『おだしプロジェクト』はこうして広がっておりますm(__)m | 『自炊力は人間力』おだしプロジェクト土岐山協子の〜「自炊はじめよう」ブログ

『自炊力は人間力』おだしプロジェクト土岐山協子の〜「自炊はじめよう」ブログ

おだしプロジェクト代表の土岐山協子と申します。
日々の徒然を書いております。『ゼロからはじめる自炊塾』という、大学生以下無料の料理教室をやっております。料理をする人が少しでも増えたら嬉しいなあ、と思っています。

皆様おはようございます

土岐山です( ´ ▽ ` )ノ

お忘れの方も多いでしょうが

土岐山、『おだしプロジェクト』という活動を
地味に致しております

どんなことやってるんですか
と、よく聞かれます

おだしプロジェクトってなんなんですか
ともよく聞かれます

結論から申し上げますと
女性が「感謝の気持ち」と「謙虚な心」を持つためのきっかけづくり

でございますm(__)m

だし関係ない!!

と感じますよね;^_^A

土岐山、思うんですね

戦後、日本は高度経済成長によって、豊かな物資を手に入れました

ただ、忘れるなかれ
日本は敗戦国なんです

日本の素晴らしい食文化は経済成長とは反比例するかのように崩壊しています
これはきっと勝利国の思惑通りなのだと思います

先日、『百歳の論語』でおなじみの
伊與田覚先生の第三回目の論語セミナーに出席しました

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6月で百歳になられました先生
とても百歳とは思えない程、お声も涼やかです

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セミナー後に行われた懇親会会場で、お名刺の交換をさせていただきました

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一緒に写真も撮っていただきました

先生はセミナーでいつも仰います

「母の代理はききません」

先生は百歳です
ですが未だに、先生が七歳の時にお亡くなりになったお母様のことを
鮮明なご記憶とともに嬉しそうにお話になられます

土岐山は問題を抱えた沢山の子どもたち、そしてお母さんと関わってきました

土岐山はその中で
人間形成にとって、「食」というものがどんなに大切かを気づかされました

だから「おだしをとって化学調味料を子どもに与えなければ健全な子どもが育つ」

って

そんなことは、ひとーーーーーっつも思っていません

確かに身体には、合成された化学調味料より、天然素材の方が良いでしょう

ですが、人間は心の生き物です
カロリー摂取や、栄養価だけを考えて口に入れるのは
「食べ物」ではなく「餌」です

口にする「食べ物」には
「愛情」が入っていないと
身体と心の栄養にならないと
土岐山は思います

そして「食べ物」には作り手側の心が全て反映されると思うのです

料理を作る時の気持ちが
「相手に幸せになって欲しい」
という思いと
「自分が一生懸命作った料理を認めて欲しい」
という思いとは

見た目は同じ料理でも

天と地ほどの差があると思います

作られた料理がどちらかを見分ける簡単な方法があります

「今は食べられない」

と伝えた瞬間

「あ、そう、わかった。じゃあ食べたい時に食べてね」
と、フラットな感情で冷蔵庫にしまい始めたら、前者

怒りだしたり、悲しんだりしたら、後者です

本当に相手を思って作ったものならば
相手が欲した時まで待てるからです

食べてもらえないことに腹が立ったり悲しんだりするということは
「食べて欲しい」という自分の欲求を叶えられないことが「嫌」だからです
それは自分中心な考え方です

自分中心的な気持ちで作られた食事は
子どもはその中に入っている心まで受け取ります

子どもに毎日のようにお金を与えて菓子パンやコンビニエンスストアのお弁当を食べさせているのは論外ですが

見た目の素晴らしい食事を作っても、非行に走る子どもが後を絶たないのは
お母さんの「心」の状態が料理に反映された結果によるものも少なからずあると
土岐山は思います

日本女性って
土岐山はとても素直で細やかな思いやりに溢れていると思うのです

だから

外からの情報や
見知らぬ人がテレビで話すことを

ついつい信じてしまう

でも、見知らぬ人が流す情報なんて
いい加減ですよ

そもそも長い間信じられてきた歴史でさえ
新たな発見で覆る時がある

情報が溢れすぎていて、尚且つ何が本物なのかわからないこの時代

今こそ
女性が見るべきは
自分の足元であると
土岐山は思います

あそこの奥さんが子育てしながら社会と関わって生き生きしている
私はなんだか社会から取り残されている気がする

そんなこと思わなくて、いい

そして、土岐山は
全ての日本女性に「幸せ」な気持ちになってもらいたい

なんで日本女性限定かって

好きだからです( ´ ▽ ` )

男性は男性の世界でなんとかするだろ( ´ ▽ ` )

「幸せ」な気持ちになるために必要なこと
それは
「自分自身が幸せだと思うこと」
に尽きます

自分自身が幸せならば
知らない人から何を言われようと
知らない人が「こうしなさい」
と言おうと

関係ないはず

女性にお願いがあります

自分が悲しいと思ったり、
悔しいと思ったり、
辛いと思うことがあったら

それをまずそのまま正面から受け止めて欲しいと思います
そして、なぜ自分は今こうした感情にとらわれているのかを
自分一人で、ゆっくりゆっくり
噛み締めて考えて欲しいと思います

嫌な感情から目を背けて、人のせいにして逃げ続けていたら
心は弱いまんまです

弱いと、人のアラを探す
自分は意見を人前で発信しないくせに発信している人の意見に対してケチをつける

それが楽な生き方だと思ったら大間違い

そんな人には誰も寄り付かなくなる
年をとり、若さや体力や気力がなくなった時
周りに誰もいなくなる

そんな人生を
誰にも送って欲しくはない

心は、少しずつ強くしよう
強くしたら、人にも優しくなれる
優しい人には人が集まってくる
優しい人は、そこにいてくれるだけでいいからだ

女性はとにかく、優しいに限る、と土岐山は思います

その優しさを自分のものにするには
人の為に強くならなくてはならない
強さは、優しさであり、愛情であるからです
愛情は
「感謝の気持ち」と「謙虚な心」
が土台となります

愛情を身につける為には
自分から逃げてはならない
自分の人生から逃げてはならないんです

自分の人生から逃げている人が作った料理は
人生から逃げる味がします

それだったら人生とガチンコで向き合って、子どもを養うために女手一つで日夜働く母ちゃんが、作る時間がなくてごめんね、と言いながら仕事の合間に買ってきた焼きそばパンとコーヒー牛乳の方が
よっぽど心の栄養になると
土岐山は思います


おだしって
日本女性の特性そのものだと思うんですね

料理を見ただけではおだしが使われているかはわからない
でも味わってみると、おだしのおかげでその素材の味を引き出していることがわかる

自分は決して出しゃばらないが、素材を引き立て、全体を調和させる
他の味ともケンカをしない

日本女性の特性そのものではありませんか

だから、おだしをとることをきっかけに
自分自身の女性としての特性を
もう一度、見直して欲しいと思っております

次世代を育てる女性が
遠くの情報に振り回されることなく
真の意味で強くなり
本来の日本女性らしさを取り戻さない限りは
真に「日本を取り戻す」ことにはならないと
土岐山は思います

本来、日本女性は
強くて優しくて人を和する
引き立てのおだしのようにあたたかな存在なのですから

そして
おだしプロジェクトは土岐山のものではありません
「お名前を拝借してもいいでしょうか」
という丁寧なメッセージを頂戴することがありますが

どーぞ!どーぞ!( ´ ▽ ` )ノ

沢山の方が
日本の食文化の基本である
「おだし」の香りと味に触れて欲しいと
心から願います

そして、いつも応援をして下さいます方々
本当にありがとうございますm(__)m

14日の日曜日に札幌で
「おだしプロジェクト」を開催してくださることになりました

札幌市にあります『浪花亭』さんという料亭さんが主催をしてくださいました

土岐山なんぞの話が人様の役に立つかはわかりませんが

とにかく精一杯のことをさせていただきたく存じます

こうしてじわじわとおだしのように
人の和が広がることも
おだしプロジェクトの目的の一つでありますm(__)m

参考までに
逃げると苦しくなる
苦しさと向き合って始めて
幸せで楽しい人生が待っているのだということが
こちらのブログ記事を読むと分かり易いかもしれません
かさこブログより

僕はバスケ部なのに毎晩野球のバットを素振りしてたんだ~好きから逃げたあの頃


土岐山協子拝