とぶくじらが大切にしていること | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


とぶくじらの公演が終わり、
来年度に向けて、
「とぶくじらに入りたい!」と
言ってくださる声を、
チラホラいただきます。

来年度は新規の募集がないことを、
寂しく思ってくださる
新規の方もいらっしゃり、
申し訳なく思います。

新しい子たちとも出会いたい!
とぶくじらに興味を
持っている子がいてくれるなら、
一緒に遊びたい!

でも、とぶくじらで
大切にしていることを守るために、
やはり、無理はしないと決めています。

それは、
「子どもの心」の在り方です。

一人一人にそれぞれの思いがあり、
一人一人の成長に大切なこと、
必要なことがあります。

その一人一人の声に耳を傾け、
実現していく。

表現を通して、
喜びをふくらませる。

一人一人の在り方を内側からふくらませ、
あたたかな手を添えながら、
必要以上に声をかけすぎず、
みずからの力で伸びられるよう、
見つめることです。

2020年度、
コロナ禍で教室の人数が制限され、
最初は野外の練習でしたが、
それを子どもたちが楽しくしてくれました。

毎回毎回、
マスクや発声練習できないなど
窮屈なレッスンの中でも、
楽しい場を作ることを
みんなで培いました。

一人一人と話す機会が増え、
物理的にはソーシャルディスタンスでも、
一緒に過ごす心は密になりました。

素晴らしいな。

これからさらに、
こういう空間を作りたい。

そう思います。

それぞれの挑戦してみたい気持ちを、
さらに2021年度はふくらませたい。

私がどれだけ考えたとしても、
満足できない子や
不満が残る保護者の方もいます。

それは、理解しています。

でも、だからこそ、
できること、
したいことに、
一人一人に、
そして集団として、
たっぷり気持ちも時間もかけたいのです。

新しい子を迎えたいけれど、
人数が増える負担が、
団体としてまだまだ、
コロナ禍が明けない状況では
受容できません。

2021年度に
一人一人を包容できる
幅広い底力を子どもと共に膨らませ、
2022年度には、
新規の子も迎えたいな。

できるといいな。