大阪大学理系数学 | .

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さて、関西で予備校講師してたら必然的に阪大志望の方にたくさん出会います。とりあえず、傾向と対策くらいを書いていこうかなあ。

まず、大学入試問題は、外注したりしてるところ以外では、どんな学生を求めているかのメッセージでもあります。それを高校数学のカテゴリーに落とし込んでいるわけです。それを踏まえて傾向と対策を考えていきます。


1.数3重視

これは受験のことあんまり詳しくない人でも見たらわかりますが、特徴は、、5題中2題は数3分野が主体であり、文系の人には出題数や範囲の都合から強引に1題に落とし込んでますが、理系はそこで調べたい要素をしっかり分けている印象がありますね。

2題中1題はオーソドックスな数学3の問題。微分と極限などのセットです。わかれば高校数学の中で、ある程度のレベルまでは数3は簡単です。こういうときにこうする、ていう部分がわかりやすいからです。阪大でも、いわば易化した、といわれる年度では青チャートの例題レベルで十分対応できますが、基本的にはそこまで一筋縄にはいかないでしょう。しかし、小問分岐は概ねありますし、小問3題構成なら、2題までは解ききる力wまずはつけたいですね。高校数学の微積分は数学界全体で見たらほんの氷山の一角程度ものだそうですが、その辺りもきっちりできていなければ入るに値しないというようなメッセージかもしれませんね。

あと1題は何と言っても体積。

空間把握能力+粘り強い計算処理能力

が要求されています。特に、空間図形の回転などはかなりハードですし、空間領域としてxyzの不等式を作らなければならないようなケースもあります。そして、こいつを取れるかが勝負のカギを握っているといっても過言ではありません。後期試験がしっかりあった時代では後期に頻出でしたが、今はその部分をしっかり引き継いでいます。後期試験の過去問などでたくさんの問題に当たって、対応力を高めておきましょう!ベクトルや空間座標を使いこなすスキルも必要です。

あと、今年は本格的に新課程の問題に移行している大学が多いので、複素数平面なども十分なケアが必要です!


2.整数問題

難関国公立ならばどこでも頻出の問題です。かなりやりこんでいなければなかなか部分点を取るのも困難です。数3の問題で手が動かないことはあまりありませんが、こちらでは大いにありえます。あと、闇雲に色々やっても、部分点すらとれないことも最も多い問題といえます。
必要条件、十分条件、背理法などの事柄も多分に絡んできますので、論理的な思考力という部分を試したい出題者のメッセージもふまえつつ、試行錯誤して、解く糸口をつかむような資質も問われています。今現在ないものを生み出すには不可欠な要素ですので、阪大もそのような学生がほしいのでしょう。



対策

1.基礎力の完成
 受験生の夏までは、基本事項の定着を目指しましょう。公式等は、なぜそうなるか、公式等も理解したうえで覚え、使えるようにしておきましょう。

教科書→4STEP→青チャート例題の8割 

くらいは全分野できるようにしたいですね。

2.過去問演習など
 1が終われば、生きた問題を解く。出題者のメッセージの詰まった難関国公立の入試問題などで実践力を上げていきましょう。そのうえで、出願が決まった直前期には+整数問題、体積問題の演習を1日1題30分くらいかけてじっくり取り組みましょう。解説を見てもわからないような問題は引っ張らず身近な指導者に質問をし、納得したらすぐにリトライをしてください。あと、答案の添削はお願いした方がいいと思います。というのも、阪大でよく起こっているのは、

自己採点と成績開示の得点の差が大きい

ことです。論理が飛躍したり、答案に穴がある場合があります。模範解答を後で写したりすることは修正策としては悪くはありません。


簡単ではありますが、ポイントは挙げてみました。
重要問題などは動画などで対応します☆

以下は11月くらいにあげた基礎ムービー、いや、クソムービーです^ ^またちゃんとしたやつとります



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