赤ちゃんとご家族を応援!!
ぽっかぽか♪看護師とことこです
はしかの話、パート2です。
実はアメブロの調子が悪く、編集できなくなりアップできずでした。
遅くなりましたが、
前の記事⇒はしかの患者さん急増中
でも触れましたが、はしかがこわいのは、合併症
合併症に脳炎、肺炎がなどなどがあります。
脳炎に関しては、発症にの1/6が死亡、1/3が神経障害の後遺症を残します。
(これ以外にも合併症はあります。)
これらは、はしか発症後、ともに発症します。
そして、もう1つ
亜急性硬化性全脳炎
これは、時間をおいてから発症します。
はしかを発症後、5~10年後
この病気の症状は、
はしか発症後2~10年後に
まず、行動の変化、学力の低下、性格の変化、意欲の低下おこり、歩行障害
その後2~4か月後 最初の症状が強くなり、けいれん様のふずい運動があらわれ
6か月~1年後 昏睡
この経過が早い人は4か月ほどでこん睡状態まで進むこともあります。
はしかにかかったことも忘れた頃に
昏睡までいって、回復することはありません。
これを予防するには、はしかを発症にしないこと。
つまり、予防接種ですね。
予防接種自体、いろいろな意見があります。
私も「絶対、予防接種を!!」
とは、言えません。
予防接種によって副作用がおきることも確かにあります。
体にあるものでないものを入れるわけですから、本当に良いともいえないし。
ただいえることは、この病気にならいことは、はしかにならないということしかないので。
このようにワクチンがある病気が急増するときは、ワクチン接種者が6割を切ったときだという説があります。
ちなみに昭和48~52年生まれの方がポリオの抗体がついていないのは、すべての予防接種の接種を控えたその時代の背景があります。
ポリオではなかったのですが、接種者に死亡した方がいらしたので、すべての予防接種を控える人が多かったようです。
はしかの予防接種は、小学校入学前までに計2回の予防接種が無料ですが、昨年4~9月の半年間の接種率は59%
60%を切っていたようですね
私は大学病院勤務中この病気を看たことがあります。
どんどん動けなくなっていく姿。
性格もどんどん変わっていきます。
はしかにかかったことも忘れているころ。
はじめは、「脳腫瘍?」など、脳系統の病気が疑われました。
実際、わかってもどうすることもできませんが・・・
良く予防接種の受けるかと迷う時に
「確率的にほとんどおきるかわからないもののために接種して、副作用になったら・・・」
と、聞きます。これは、病気の発症率が数パーセントなことが多いので。
私もそう思います。
でも、私の場合は、
「たった数%でも、うちの子がかかったらそれは、100%!!」
と、思ってます。
あとは、上にもかいたとおり予防接種受ける人が6割切ったら、病気の発症率は、ドンドンあがっていきます。
たった数パーセントでおさまっているのは、接種している方がいるから。
でも、我が家も10才の娘への子宮がんワクチンは受けさせてません。
まだ決めかねる状態だから。
どの予防接種も保護者が決めるしかないです。
そこがなんかおきたときにつらいですね
なので、決めた後は、もう悩まないで
『この子のために、私たち親が最良だと思って決めたことだから!!』
と、思ってくださいね~
我が子のためにしたこと、それ以上はありませんから
お子さんもパパもママも
心が元気!!で過ごせますように