日本タイマッサージ連盟理事長エッセイ★人生は楽しんだモン勝ち!


だから、すき家牛丼並盛なら、受注後10秒で出てくる。早撃ちマックもびっくりだ!


これに対抗する『松屋』もスピード勝負では負けていない。発券器のボタンを客が押すや否や、厨房に設置した端末に注文メニューが表示され、客が着席する前に調理開始だ!メシの盛り付けもロボットだ。


飯盛り機の下に置いた、どんぶりに指示通りに『並』とか『大盛り』とかメシが、いやメシの塊がぼっとん、ぼっとん落ちてくる。アア、バックヤードは見たくない。


今日、出先で食った『すき家』、鮭・納豆定食豚汁つき大盛りメシサービス550円也、を支える効率第一主義の賜物だ。


いちよし経済研究所によると、牛丼の営業利益(売り上げから売上原価と販管費を引いたもの)は、すき家が約8%、松屋は約5%、吉野家は約3%と、牛丼にこだわるあまり先行のメリットを生かせていないという。


今後、各社とも、牛丼の単価を下げ、客を増やし、コスト削減と新メニューで利益を稼ぐ戦略だ。


さて、牛丼のように単価の安いものは、一秒間に2歩歩くことに代表される徹底したコスト削減と合理化で生き延びていけるかも知れぬが、さあ、我々のようなタイ古式マッサージ屋はどうだろう。


なにしろ揉む、叩く等単純なマッサージは既に機械化されているものの、ストレッチが入るタイマッサージとなると機械化は無理。第一引っ張りを機械がやることは危険。


ゆったりした施術のタイ式マッサージに於いて、施術工程の合理化は手抜きにつながるし、結局はタオルの洗濯、消耗品の仕入れなどバックヤードでの仕事の合理化しかないのだろうか?


マァ、一番の合理化は、指名をたくさん取ってくれるマッサージ師を入れることだが、こういう人はすぐ独立して行ってしまうからネェ・・・




Author 田中幹章(C)initially written on 23th Nov,.2010. Imitation of this essay prohibited.


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