2015年二度目の"おまいう" | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

一昨日の月曜日
 
宣言通り、サマソニ&ソニマニの第2弾発表がありましたね。
 

SUMMER SONIC 2015 
 
 
この記事の冒頭でも触れたけど
 
個人的には、まだ参戦意欲をそそられるようなラインナップではないし
 
むしろ今年はこっちの路線で攻めるなら
 
個人的に好みのラインナップは今後も発表されない気さえする。
 
そんなことになるなら、客層的にも違いが出るし
 
All Time Low はサマソニじゃなくて、単独やってよってことにもなるなぁ。
 
まぁ、彼らのことだし
 
きっと新譜のツアーは別にやってくれると信じてますが。
 
国内での所属レーベルもKRIだしね。
 
 
 
 
と、こうして第2弾発表があった際に
 
こんなWeb記事を発見。
 
 
【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<上>
事実上3日間のフェスに
 
【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<中>
「神ライブ」が飛躍の契機
 
【サマソニ15周年、創設者の清水直樹氏に聞く】<下>
ダンス、アイドル…懐深く
 
 
サマソニ創設者にして、
 
サマソニ他、国内の海外アーティストのライブ・コンサートの
 
企画・運営を行うCreativemanのトップ、清水直樹氏のインタビューです。
 
記事自体は昨年のサマソニに際してのものだけど
 
内容は、昨年どころか
 
これから先のことにも通ずることがある気がします。
 
 
そして、個人的に突っ込んでいきたいのが
 
<上><中>ではなく
 
主に<下>の記事。
 
まぁ、副題から見ても自分がここに食いつくだろうなってことは
 
このブログの数少ない読者さんならわかったことでしょう笑
 
それではグサ───(゜Д゜)──→っと刺していきましょう
 
 
 
■多彩なジャンルで集客
―音楽ファンの嗜好(しこう)の変化であったりとか、
 いろんなことを僕も敏感に感じていて、
 ゆくゆくはロックのヘッドライナーだけではフェスの成立が難しくなるのでは、
 と感じていました

 
これに関しては日本がめちゃくちゃ顕著なだけであって、
現行の音楽シーン的には、海外でも似たような部分はあるんだよね、きっと。
それでも海外は、ROCKも、PUNKも、METAL
老若男女関わらず、確かな需要がある為に
ジャンル特化のラインナップでもフェスが出来てるところもあると思うんだ。
日本(人)なんて、大概は若い内だけだからな、熱心に音楽聴くの。
海外もそうなんだろうけど、音楽をちゃんと聴いてる期間と範囲がダンチなんだろう。
日本人は、若い内だけなのにも関わらず、視野が狭ぁ~い、
広げても友人等と共有できるまでのものしか聴かないからな。
国内の面子しか出ないフェスに行く人たちの音楽観なんざたかが知れてます。
そういった部分が、音楽シーンの衰退、RockやPunkやMetal等々
音楽ランキングに名を連ねないジャンルの音楽の衰退に繋がり、
それがフェスのラインナップにも繋がるんよね。
 
 
―ロックが全くなくなるということではなく、
 ロック以外に他のジャンルも取り入れることが必要になる、という意味です。
 あと自分がブッキングしていて感じるのが、
 ヘッドライナーはそうそうブッキングできるものではない。呼びたくても呼べないことがある。
 しかし、同じバンドばかり呼んではマンネリが生じる。自分で広げていかないと、
 サマソニがどんどん狭くなっていくんじゃないかという危機感があります。

 
ってことに繋がっていくんやなぁ。
今更、国内の大型フェスでジャンルどうこう言うつもりはないが、
そういったジャンル特化なフェスがないってのも寂しいよねって。
海外フェスのラインナップにも変化が出てきつつあるんだろうけど
日本のフェスほど顕著ではないし、まだまだアングラシーンが好きな人たちが
楽しめるラインナップは、毎度毎度、見るたびに羨ましくて仕方ないです。
今まさに開催中のSOUNDWAVEとかね。
でも、"生き残る為には"ということを考え、
それがラインナップという結果に現れている近年のサマソニ。
昔ほど、キッズが歓喜するようなラインナップは今後なくとも
SUMMER SONICっていうイベントの終焉はまだ先のように感じます。
 
 
パフュームが出ると決まったときは、賛否両論があったと私も記憶しています。
6~7年前はまだロックフェスにアイドルが出るということ自体があまりなかった時代です
―確かに今は、パフュームがロックフェスに出ると聞いても、当たり前になってきました。
 昨年のロック・イン・ジャパンでは、パフュームがとうとうヘッドライナーになっちゃいましたから

 
いや、そもそもPerfumeってアイドルなの?っていう。
まぁ、Perfume然り、きゃりーぱみゅぱみゅ然り、BABY METAL然り
国内飛び出して、海外でもライブ・コンサートしてるんだし、
サマソニの状況を考えたら、
国内でしか幅を効かせてない面子が出るよりいいんじゃないですかね?
彼女らの海外での実績や評価は別として。
そうでなくても、最近はCROSSFAITHをはじめとして
海外の有名大型フェスにも出演するようなバンド、
海外ツアーするような国内バンドも増えてるのは、素直に良いことなんじゃないかな?
前々から言ってるけど、発信する側のクオリティはどんどん上がってるのに
リスナーの質がどんどん低下してるだけだっていうね。
客が入ってナンボのフェスなのに
そういうリスナーの相手をしなきゃいけない国内のフェスのラインナップなんてお察しですよ。
つか今のご時世、ロッキン=ロックフェスだなんて思ってるヤツ未だにいんの?
ロッキンに限らず、オール国内勢で構成されてるフェスをさ。
 
 
■安定したリピーター支持
―当初は20~30代中心だったのが、
 今は10代から40代ぐらいまで、均等に幅広くなってきている感じです。
 10代はアイドルだったり、ダンスっぽいものを目当てに来てくれる人が多い。
 一方、今の40代の客の多くは、30代の頃から初期のサマソニに来てくれていた人。
 これからも幅広い層に来てもらえるフェスにしていきたいと思います。

 
確かに初期からサマソニ来てる人で未だに行ってる人はリピーターなのかもしれんが…
実際そんなにいる?って思うのはオレだけだろうか。
各年ごとのラインナップに、
ホントに聴きたくて、見たくて行ってるってリピーターは極少数な気が…
国内勢オンリーのフェスとは違う点が、
毎年毎年、ラインナップが大幅に変わるってのがサマソニやフジをはじめとする
洋楽主体フェスの特徴だと思うけど。
逆にそういったラインナップ故に、
毎年のラインナップを楽しみに来てる人って少ないんじゃないかって思うんだ。
初年度から行ってる人は、もはや"惰性"で行ってる人も間違いなくいるでしょ。
まぁ、チケットの売行きがフェス開催による第一関門であり、最重要なんだろうから
客の参戦意識、テンション如何はそれに比べたら、って感じなのかもしれんが。
 
 
お客さんのニーズを見極めながらやる。
―そうですね。僕はお客さんが見たいものを提供するのがサマーソニックだと思っています。

 
もちろん万人が納得するなんて100%無理なのはわかってるんだけどさ。
客のニーズに答えようとしてるフェスが、
毎年毎年、ラインナップに関してあんなに批判や反対意見出ますかね?
さすがにこの部分を読んだときは笑ってしまったんだけどさ。
最近の風潮か、ただただ叩きたいだけの馬鹿は別としてもよ?
音楽シーンに合わせて、フェスの形態やラインナップも変えていかなければいけない。
それはまともな客だったら百も承知だと思う。
それでも批判や反対が出るのは、期待の裏返しとも取れるんじゃないかと。
やっぱり過去のラインナップ見ると、同じフェスとはとても思えない
ってほど違いのあるラインナップもあるんじゃないかな?
ここ数年、毎年「見たいアーティストをツイートしよう」みたいなことやってるけど
そんなもんの効果なんてたかが知れてるし、「やらないよりは」程度の意識で
遊び半分でやるべきものだと思うんだけど
そうして無駄に期待を煽るようなことをするから
○○○はいつ来るんだ…」「こんなラインナップふざけんな!
みたいな意見が出ることへの後押しをしてるんじゃないですかね。
期待を煽った挙句に呼ばない、呼べないんなら
呼んでほしくないアーティスト」でやった方が、批判とか減る気がするんだけど笑
そこに上がったの、呼ばなきゃいいだけなんだし。
まぁ、国内勢の名前が大半やろうけどなぁ。
客のニーズを考えて、自らも"洋楽主体のフェス"なんて自覚があるんだったら
ミ○チルだの、セ○オワだの、今年は既に噂に名高い三○目J S○ul Br○thersとか、
下手に国内組で集客のテコ入れをしないことが、
客が最も求めるものなんじゃないですかね?

大体、過去参戦者のみならず、自分で2003年が最高だったと言ってるのに
それを超える年、2003のRadiohead を超えるパフォーマンスをした
アーティスト・ミュージシャンを挙げない時点で、それもお察しだろ。
時代が違えば、シーンの流行り廃りもあるし、客も変わる。
各年で客のニーズに応えていると豪語するなら、
どうして2003以降「最高」「神ライブ」と言えるものが、第一声を突いて出てこないの?って。
そもそも客の間で2003を超えるものがないってのが通説だとしたら
その時点で既に、
2003以上に客のニーズに応えられた年はないってことじゃないんですかねぇ。
サマソニ飛躍のキッカケになったっていう、思い出補正抜きにしたら
どの年が2003以上のクオリティ、2003以上のライブを誇ってたのか、
是非聞いてみたいですねぇ。
 
 
近年のサマソニの集客は2日間で約12万~13万人ですが、
もっと増やしていけると考えていますか。
―いや、もう1日6万人ぐらいが限度だと思っています。
 それ以上入れると、お客さんの環境がよくならないと思うので

 
お客さんの環境と言えば、通常のチケットとは別に、
高額だけれども優先的にステージの前方に行けたり、
専用の休憩場所があったりとさまざまな優遇サービスが受けられる
「プラチナチケット」の販売を昨年から始めました。
―昨年はすぐに完売したので、成功したと思います。暑かったり、座る場所がなかったり、
 そういったフェスの苦しい部分を緩和して、快適にフェスを楽しみたいという
 ニーズに応えられた。購入層はある程度お金に余裕がある30~40代が中心です。

 
これなー、結局のところ
快適に過ごしたいなら金払えや、って風にしか聞こえないんだよな。
今のところ、自分が行った最後のサマソニ2013
忘れもしない地獄の猛暑だったこの年
自己管理が大前提なのは当然だが、この年は自己管理の範疇超えてたろ。
で、結局
確実に日陰を確保でき、悠々と休憩できるのは3A会員やプラチナのみってね。
いくら高い金払ってるからって、2013年はそんなの関係ない暑さだったろ。
あんなにバッタバッタ人が倒れるんだから、
誰がどのチケット買ったとか関係なく休憩スペース使えるようにすれば良かった。
それでプラチナのヤツが文句垂れてきたら、そいつが基地外だろ。
高い金出せるんだったら、心にもそのくらいの余裕持てるだろってな。
そうすることが、本当の意味で
客の環境を考える」ってことになるんじゃないですかね、清水さん。
初日はまだしも、これで2日目の対応がどうだったかって
水撒きガールが現れた。←これだけじゃな…
サマソニ2013のレポにも書いたけど
 
・MARINE STAGE内に、水・お茶のみの販売ブース設置
・MARINE STAGE、アリーナ後方、スタンド席にも放水できるような設備導入
・MARINE STAGE外でも、ミストや放水等の冷却設備の増強
・3A会員/プラチナチケ購入者限定じゃなく、一般客も共通で使えるような日陰・休憩スペースの増強

 
ホントに客のこと考えてたら、これくらいするんじゃないですかね、清水さん。
プラチナ購入者は小金持ちの中年が中心かもしれんし、
その年のラインナップによって客層も変化もし、10~40代均等とはいえ、
客全体でみたとき、比率として比較的に多いのはやっぱ20~30代でねーの?
若者は洋楽聴かんし、中年は暑さに耐えられんやろし。
まぁ、2013に比べたら比較的暑さも和らいでいたっていう2014の記事に対して言っても、
みたいな部分はあるが。
にしても、またいつ2013の暑さが再来するとも限らんのだし。
 
 
 
この形式のインタビューで
 
インタビューされたのがH.I.P.の林とかだったとしたら
 
これよりもっと激しく攻撃的な文脈になってたでしょうね(。-∀-)
 
清水と同じ答えだったとしたら尚更ね。
 
おまえ、どの口がほざいてんねんと笑
 
 
何はともあれ
 
やはりなくなるよりは継続してくれた方がいい。
 
なんだかんだで、日本において洋楽を呼んでくれる貴重なフェスなんだし。
 
ラインナップや、それに伴う客層の変化があるとはいえ
 
洋楽を主体としたフェスで、毎年10万人以上動員するのは大したもんだと思うよ。
 
今後は、キッズが歓喜するヘッドライナーが来ること自体が稀になるんだろうけど
 
それでも続けてく限りは期待をしたい。
 
もう何年に1回とかでもいいから
 
過去、評判の良かったサマソニのようなラインナップになることをお願いしたい。


とりあえず

そっちがその気なら、いっそのこと

ソニマニに、ZardonicNinja Kore を呼んでくれ。


ZARDONIC & VOICIANS - Bring Back The Glory

SEMARGL - Credo Revolution (Zardonic Rimix)


Ninja Kore - Guerrilha Sonora (Ft. Pacman)

Ninja Kore - Jump Da Fuck Up