2019 LIVE REPO 7th.  BLARE DOWN BARRIERS 2019 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
前回のEarthists./Kadinja レポでは
 
謎のチケット高倍率のおかげで行けない
 
と、諦めていた今日のライブ…
 
2日前に友達からチケット譲渡の連絡が来て
 
大どんでん返しで参戦が決まりました\(^o^)/
 
それがコチラ!
 
 

coldrain presents
BLARE DOWN BARRIERS 2019
 
 
 
coldrainが主催する対バンイベント
 
BLARE DOWN BARRIERSが数年ぶりに開催!
 
今年は開催地の規模も拡大する中、
 
東京会場のラインナップは
 
coldrain
Wage War
Crystal Lake
 
と、今回のBDBイチ
 
ヘヴィなバンドが揃いました。
 
個人的な目当ては当然!
 
Wage War
 
新曲も発表し、今年3枚目となる
 
新譜リリースが確実視されるUSメタルコア
 
過去一度、前回3年前の来日の時は見てなかったし、
 
何なら当時はそこまで聴いてなくてスルーしましたが
 
今や間違いなく見たいバンドの1つになっていたので
 
本当に切望しておりました。
 
 
 
チケットを探してくれた友達、
 
その友達を介して譲ってくれた方には
 
本当に感謝しかない(´;人;`)
 
他会場のラインナップを見ても、個人的には
 
東京以外の選択肢がないラインナップだったので。
 
 
Wage War はもちろんのこと
 
昨年の武道館ぶりとなるcoldrainも楽しみだし、
 
August Burns Red, Fit For A King, Miss May I
 
という激アツなメタルコアバンドとのツアーを終えた
 
Crystal Lakeも大いに楽しみです。
 
 
 
来るのもStone Sour ぶりとなる
 
会場のZepp DiverCity Tokyoには、開場時間から少しあとに到着。
 
整理番号は1649
 
キャパを考えたら半分よりちょい遅いくらいだけど
 
譲ってもらったチケットに文句なんかあるかい。
 
来れただけで感謝だわ。
 
ただ、唯一の懸念材料が
 
Wage War 発表前からかなりの倍率だったのに
 
自分のようにWage War を楽しみに来る人が
 
どれだけいるのか、と…
 
入場待ちしてる人たち見ても
 
誰一人として海外バンドのマーチ着てないしさ。
 
Wage War どころか、CLマーチすら見かけない。
 
1人だけWarped (本家)のTシャツ着てる人いたくらい。
 
なんか、今回のBDBが最初から
 
無駄に高倍率だったのがわかった気がしました。
 
開演前にフーバスとかリンプ流れてたけど
 
それがわかる人が今日の会場にどれだけいたことやら…
 
そんな一抹の不安を抱えながら無事に会場入り。
 
物販をチラ見したけど、普段のデザインからは考えられないほど
 
Wage War のマーチがクソダサ日本仕様だったので
 
スルー余裕でした(。-∀-)
 
で、PA横のスペースを確保し、開演を待ちます。
 
てか、会場の大小に関わらずさ
 
ライブ前とか、転換中に流してるヤツさ、
 
Spotifyとかでプレイリスト作って欲しいな。
 
そしてセトリも。
 
文明の利器をどんどん活用しようぜ。
 
 
そんな会場のBGMの中で、最初のバンドが始まる前
 
めっちゃcoldrainっぽいサウンドで、
 
ボーカルもMASATOっぽい曲流れてなかった?
 
あれ、新曲かなぁ?
 
そんなことを思いながらも…
 
 
 
Crystal Lake
まずはアメリカ帰りのCrystal Lake
初っぱなから"PROMETHEUS"で殺しにかかります。
さらに続いて"SIX FEET UNDER"→"Machinaとかw
殺人的にも程があるwww
 
2ヶ月ぶりにオレらの故郷、日本に帰ってきたぜ!
"おかえり"って言葉がいちばん嬉しいな!
 
と、凱旋帰国の喜びを感じつつ、
しっかり新譜からも曲をプレイ。
ゾンバッ!ゾンバッ!
ゲバンバンバゲバンバンバオー!
のシンガロング必須な"Hail To The Fire"
そして少しの静寂のあと、機械ボイスの"HELIX"が流れると
フロアから大きな歓声が沸き起こり、"Aeon"へ。
『HELIX』の曲をライブで聴くのも初だったけど
Aeonはあれ、ライブでもちゃんと出来るんだな!
特に最後のブレイクの部分よ!
凄すぎて笑っちゃったw 楽さんスゲーwww
 
そして世界にCrystal Lakeを知らしめた"Apollo"をプレイし
ラストは"Lost In Forever"
今日はGideon コンビいないし、これやるなら
Wage WarBriton 来るかな?!(^o^ 三 ^o^)って思ったけど
RYOくん1人で全て歌いきりました。
てか、今日のこの面子で"アレ"もやらんのかい!
って思ってたら
 
coldrainがいるのにあの曲やらねーの?って思ってるだろ!特別だからな!
 
と言って、フラグ通りに
"THE CIRCLE"キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
よぉーーーやく!原曲通りの
THE CIRCLE feat. MASATO聴けた!\(^o^)/
高音パート、MASATOツラそうだったけどなw
いやー、しかし念願叶って聴けましたよ。
 
こうしてアメリカ帰りの疲れも感じさせず、
むしろ何倍もパワーアップしたようなライブを見せてくれました。
やっぱすげーわ、このバンド。
今、最も注目すべき日本のバンドはCrystal Lakeですね。
 
01. PROMETHEUS
02. SIX FEET UNDER
03. Machina
04. Hail To The Fire
05. Helix
06. Aeon
07. Apollo
08. Lost In Forever
09. THE CIRCLE feat. MASATO
 
 
 
 
Wage War
さて、今日は彼らを見に来たのです。
声を大にして言います。
今日はWage War を見に来たのです。
 
ライブは1stアルバムBlueprints 収録曲
"The River" からスタート!
ヘヴィなイントロ、そしてvo/Briton
GO!!!
という吐き捨てスクリームから開始。
1st曲ではまだまだ攻め感強いメタルコアで
まさかの原曲通りに咳き込みからの
ブレイクダウンやるとは思わなかったw
 
2曲目は2nd『Deadweight』 から"Witness"
ここでもBriton のスクリームから幕を開け、
どストレートなメタルコアをかましてきます。
この厳ついメタルコアサウンドに反する、
gt/vo.Cody のクリーンがまた良い味出してるんですよね。
おかげでクリーン導入もすんなり受け入れられました。
 
3曲目は再び1stに戻って"Alive"
バウンス必須なリズムから、ヘヴィなリフと共に
疾走メタルコアへと展開します。
Briton もステージを右へ左へ動きながら
野太いスクリームを披露します。
実際にBriton のスクリームを聴いてみると、
HNIBのIkepy的ビースト感あるな。
 
続いてBriton にコールされた曲は2ndから
"Never Enough"
ここではのっけから爆走メタルコアを展開!
We were!! broken!!!
という、至極のシンガロングパートも持ち合わせてます。
ブレイクダウンも激烈!
やっぱ現行シーンで活躍するメタルコアバンド筆頭!
ライブのクオリティがやべーっすね。
 
 
続くは歌もの曲となる"Gravity"
最初はマイクか、PAか、はたまた本人の調子か、
少し聴こえ辛かったCody のクリーンも
この辺に来ると絶好調!
てか、このクオリティが本来のものなんやろね。
彼のクリーンも何気に現行シーンで
上位に食い込むほどに耳触りの良い声よなぁ。
 
歌ものの次は、再びメタルコア色を出してくる
"Don't Let Me Fade Away"
Briton のスクリームとブレイクダウンから、
サビではCody の至上のクリーンを展開。
アップテンポなサウンドに乗るクリーンが
これまたとても心地良い。
 
そしてここへ来て、公開約2ヶ月で
YouTubeでの再生回数は160万再生を目前に控える
新曲"Low" をプレイ。
Wage War 式メタルコアとCody のクリーンで送る
この曲も、これまでのWage War 節は健在。
この新曲を聴いて、新譜にも期待してる人は
決して少なくないでしょう。
ライブでもとても良かった。
年内に新譜リリース頼むよー!\(^o^)/
 
 
そして再び歌もの"Johnny Cash"
こうしたクリーンパートが多いの曲、
ミドルテンポな聴かせるメタルコア曲を作っても、
ファンに受け入れられるバンドは強いよね。
そういう曲を作れるセンスと、
やっぱりクリーンの強さは大きいでしょうね。
それがこうしてライブでも原曲まんまレベルで
歌い上げられるのも受け入れられる要因よな。
 
そしてあっという間にラストを迎えます。
最後にプレイしたのは2ndから"Stitch"
MIWを彷彿とさせる怪しいサウンドから、
Wage War 節の光る直球メタルコアへ。
Briton 大活躍のオールスクリームで展開する
アグレッシブなメタルコアをぶちまけて、
Wage War 2度目の来日公演を終えました。
 
01. The River
02. Witness
03. Alive
04. Never Enough
05. Gravity
06. Don't Let Me Fade Away
07. Low
08. Johnny Cash
09. Stitch
 
 
…やっぱり予想してたことが現実のものに。
まぁ、そもそもね…… Wage War 好きな人を
日本全国から集めたってZeppは到底埋まらんだろうけど。
やっぱ今回はね、Wage War 発表前から
チケットの倍率が高すぎた
それによって、ただでさえアウェイでファンの少ない
Wage War のファン、Wage War を見たかった人が
今日の会場では、より少なくなってしまった。
こればっかりはどうしようもないな。
そーゆーのはバンドにも伝わってるんだろうなぁ。
Briton が何度も何度も
How do you feeling!?!?
とフロアに呼び掛けてたもんなぁ(´・ω・`)
オーディエンスもそれに反応はするもののさ、
ライブに、曲に対するレスが薄けりゃそうなるよね、と。
 
そして、それだけチケットの倍率が高騰してる
coldrainのファンやリスナーにも変化が起きてるな、と。
Wage War のライブ中に、自分の近くにいた人は
フツーにLINEしてましたからね。
クソカップルなんてずっと話してたし。
たった1日だけでもWage War が来てくれたことは
本当に感謝してもし足りないけど、
彼らのその行動に対して、会場がアウェイ過ぎたことは
謝っても謝り足りないとこではあるよね…(´・ω・`)
自分は後方にいたから余計そう感じただけで
前方では盛り上がっていたと信じたいよ。
 
 
 
 
coldrain
今回はそんか客のノリ以外で、Wage War の時に
なぁーんか腑に落ちないことがあったけど…
CL → WW → coldrainと来て確信したわ。
日本のバンドがでけぇのか、
海外バンドが小せぇのかわからんが
ボリュームに明らかな差がない?
この問題、音源の方では既に
国内バンドの成果物は音がデカイ
ってことはわかってたけど
ここまでヘヴィなバンドが3つも続くと、
ライブでもこんなにも違うもんなんだな、と。
なおさら今日、自分がいた所はPAの真横だったからね。
もちろんPA的な詳しいことはわからないけど、
音量は間違いなく差があるのでは…と思いました。
 
 
なんてことを思いながらも、
ライブは新曲"Revolution"から始まりました。
"Revelation"がいつまで経っても読めない連中の為に…
ってのは半分冗談、半分マジなんだろうけど(。-∀-)
そんな皮肉の効いたタイトルの"Revolution"
coldrainらしいラウドロック前回の曲で、
シンガロングパート完備のライブ映え必須曲。
 
続けて『FATELESS』から"FEED THE FIRE"へ。
思えば2曲続けてタイアップ曲だなぁ。
この曲がタイアップしたアニメは爆死したけどw
しかし、こちらもシンガロングパートを擁する
ヘヴィなラウドロックナンバー。
 
 
良い気分だな!これだけラウドロック好きが集まってるのは良い気分だな!オレらがライブハウス行ってる頃はこんなことなかった。
これは歴史ですよ
Crystalや、オレら、ここにいるみんなが作ってきた歴史です
 
 
まぁ、今の日本でこうしたラウドミュージック、
ヘヴィミュージックな日本のバンドが、
Zeppや新木場でライブが出来るようになって、
尚且つそれがsoldするのは彼らの活躍あってこそ。
それは確かに間違いないし、証明してきたことよね。
 
 
みんな、速い曲は好きですか!
 
と、言うMASATOの煽り。
これが出るってことはもう最近は定番よね。
"F.T.T.T"
そういうサークル必須な速曲だったらさぁ
"Inside Of Me"をやってくれてもいいんだぞ?←
 
 
CrystalとWage Warのあとにしてはお前ら元気だな!
 
そらそーよ(。-∀-)
CrystalとWage War なんて盛り上がりに
差がありすぎたでしょうよ…笑
ついでにボリュームも←
 
今回のメンツを組んだときにさ、やべぇ、叫びすぎ、ヘヴィ過ぎるなって思って。
だから今日オレらは敢えてちょっと歌ものメインでいっていいですか?
 
って言ったくせに、そこからプレイしたのが
"Evolve" → "To Be Alive" → "Voiceless"とかw
歌ものやる気ねぇw
でもオレは『Until The End』好きだし、
もはや定番化してるEvolveだけじゃなくて
もっと『Until ~』からやって欲しいぞ。
そして何気にVoicelessがレア度『中』くらいの気がするから
ここで聴けたのは良かった。
 
そしてここでようやく歌もの2曲
"Stay"、そして"GONE"を続けてプレイ。
結局、今回の歌ものはこの2曲だけでしたw
歌ものって言われた時点でね、"THE WAR IS ON"や
"You Lie"、"THE STORY"、"8 AM"とか浮かんだけどなぁ。
てか8 AMなんか単独でも超レアなのに、
こんなとこでやるワケないんですがw
 
で、今やすっかりWALL OF DEATH鉄板となった
"24-7"をプレイし、"ENVY"を挟んでラストへ。
 
Crystalがいるのに、ここで呼ばないワケにはいかないでしょう!
 
と、RYOを呼んでの"The Revelation"
feat. RYOのThe Revelationは個人的には初見だったけど
そんなガチの人出しちゃったら、
さすがにMASATOのスクリームは見劣りするなぁw
いや、MASATOもこのシーンのボーカリストでは
上位の実力を持ってると思うんだけど、
やっぱり武器としてはクリーンのが強いじゃん。
それをねぇ…こんなスクリームガチ勢のRYO出ちゃったら
そらMASATOさん見劣りするよw
MASATOに比べたらRYOのスクリームが
マジでゴリマッチョすぎるw
いや、でもコレは良いもん見れたw
 
 
で、やはり日本バンドはアンコール長い(。-∀-)
そんなこと思いながら待ちつつ、
ようやく応えてくれたcoldrainが出したのは
"FIRE IN THE SKY"
CLが"Hail To The Fire"やってるじゃん?
coldrainも前半に"FEED THE FIRE"やってるじゃん?
ここで"FIRE IN THE SKY"じゃん?
燃えすぎだろw
これでCLが"The Fire Inside"やってたら大炎上だわw
 
そしてスーパーシンガロングナンバー
"NO ESCAPE"を披露し
 
Crystal Lake
アメリカから帰ってきてすぐなのにライブ出てくれてありがとう!
Wage War
この1日だけの為に来てくれてありがとう!
 
と、今日の出演者に感謝の言葉を述べ、
最後はやっぱり"Final destination"
フェスの最後や、本編最後はThe Revelation
アンコールラストはFinal destination
coldrainのライブはこれで終わらないとね。
 
 
01. Revolution
02. FEED THE FIRE
03. F.T.T.T
04. Evolve
05. To Be Alive
06. Voiceless
07. Stay
08. GONE
09. 24-7
10. ENVY
11. The Revelation feat. RYO
 
en
12. FIRE IN THE SKY
13. NO ESCAPE
14. Final destination
 
 
 
 
こうしてBDB東京編が終わったワケですが
 
んー……やっぱりこの日の為だけに来てくれた
 
Wage War
 
彼らにもう少し気持ち良いライブが、
 
オーディエンスが提供できてたらな…
 
ってのが心残りではありますねぇ(´・ω・`)
 
 
coldrainもね、昨年はCrown The Empire
 
そして今年はWage War を呼んでくれた。
 
Crystal LakeはTRUE NORTH FESを中心に
 
海外のバンドを呼んでくれている。
 
でも今、こういった
 
ポスコア、メタルコア系の来日はどんどん厳しくなっています。
 
その系統のバンドと言えば!だった
 
TRIPLE VISIONも、今やもう国内メインだし
 
結局、今年もSOFはないんじゃないかな…
 
そんなTRIPLEに替わって台頭してきたような
 
MHz FESTも、今年6月で止めることを宣言してる。
 
RNR TOURSも呼んでくれてるけど
 
それより少し人気、知名度に欠けるバンドがメインですしね。
 
もうね、このへんの
 
Warped あたりに出てたコア系バンドを呼べるのは
 
coldrainやCrystal Lake、Crossfaithのように
 
海外での活動経験があって、バンドとの繋がりがある
 
そういった国内バンドに限られてくると思うんです。
 
でも、彼らは当然のことながら
 
招聘活動がメインではない
 
呼んでくれたとしても、今回のように1日だけとか
 
何箇所か回る"ツアー"ではなく
 
非常に限定的な来日でしか
 
海外のコア系バンドは来なくなるんじゃないだろうか…
 
もちろん呼んでくれるだけ、来てくれるだけありがたいけど
 
その海外バンドが好きな多くの人が見られる環境は
 
今後、どんどん減っていくのかもしれないですね。
 
残念ながら、それが今の日本の取り巻く環境なんでしょう。
 
主催と客(リスナー)、両方を含めてね。
 
POP PUNK系はICE GRILL$やKICK ROCKがいるからまだいい。
 
でも、ポスコア/メタルコア系は本当に厳しいと思いますね。
 
 
 
 
で、今回はね
 
Wage War の客ノリ以外に…いや、以上に
 
ちょっと不完全燃焼というか、
 
モヤモヤしたことがあったんです。
 
事もあろうに主催であるcoldrainのライブに。
 
というか、MASATOの言葉に。
 
 
今回のライブ、割と序盤のMCで
 
2ヶ月間のUSツアーを終えたCrystal Lakeと
 
今回唯一の海外バンド、Wage War を取り上げ
 
 
Crystalは世界行かなきゃいけないんだよ!
> わかる
 
Wage Warみたいな世界でデカくなっていくバンドを、オレらは呼ばなきゃいけないんだよ!
> わかる。そしてありがたい
 
オレらはボーナスみたいなもんだったから
海外でやってみたい!っていう
> …は?
 
 
なんかMASATOのその言葉に少しショックを受けました。
 
言わなかっただけで、まだ海外での活動を
 
やること自体は思ってるのかもしれない。
 
この前まで海外行ってたのは、おそらく新譜のレコーディングだろうけど
 
今年も本家UKのDownload にだって
 
CLと一緒に出るじゃん。
 
今は海外でのライブは少ないけど、
 
新譜リリースしたらまた世界に行くかもしれない。
 
ホームである日本ほど多くはないだろうけど、
 
そうして海外で活動して、ファンも作ったじゃん?
 
日本で海外のバンドが来日することを望むファンがいるように
 
海外にもcoldrainを待ってるファンはいるんじゃないの?
 
今、世界に必要なCrystal LakeとWage War の名前を挙げたあとに、
 
自分たち(coldrain)の名前を挙げなかったのは、正直ショックでした。
 
 
オレらもまだまだ世界にラウドロックを広めていかなきゃいけない!
 
って、嘘でもいいから言って欲しかった。
 
いや、もちろん嘘じゃなくて
 
本気で言って欲しいのは当たり前だけどさ。
 
何だよ"ボーナス"って。
 
ショックだったし、ガッカリしたわ。
 
可能不可能は別として、世界と戦う姿勢を見せて欲しかった
 
まだまだ世界でやってやるって気概を見せて欲しかった
 
そもそもライブ中の撮影を解禁したのだってさ、
 
オレらがライブに行ってた頃は携帯なんてなくて
YouTubeもなくて、今ほど気軽に海外のバンドのライブ映像が見れるワケじゃなかった。
でも、今だったらファンが撮影した写真や動画が世界中で見れる環境にある。
それなら世界中にcoldrainのやべーライブを届けることもできるんじゃないか
 
って、撮影解禁したときのライブで言ってたじゃねーかよ。
 
その時の言葉、その時の意気込みはどこ行った?
 
世界を諦めて、日本だけにするんだったら、
 
もう撮影だってやめちまえよ。
 
オーディエンスの思い出作りの為だけに
 
撮影を許可したんじゃないだろうがよ。
 
 
 
それとも何?
 
 
 
Papa Roach に呼ばれたのも
 
 
 
Of Mice & Men に呼ばれたのも
 
 
 
BFMVに呼ばれたのも
 
 
 
Volumes/Northlane のツアーに付いたのも
 
VAPかワーナーに金積んでもらって
 
大人の事情で連れてってもらったっての?
 
"ボーナス"ってそういうこと?なぁ?
 
Warped も、Download も、Rock Am Ring も、SOUNDWAVE
 
その辺も全部"ボーナス"なのかよ?
 
 
 
 
Ozzfest でのOzzy のヨレヨレっぷりを引き合いに出して
 
こんなになってもステージで歌ってる
オレもこうなるまで歌い続けるよ
声が出る限り歌い続ける
 
いや、それも良いんだけどさ。
 
そんな何十年後の確定してない未来の話じゃなくて
 
"今"!"現在"の意気込みが聞きたかったワケよ。
 
海外にライブに行き、海外でリリースして、
 
無理だと思った、心が折れたんだったら
 
『オレらはダメだったけど…』
 
って、素直に言ってくれた方が何倍も良かった。
 
 
 
その言葉を聞いて……というか
 
聞きたかった言葉が聞けなかったおかげで
 
coldrainをサポートしていく
 
と思っていた心というか、根っこみたいのが
 
ポキッと折れたような気がしました。
 
それ以降、ライブ見ててもどこが気が乗らなくてね…
 
ライブが進むにつれて、どんどんテンション落ちていきました。
 
 
バンドを呼ぶってこと自体は
 
これからも続けてくれるらしいから
 
そこに対する感謝は多大にあるけども。
 
それより何より、海外に向けての活動、
 
世界で戦う姿が何よりも見たいんですよ。
 
日本のバンドがさ。
 
 
そういったことをさ、
 
結果、実現できなかったとしても、
 
実行してきたのがcoldrainだったし
 
MASATOの言葉だったからさ…
 
MASATOの真面目さなんてSNSや
 
ライブを見てれば一目瞭然だし、
 
ファンやリスナーと向き合ってるバンドだと思ってたからこそ
 
だからこそ、そんなMASATOの口から
 
海外へは"ボーナス"だなんて言ったこと、
 
世界と戦うってことを言わなかったこと、
 
ってのが、なんか余計に真実味を帯びてるように感じてね…
 
 
あながち間違ってないんじゃないかってね…
 
 
 
こんなもん
 
こっちが勝手に期待して
 
こっちが勝手にショック受けて
 
こっちが勝手にガッカリしてるだけなんだけどさ…
 
だから日本のバンドも、日本の音楽シーンも嫌いなんだよ
 
 
 
 
まさか来たかったライブに来て
 
こんな気持ちになるとは思いもしなかったけど
 
気を取り直して。
 
友だちのおかげで今日のライブに来れましたが
 
もう1つ諦めていたライブがあり、
 
そっちは2次先行で、自分で勝ち取りました。
 
そんな次のライブは…
 
 
 
 
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Crystal Lake “AGAINST THE ODDS”
@新木場STUDIO COAST