腐ってるのは業界か、メジャーレーベルか。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

今は無きPay money To my Paingt.PABLO
 
こんな記事をシェアしてきた。



「メジャーレコード会社は、もう新曲を作るべきじゃない」
 音楽業界の"今"と"これから"



 
日本のバンドシーンに於いて
 
多くの人の心に、間違いなく爪痕を残したPTPのギタリストが
 
コレを読んでどう思ったのかは、本人のツイートを見て欲しいが。
 
Twitter:@BACK_to_APRIL
 
PABLO好きなら、ブログもブックマークしちゃえよ←
 
ブログ:PABlog:2nd Season/超雑記
 
 
 
 
これ、2013年末の記事なんだけど
 
現代の状況に、割と当たらずも遠からずな感じだと思いました。
 
割と興味深い記事だったので
 
オレも個人的な意見を述べましょう、ってことで。
 
サマソニでの"おまいう"記事のように
 
記事の一部分を抜粋しながら突っ込んでいこうと思います。
 
 
 
 
—紅白歌合戦の放送がもうすぐですが、毎年、出演者や受賞者の顔ぶれに”政治色”を指摘する声もあります。
 
鈴木健士(以下、鈴木):(中略)
まだ紅白って地方営業に影響力がありますから、
出られるか出られないかは大事なんでしょう。
だけど、紅白はさすがにもうどうでも良くなってきましたね(笑)。

 
—昔の若手はレコード大賞を受賞すると泣いてしまって歌えない、
という場面がよく見られたと思うのですが、
最近ではほとんど見られません。
アーティストから見ても、場としてのステータスが薄れた
ということはあるのでしょうか?
 
鈴木:
レコード大賞こそ、どうでもいいと思ってるんじゃないですかね。
誰それ?みたいな人が沢山出ますよね。
それでも何となく、今年は去年よりは優秀作品が色々変わってきて、
珍しいアーティストが出ているなと思ったりしましたけれども。
ただ新人賞は毎度のことながら”持ち回り”ですね、完全に。

 
 
テレビで放送されるほどの、これらの番組や大賞に選ばれたところで
今の日本の音楽シーンを見るに、ホントに嬉しい人、バンド、ミュージシャン
なんているのかね?
そんなもんより、自分の憧れてたバンドやミュージシャンと会えたり
同じステージでライブできたり、対バンで呼んでもらえたり
見たいな事の方が遥かに嬉しいだろうと思っちゃうよね(笑
 
 
 
鈴木:
事務所が持っている音楽出版社は、自分のアーティストの作品を
大事に二次使用して、いずれ他の人に歌わせてさらなるヒットを狙ったりします。

 
この"大事に二次使用する"ってのを過保護にしてる感があるよな > 国内メジャーレーベル
もちろん個人レベルのWebへのULやDLは違法なのは百も承知だけど、
にしても過保護すぎる。
2月のCrossfaithのレポ】や【アニソン】の記事でも書いたけど
ク○ニーは、自身のS○NY Music Japanでアップしたものでもない
バンドのアカウントからアップされたMVにブロックかけるし。
アニソンはshort verしか上げられない。
レコード会社にとっては、売上を左右する大事な商品なのはわかるが
それによる売上の低下もあるんじゃないですかね?
リスナーの興を削ぐ結果になってる部分も間違いなくあるんじゃないですかね?
後々出てくるけど"金(儲け)"のことしか考えないような企業なんて潰れっぞ←
いや、潰れちまえよ。
その商品に金を出して買ってくれる人のこと考えないとよ。
海外のレーベル見てみろよ。
日本とは市場規模が違うとはいえ、ブロックするだのshort verしか上げないだの
そんなの見たことないわ。
いやー、海外の音楽シーンは恵まれてていいなぁ
 
 
 
鈴木:
テレビ局も同じですよね。
どういうわけか大手広告代理店も音楽出版社を持って力を持つようになって、
お金儲けの道具になっている。
だから昨日・今日で作詞作曲を始めたような連中にも曲を発注するんです。
それで集まってきたカス曲の中から、売れそうなものを
音楽も聞かないA&Rが決めているというのが実情なんです。
そのため、しょっちゅう盗作騒ぎが起こるし、
似たようなメロディばかりになってしまう。

 
 
…今の世の中に流れる、ランキングを賑わしてる曲のがよっぽどカス曲じゃね?←
まぁ、それは置いといて。
 
詳細は言えませんが、仕事でWebで配信する用の番組の編集とかやってるんです。
その中には当然、音楽番組なんかもあるわけですが
以前「今はライブがすごい!ライブで稼ぐ時代!」みたいな特集があって
そこでライブ映像が使われてるバンドやミュージシャン
配信許可が下りなかった為、配信する際はその映像まるごと消すんです。
OA版ではあった特集が、Web版ではなかったことにされてるってこと。
ジャ○ーズなんかがその典型で、音楽番組で出る際、Web用はことごとく消す。
音楽業界の衰退はこういう部分でもそうだと思うんだけど
むしろ金儲けに走るなら、こういうのもバンバン配信すればいいのになとは思う。
 
 
 
-最近の音楽制作の現場はどのような状況でしょうか?
 
鈴木:(中略)
音楽が商品として売れなくなってきたので、まず制作費が激減していますね。
今までは音楽がダウンロードであろうが現物の商品だろうが、
人々が手元に置いておきたいものでした。
ところが今はいつでもどこでも誰もが簡単に音楽を
手に入れられるようになってきましたからね。
それに加えてお金を投じる価値のある作品が激減しています。
それで次は「音楽の聞き方はサブスクリプション(定額配信)になるだろう」と。

 
 
> お金を投じる価値のある作品が激減しています
 
どこぞの国民的アイドル()のせいかな?w
ともあれ、ここの部分は今まさにな流れよね。
まぁ、ワタシは定額制否定派ですけど←
ユーザーに対して、企業や世間が言うほどのメリットも見出せねーし。
以下、参照記事↓
iPod classic生産・販売終了→クラウドサービスに注力か?
配信? CD? どちらで買う?
日本国内での、ストリーミングサービスの今後や如何に



—クラウド化による音楽定額聴き放題サービスは、
ユーザーにはメリットが大きいですが、
業界の皆さんはもうそこに突き進んでいくしかないという感じなのでしょうか。
 
鈴木:(中略)
特にレコード会社のトップは、
「音楽を文化として残していこう、自分たちはその役割を担っているんだ」
ということについては全く忘れています。
とにかく金になればいい。
良いものを残していくという考え方が、
ほとんど害悪として捉えられているんです。
「ウチの会社に音楽に詳しい人間なんて要らないんだ」と。
それよりもマーケティングできる、「金になるものを見抜けるやつが欲しい」と
ハッキリ言うメーカーの社長さんも多い。

 
 
これがさっきの部分の繋がるところです。
このことが事実であり、大多数のメジャーレーベルがこの考えだとしたら
そりゃ今の日本の音楽シーンも納得だと言わざるを得ない。
そりゃもちろんリスナーの質の低下もあるとは思うけど、
その原因を作ったのは何だ?と言われたら、
こういう問題があるからだという気もしないでもない。
音楽に携わった職に就いてるにも関わらず、
金儲けのことしか考えてねーなら辞めちまえ。

この問題が、昨今のフェス事情にも影響してんだろうなーとも思う。
もうロック中心のフェスなんて無理や。流行の音楽集めたろ
と公言したサマソニ。それ以前にパンスプ
どちらもCreativeman
 
毎度毎度、客のことを全く考えてない運営、
フェスに限らず、単独公演すらテコ入れ国内バンドを呼ぶ
ご存知クソH.I.P.
この項に関しては、ここの右に出る者なしっす。
マジで、売上のこと"しか"考えてねぇ運営やラインナップ、対バンは
怒りを通り越して呆れるレベル。
 
H.I.P.ほどではないにしろ、割と客の反感を買うことが多い
FUJI ROCK主宰のsmash
Fujiは行ったことないからわからんが、
それ以外の単独公演とかは割と言われてるよね
 
今年は【SOF】もそうでしたかね?
"SCREAM" OUT FESTにも関わらず、EDMユニットBreathe Carolinaがトリってね。
別ステージでも、Redbullの権力に負けたか、HenLeeがトリってね。
主催であるTRIPLE VISIONが公式LINE垢を作り、SOF終了後にTL上にて

コアなバンドでも、EDM聴いてるメンバーが多いくらいEDM流行ってる!
「(BCみたいなEDMユニットを)これからもお客さんに届けたい…

みたいなこと言ってて、おいおいマジかよって思ったわ。
そちらさんの言うように、日本にも遅れたEDMブーム来てるし
ULTRA始め、EDMフェスも増えてきたよ?
でもSOFに呼ぶのは… 今年の客入り見たろ?反応見たろ?
流行ってるからって、元からのスタンス崩したら
上のクソプロモーター共と同じ道辿ることになるだろ…
来年もやるなら、今年TLPVから出した
August Burns Red トリにして、あとAlesana
もうじきリリースするBlessthefall
海外からはこの3バンドでええやろ。
みんな納得するぞ
欲を言えば、海外枠あと1~2コ増やしてくれ頼む
 
 
 
鈴木:
レコード業界では去年「違法ダウンロード撲滅」キャンペーンやってましたよね。
違法にアップされたものであった場合は、ダウンロードした側も
罪に問われますよ、と。1年経ってフタを開けてみたけど、
音楽の売上は全く伸びていなかった。
違法ダウンロードは減ったかもしれないけど、
減ったぶんが有料ダウンロードに向かったわけではない。
今は、違法ダウンロードをどうこう言っている人も少なくなくなりました。

 
ほんこれ。
だから日本の音楽業界は頭が悪いって言われるんです。
コピーコントロールCDもそうだよ。
どっちも何の意味もなかった。
音楽業界に限らずどこもそうだけど、
思考がバブル期、昭和、大正で止まってるような、
上層部にいる老害共をさっさと業界から消しちまえよ

進展なんて何も望めない。
 
 
 
—近頃はデータ配信がメインになり、「CDやジャケットは邪魔だ」
という感覚の若者も増えているといいます。
 
鈴木:
CDを開けてコンピュータに入れてリッピングして、
翌日には中古で売ってしまう。
これが紛れもない現実です。
その反面、数少ない本当にそれでもモノを持っておきたい
という人たちがいるわけですよね。
実は、アナログ・レコードへの回帰が起きているんです。

 
 
リスナーの質の低下って、こういうところもやぞ!
まぁ、これも某国民的アイドル()の売り方の弊がry
おたくらの好きなバンドやミュージシャンの血肉になるんだから
翌日に売るとかしてやるなよ。
アナログ世代ではないのでアナログ盤の価値はわからないけど
毎月CD買ってるワタシは今や、紛れも無く少数派なんですねわかります。
 
 
 
鈴木:
アメリカで2008年に始まった「レコード・ストアデイ」というのが
全世界に広がっているんですが、これは
「4月の第三週土曜日はレコード・ショップに出かけましょう」
という運動です。
最初は本当に小さなレコード店のおやじさんたちが集まって、
何とかお祭を仕掛けようとしたところ、
メタリカが「じゃあ俺達がライブやってやるよ」と出演を快諾しました。

 
こんな日あるんだ知らなかった。
日本でももっと広めようぜ、コレ。
んで、一人1枚でも、10枚でもCDなりアナログ盤なり買えばいいじゃない。
 
つか、Metallica かっこいい。
記事の後述では、ポール・マッカートニーもって書いてあるな。
日本が世界に勝てない背景として、こういう人がいないからだよな。
認知されてるのって"東北ライブハウス大作戦"くらい?
あれのラババンしてるような連中はちょっと敬遠したいけど
プロジェクト自体は良いと思う。
けど、第一は被災地の為であって、音楽は第一じゃないんだよな。
この前は横山健がMステ出たりもしたけど……
いろいろとやってる人はいるんだけど、
バンドミュージック界隈だと、国内での知名度に圧倒的に欠けるのが
何よりの難点なんだよなぁ。
 
 
 
—こだわりを持ってアナログ盤で聞く人たちの年齢層は
比較的高めなのではないかと思います。
年齢層別に戦略を変えていくということでしょうか。
 
鈴木:
そこで私達が実施している「ミュージックソムリエ」があります。
やっぱり、年を重ねるにつれ、どんどん音楽からは離れていくものじゃないですか。
そういう人たちに生活に寄り添った音楽との出会いの場を作る、
ということができる人たちを育成するのです。
(中略)
きちんとレコメンドができる人がいないといけない。
今目の前にいるこの人が求めている音楽はこれでしょ、
これが好きなんでしたら恐らくこちらも好きになりますよ、
という知識が求められます。

 
 
あぁ、オレがこことか個人宛にやってることか←
ブログの方はお察しだが、個人宛のは割と高評価をいただいてるんだよなぁ。
まぁ、友達レベルで知ってる人に伝えるワケだし
その人の好みを大体わかった上で伝えてるから出来る芸当でもあるんだが。
つか、メジャーはこんなこと一切やってないが
中小レーベルはこういった活動も割と盛んだよね。
招致活動はもちろんだけど、こういう音楽好きな人に向けてコンピ作りましたー、とかさ。
 
メジャーレーベルは、知名度ある音楽屋を集めるけど、マーケティングがクソ。
中小レーベルは、知名度の低い音楽屋をあつめるけど、マーケティングが秀逸。
 
こうして文字に起こすと、この差も±0になるような気もするけどなかなかね。
なんだかなー
 
 
 
メジャーレコード会社は、もう新曲を作るべきじゃない
鈴木:
これから出てくる10代・20代の連中のために、
僕らがやらなきゃいけないのはまず破壊です。
破壊して、更地にしてあげること。
彼らが絵を描ける状況にしてあげること。
そのためには、残しちゃいけない業界慣習は叩き潰さないといけないし、
先ほど話した音楽出版社のやり口は徹底的に糾弾していこうと思います。

 
 
あぁ、オレがここでいつもやってることry
冒頭にリンク貼った
日本国内での、ストリーミングサービスの今後や如何に】の最後の方で書いたように
1回更地にするってのは必要なのかもなーとは思う。
音楽業界は当然だけど、耳垢の詰まった国内のリスナーもさ。
1回「0」にしてからじゃないと、スタート地点が違いすぎたり、
逆方向みたりしてるしねー。
 
 
 
これからのアーティストに一番重要なのは、
ライブなりパフォーマンスなりができないとダメだろうということですね。
感動を与えてくれるモノを作るというのはすごく重要になっているし、
そのためにコンサートにかけられる仕掛けやAR技術はますます発達していく。
そこでアーティストがどういうパフォーマンスを見せられるか。
 
歌えないなら歌えないでいいけど、何らかのパフォーマンスを見せて
生でそこにいる感動を出すべきだし、71歳のポール・マッカートニーが
1回も水を飲まないで38曲を歌い切るというのは鉄人ですよね。
そういうものに触れたり、これから出てくるアーティストは
めちゃくちゃ練習しなきゃ駄目だし、人より秀でた何かを持たなきゃいけない。
そこだけは絶対に諦めてはいけません。

 
 
音源が売れないから、今の主な収入源はライブやマーチだってのもよく聞く話。
故にこういう部分が大事になっていくのは必然の気もするよね。
に、してもポールはマジでバケモノかよ…
歌唱法や、そういったジャンルやパフォーマンスの違いもあるだろうけど
数曲やっただけで肩で息して、ハァハァ言いながらMCしてる若手バンド
すげー多いのにw > 国内特に
どこぞのマッry…
じゃなくて、真ん中小文字のバンド名Mから始まるボーカルの人とかw
ともあれ、やっぱりそのへん大事。
でも、リスナーの質は低下しつつも、バンドの底上げは出来てる気もするし
今ってそこまでド下手なライブするバンドって少ないよね。
若手でも、海外のバンドマンからは賞賛されるバンドも少なくないしね。
まぁ、そういったものが広まらないのが日本なんですけど。



 
と、いうことでした。
 
メジャーレコード会社は、もう新曲を作るべきじゃない
 
ってのは、バンドが自分たちの作りたい・やりたい曲じゃなくて
 
会社にあれこれ言われて、会社がプロデュースする、
 
会社の"売上"の為の曲を作るべきじゃない
、ってことでいいのかな。
 
そういう背景も、みんな薄々は気付いてるから
 
インディーズの頃から知ってるバンドが、メジャーに行く時に
 
複雑な思いを抱くリスナーが多いんじゃないかなって。
 
MADNESS】の記事の時にも書いたことだけどね。


まぁ、このインタビューで言われてることを全面的に肯定もしないし
 
否定もしないけど、
 
企業だし、儲けがなければ倒産するのみ。
 
そういうことは百も承知ながら、
 
やっぱり音楽に関係するとこで働いてるんだったら、
 
自分たちの売上は二の次、三の次にしてでも、
 
自分たちのところに所属してるバンドの為、ミュージシャンの為、
 
音源を買ってくれる、ライブに来てくれるお客さんの為、
 
そういうホントに大事な部分を、
 
中小レーベルが当たり前のように意識している部分を、
 
メジャーレーベルや、レコード会社の人間には考えてもらいたい
っすな。
 
 
 
ところで、
 
この【ミュージックソムリエ協会】が何ぞやと、HPにいってみると
 
TOPページにいきなり、
 
このインタビューを受けた鈴木健士氏の訃報が…
 
しかも亡くなったの今月頭の話やぞ。
 
なんてタイムリーな…
 
ご冥福をお祈り申し上げます。
 
なんかこう、世の中を変えよう!とか、異を唱えるような人、
 
バンドでも、まだまだこれからだろってバンドが解散したり、
 
メンバーが早期に亡くなってしまったり…
 
こんなんばっかやん。
 
こういうのも何なん。
 
フリー○イソンの陰謀論なの?暗殺なの?←
 
絶対数が少ない上に、そういう人が亡くなるから
 
どうでも良いヤツばかり残って好き放題やりやがる。
 
 
…ハッΣ(゜Д゜)
 
ここでよく色んな方面に噛み付いてるオレも早死にするんやろか←
 
 
 
 
この記事の元となったPABLOにリプして、噛み付いた挙句
 
オレはまだまだバカだわ!って開き直ってたヤツがいたんだが
 
 
結局バカと頭いいやつってどっちが幸せなの?
 
 
たまにこの手のスレが立つけど、どうなんでしょうね?
 
知らなければ楽しめることって山ほどあるだろうし
 
逆に知ってれば楽しめることも山ほどあるだろうけど。
 
色々と知った分、楽しめなくなるってのもまた事実だよね。
 
一応、仮にも音楽ネタでブログ書いてるので
 
これを音楽に置き換えてみると…
 
 
何も知らない頃ってのは何もかもが新鮮で
 
一度、その音楽の、そのライブの楽しさを覚えてしまえば
 
どこへ行っても楽しめると思う。
 
でも、知ってる人や経験豊富な人ほど
 
ライブでのノリ方や在り方、周りの人にも気を配り
 
それはそれで良いライブができる空間を作ろうとし、
 
良い音楽を知るキッカケを提供しようとする反面、
 
ただただ騒げれば、ただただ聴ければ良いってもんでもなくなってくる。
 
 
知らない人は、その先にある音楽、ルーツになった音楽
 
そういったものを知って、もっと深く楽しむことはできない。
 
逆にそういった部分を追求していく人は
 
バカになって楽しむことは減るものの
 
まだ自分の知らない音楽、もっとすごい音楽がを知れる聴けるという
 
知らない人には絶対に味わえない楽しみをもつこともできる。
 
 
世の中には自分が知ってるより遥か多くの音楽があるのに
 
狭い範囲でも、楽しめる人と
 
知ってしまったが故に楽しめなくなった部分が出てきたけど
 
もっと深い楽しみを体験できる人
 
リンクを貼ったまとめサイトのレスにあったように
 
 
知ってはいるけど、バカにもなれる人
 

が、いちばん人生楽しめるんじゃないかとも思うのも事実です。
 
あなたはどっち?
 
 
 
こういう観点でいくと
 
信者って幸せ者なのかもなー。
 
知ってる人からは、信者が周りからどう見られてるか
 
どう言われてるかわかってる故に
 
あんな風にはなりたくない、あんなのと一緒にされたくない
 
と、いう道を行くことはできるけど。
 
それすら目に、耳に入らない信者たちは
 
目の前に自分の好きなバンドが、好きなメンバーがいればそれでいい。
 
周りのことなんて知らないわ!
 
目が合った!ボーカルの手さわった!キャー!
 
…幸せ者だなぁ(。-∀-)ハハ…
 
 
どっちが幸福度高いかって言ったら「バカ」かもしれないけど
 
幸福度の質や量をわかってるのは「頭いいやつ」なんだろうなぁ。
 
難しい問題だわ。


本日はこれにて。