死んだ… のではなく、殺された。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。





いきなり物騒な画像、物騒なタイトルにしましたが

まぁ、今日の主軸はこれなのでね。


明日から自分はライブ3連休\(^o^)/

の、ハズだったが

明日参戦予定だったBMTH来日キャンセル

明後日参戦予定だったATL/PVRISチケ入手出来ず

で、せっかく休み取ったのに

予定通り行けるのは月曜日のZHのみとなってしまいました。

どうも、トトです。


最近、自分の書く記事って

とことんツイッター民には向かないよな、と。

140字以内でマシンガンのように呟く速射型ツイ民と

10000字以内で核爆弾のように一撃必殺の威力重視なブログ

そうして大量の文字を読むことすらしなくなってきた

ツイ廃からしてみりゃ疲れちゃうよねって笑

ツイッター民向けに書いてるワケじゃないのでいいんですけど。

まぁ、今日はそんなツイッター民殺しの

長文になること必須な内容ですが

ついてこれるヤツはついてこい!ヽ(•̀ω•́ )ゝシャキーン←



個人的に年内のものは年内に!

と思っているが故に

/ アルバムランキング】や【レポまとめ】は

その年の内に収めましたが。

集計等の兼ね合いもあった各種音楽サイト等は、

今月中頃に続々と結果が発表されていましたね。


まずは激ロック


GEKI-ROCK RANKING 2015

2014はIssues が目を引いたけど

2015は、パッと見でいくとやはりBMTHが強い。

SOUNDWAVE 中止の余波で

まんまと日本含むアジアツアーは全キャンセルになりましたがね(# -д-)-3

そしてランキングに名前を連ねてるバンドを見るに

きっと自分と仲良くなれそうなのは

DJ KEN$UKE / DJ $HOTA / 山本 真由
 の、お三方3人。

山本真由さんは、フリーマガジンの方でも

インタビューやレビューで

自分の好きなバンド関連の記事でよく名前も見ますしね。

逆に無理だわ、と思うのはDJ Neeko


で、

昨年は「WORST INCIDENT」の項に注目し

洋楽低迷を挙げてる人の割に

おたくらDJばっかで、ロクに招致活動とかせんくなったやん

と、【2015年初の"おまいう"】記事を書きましたが。

それに比べりゃ

Unearth
Palisades
Ninja Kore
To The Rats And Wolves


と、2015年はそこそこ招致もしてくれた。

とはいえ激ロック主導なのはPalisades くらいだろうが。

Unearth の時はサポートだったし、

ニンジャとTTRAWはGO WITH MEが契約取れたからだろ。

明日から2daysのSmash Hit Combo もGWM系列だしな。

挙句、これは昔からだけど

激ロック系のライブは国内勢大量だしなぁ。

それで行くの躊躇う人、やめる人、少なくないと思うぞ。

メインがUnearth みたいな時は余計に。

しかも国内勢のラインナップも、客層の予想がつくようなのがまた…

まぁ『激ロックだしね』って言ってしまえばそれまでなんだが。

The Summer Set 呼んだ時みたいに

海外バンド4組とか連れて来てからだ、話は。

あの頃の激ロックツアーは輝かしかったな。

Donots / Vanilla Sky とか

Melody Fall / Forever The Sickest Kids とか

呼んでたあたりがピークだったろ。

DJイベ?の時だかの

どのバンドが好きですか?」みたいな客の写真を

よくTwitterとかで上げてるけど、

出てくるバンド邦楽ばっっっかりだもんな。

DJイベに関わらず、激ロック系のイベントの客層の特徴だろう。

Clothing垢がよくRTしてる連中とかもな。

だーかーらー

GO WITH MEバンドを激ロックで!


ってのはちょっと難色示したいワケです。

GWMとかレーベルも人も好きなだけに尚更、ね。

つか、GWMの推しメン(来日バンド)的に

何となく客層は理解はするけど… するけども!

それでも激ロック系で来日ってのが個人的にちょっとなぁ…

2年前の【Fail Emotions 】の時の客の入りを考慮しても

レーベル発の招致は、まだ厳しいんだろうなってのも

何となく理解はするんだけどもね(´・ω・`)

でも、ディッキ穿いたウェイ系キッズはお断りしていいですか…

って思ってしまうんよね。

だから、RNRで来日させようぜ←

ついでに言うと、今月のフリーマガジンなによあれ。

とうとう海外勢の記事0じゃん。

そういうとこ、結局今年も"おまいう"やんけ。

このままいくと、どんどんヒートアップしそうなので

それはまぁ\(・_\) (/_・)/置いといて



2015年の「WORST INCIDENT」を見ると

2014年の時より遥かに

国内における洋楽低迷

ってのを感じてるスタッフが多かったのが如実に顕れてる。

昨年書いた記事と同じく

じゃあDJイベ増やすんじゃなくて、招致増やせや!
マガジンに海外勢の記事載せろや!


って思いは変わらないんだが

きっとDJでも洋楽を流してないことはないと思うんだ。

それでも興味持つような連中が少なすぎるってことなんだろうし

余計にそれを肌で実感してるんだろう。

だから嫌なんだよ激ロックのウェイ系キッry


とはいえ、

こちらも最初にリンク貼った昨年のまとめ記事を書いた時に

アクセスが多かった記事や、検索ワードも初めて視野に入れてみたが

やっぱり多いのは国内バンド系の記事ってのは明白だった。

レビューとかの比率で言えば

圧倒的に洋楽の方が多く書いていたにも関わらず、だ。

ここに来てくれてる人たちの年齢層まではさすがにわからないが

自分と同世代、もしくはちょい上はいたとしても

HR/HM系をメインに扱ってるワケでもなし、

40代、50代が多いなんて考えにくいし。

やっぱり多くは10~20代、いても自分と同世代の30前後

このあたりがメインなんだとは思う。

若い頃しか音楽聴かない人が多い国だから

ってのを踏まえても、ね。



激ロックのランキングを見ても

ウチのアクセス解析の結果を見ても

やっぱり国内バンドを主としてる連中のアクセス

多いんだろうなってのは明白で。

国内バンドも聴くけど、やっぱり洋楽も好きで、

海外バンドの国内での低迷っぷりを憂いている人なら

きっと誰もが同じことを思っていることだろう。


そんな中、洋邦問わず、激ロックより遥かに

ちゃんとした"音楽"リスナーの読者が多いであろう

AP JAPANの2015年ランキングも発表された。



AP READERS POLL 2015


激ロックは、言ってもスタッフ個人のランキングだからな。

APはリスナーに投票してもらってのランキングだし。

実際のランキングはリンク先で確認して欲しいが

やはり予想通り、ここでも圧倒的に強かったBMTH

キャンセルはやむ無しとしても、この結果がバンドに届けば

より早期の再来日にも期待が持てるかもしれない。

BreakthroughAs It IsPVRISNeck Deep

この3バンドで迷ったのは、

自分もAP読者も同じだったんだな、と。

BMTH以外は、激ロックの記事でも、そんなに見かけないバンドが多い。

ほら、こういうことやろ。

ラウドなバンドじゃないったって

ラウドじゃねぇ国内バンドその他の記事あれだけ取り上げといて

そんな言い訳は微塵も通用しないわな > 激ロック

意外だったのは、AP読者層はワ●●クの音源聴いて

ライブにも行ってる人が結構いたんだなってこと。

まぁ、だからこそオレみたいな偏屈な人間の結果より

より平等性があり、リアルな結果が出た証明なんだろうけど。


激ロックに限らず思うんだけど

国内バンドが好きなヤツから、洋楽へ

ってのは、もう無理な気がする。

KRI、IG、RNRのライブで見るような

洋楽ライクな国内バンドが出るようなイベントやライブ、

またはそこに行くような人たちは別としてもよ?

昨今の国内バンドが好きなヤツ自体が

洋楽に全くと言っていいほど興味持たねぇんだもん。

ライブに来たって、曲聴いたって。

こういう音楽メディアが言ってもダメだし

挙げ句てめぇらの好きなバンドのメンバーが言っても興味持たない。

お手上げでしょ┐(´д`)┌

だったら同じ洋楽畑から、新たな洋楽を好きになるような人を

発掘するようなイベント、ライブ、ラインナップにした方が

バンドも客もwin winな気がするけどなぁ。

そういう点から考えると、激ロックは真っ先に候補から外れるし

H.I.P.なんて論外中の論外論外クソ論外。

なーんてイベンターや呼び屋をたこ殴りにしてはいるが

それ以前に変わらなきゃいけないのはこっち側、

客やリスナーだけどな。

こっち側が変わらなきゃ何の解決にもならない。


って、AP読者にはちゃんと洋楽リスナーいるんだなぁ

なんて安心してもいられない↓

洋楽市場の衰退がヤバイ、CD数量は前年比27%の減少
一般社団法人「日本レコード協会」が
「2015年の音楽ソフト生産実績」を発表
CDの数量は1億6,784万枚で前年比99%
洋楽は73%、邦盤は104%


えぇ…(´・ω・`;)

洋邦問わず、今のシーンの有象無象感は確かにあるが

それにしてもこれは…

有象無象云々の前に、聴くことすらしない人が

爆増してるってことじゃないのかね…

挙げ句、

オリコンシングル1位、951枚 (2016.01.11付) 史上初めて1000枚を割る
(もみあげチャ~シュ~)
唇にBe My Baby / AKB48
発売日: 2015年12月09日
推定売上枚数:951枚
キングレコード


国内ランキングをぶっ壊した張本人だろ?ざまぁねーな

と思うことは簡単なんだが

根底からぶっ壊した連中でもこんな数字に成り下がった。

洋楽うんぬんの話の前に

日本人、どんだけ音楽から興味なくしてんだ。

つか、それはまだ良いとして

今までも散々色んな記事で言ってきたけど

No Music No Life()
ライブは生き甲斐()
@の後ろは次のライブ情報()
好きなバンドからフォロワー増やし定期ツイート()


とか、バカッタry

否、Twitterでよく見かけるこういう阿呆共は、ウェイ系キッズ共は

ちゃんと音源"買ってる"のかね?

国民的アイドル様()がこんなんなってる時点で

それ以下のやつらの売上とかどんなよ…?

と、ちょっと驚愕するな。

大型フェスでメインステージ張るようなバンドの音源を

そこに来てたヤツが全員買えば

ランキングに名前出るくらいは売れると思うんだがね。

とはいえよく見たら"シングル"ランキングだし

いい加減、シングル至上主義みたいな国内マーケットも滅びろとは思うけど。

それに反発もせず乗っかって

シングル乱発するようになるバンドも同罪だわ。

そして、こんなネガキャン記事も↓


クリス松村「萎えました」洋楽ライブのスマホ撮影
(魁芸能ちゃんねる)

Adam Lambert のライブ記事なんて一般的な

ニュースサイトにはまず出回らない。

出回ったとして、こういうネガキャンキッカケの記事。

そもそも見出しの時点で

"Adam Lambert (アダム・ランバート)"の文字はなく

"洋楽ライブ"としている時点で

見出しで"誰か"を明確にしない、その上

洋楽"全体"がそうであるという印象を与えかねない。

見出しだけでも個人的にはマイナス情報しかないように思える。

この前の【coldrain@Zepp】で

これまで日本のファンのマナーが良かったから
今日まで撮禁でもやってこれた。
だからこそ、撮影を解禁してもいいんじゃないか


と言って、coldrainのライブは撮影OKになったけど

リンク先のレポの末尾で書いた危惧してたことが

Adam のライブで起きたってことなんだろう。

今も籍を置いてるかどうかは知らんが、一時期

あのQueen のボーカルにまで抜擢され、

サマソニ2014でも大いに盛り上がったのは記憶に新しい。



[サマーソニック]クイーンのライブが凄かったみたい】(NAVER)

と、海外ではかなり有名な人物のライブでさえ

ネガキャンでしか取り上げられない。

こういったメディアのクソっぷりが

国内での洋楽シェア減少の原因のひとつになっているのでは。

音楽後進国ここに極まれりだぜ。


と、色んな要因が複雑に絡み合ってはいるが

国内のシーンが廃れるのも半ば仕方のないと思えることも多くて。


●洋楽フェス/洋楽Actメインのライブへのテコ入れ国内勢
●テコ入れをしないとチケットが売れない国内リスナーの質の低さ
●↑それに頼るクソプロモーター
●洋楽を取り上げないクソメディア
●誤字・脱字・誤情報の絶えない昨今の音楽メディア
●国内バンドは英語表記するのに、海外バンドはカタカナ表記するクソメディア
●挙げ句、カタカナすら間違ってるクソメディア
(ex. Chiodos(チオドス)を"チャイオドス"とか書いたR○69にはさすがに笑った)
●売れ線、知名度あるバンドしかまともにプロモーションしないレーベル
●海外バンドへの冷遇半端ないクソメジャーレーベル
●所属バンドのMVに制限(ブロック)かけて見れなくするクソメジャーレーベル
●洋楽を聴かない自称音楽好き()共
●自分の好きなバンド"しか"興味ないクソ信者共
●自分で調べることもしない、調べ方も知らない自称音楽好き()共
●音楽(音源、チケット、マーチ)に金を出さない自称音楽好き()共
●友人でも知人でもない赤の他人が、譲ってもらう側なのにチケット代割引前提で交渉持ち出す厚顔無恥な阿呆
●暴れることしか頭にない脳筋自己厨ハーコー/ダイバー勢
●顔ファンクソ女共
●ラインナップが全く変わり映えのない国内フェス
●そんな国内フェスの乱立
●出てくるバンド、メディアに取り上げられるバンドの有象無象感
●ツーステに命をかけてる客層とそれをターゲットにする国内バンド共
●リスナーの求めるものより"自分たちのやりたい音楽"で自滅するバンド
●SNSで自爆するバンドマン
●バンドマンよりリスナーの方が音楽に詳しい的な風潮
●メジャー契約orキャリア長くなるにつれ、目に見えてヒヨるバンド
●卒論()とか言っちゃう、その行為を悪びれる素振りもない人間性の欠落したクソゲスバンドマン
●そういったものが全て罷り通っている国内の音楽シーン


挙げてみて思ったが

パッと思いつくだけで20個以上出てくるって…

そらシーンの繁栄なんて遥か先やん。

そう考えると「音楽は死んだ」んじゃなくて

音楽は殺されたんだよな。

業界によって、プロモーターによって、厚顔無恥なリスナーによって。

勘違いしてる項目もあるかもだが

熟考すればもっと出てくるって思ったら余計に。

日本に限らず、ってのもあるだろうけど

日本だから、ってのもあるよなぁ。

そして同じことを思っている人もきっといるだろう。

いや、いると信じたい。



そんなこんなでね、

年間ランキングを見るのは楽しいけど

見るだけでは"終われない"ことも浮き彫りになるし

ちょっと調べれば、国内の洋楽低迷のみならず

国内の音楽シーン全体が虫の息のようなこともわかる。


如何ともし難いことではあるけど

途中で言ったように

リスナーである自分たちが変わらないと状況は好転しないと思う。

ってことを考えたら、

こんな状況でも海外から来てくれるバンドにはホントに感謝だし

連れてきてくれるイベンターやプロモーターも

頑張ってくれてるところも少なくないと思う。

良いレーベル、良いバンド、良いライブってのは

ライブの客層を見れば大体わかる。

だからこそ、客であるこちら側が変われば

国内のシーンも、海外の来日事情も、

果てはフェスやライブのラインナップでさえ、

リスナーの望む形に近づけることも出来るかもしれない。

そう思えば

やっぱ繁栄させるも衰退させるも客やリスナー次第なんだな、と。


最近やった性格診断で

敵が5人いると仮定すれば
味方は確実に10人位は居るタイプです。


という結果が出て、それが真実だと願うばかり。

2016年もまだまだ始まったばかり。

少しでも今のシーンが好転するよう、繁栄するよう

小さくても自分の出来ることをしていこう、と

改めて思いましたとさ。






過去記事からの参考資料
KNOTFEST JAPAN 2014 大反省会
2015年二度目の"おまいう"
腐ってるのは業界か、メジャーレーベルか
音楽性の変化による成功と失敗
海外のライブ事情と比較した、日本のライブ事情
時に子どもは大人よりも"大人"である