作業をし過ぎるから私達もソコソコにって長さんにお願いしてるの」

私はイカズチや電撃に似た感動と衝撃を受けました。

そして場面を戻します

糖尿病の山さんが車椅子の長さんの
新聞紙ゴミ箱作りをバカにした時に
私は2人の前で院長先生や看護師さんから聴いた話しを長さんに話したのです!

〔まさにここからがスカっとする話しのクライマックス!〕

私「長さん!貴方が毎日している素晴らしい事は!誰にも出来る事ではなく偉大で!優しさに溢れている!誰からも感謝されています!凄すぎます!ミ・アモーレ!」

車椅子の長さんと糖尿病の山さんは顔を見合わせ…

山さんはバツが悪そうに、悔しそうに、悲しそうに静かに去って行きました。

そして。



退院の時を私が迎えた時

長さんと山さんに見送られながら…

車椅子で寝たきりの長さんが寝ていたあのベッドの天井には、まず病院の病室の部屋の中では観る事が有り得ない、綺麗な虹が輝いていました。
(^_−)−☆

PS…私を見送る2人の左指には昨夜の夕飯のおかずで出された鬼のように臭いイカリングがハメられていました

めでたしめでたし

チャンチャン



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