2010年にアメリカで作られた映画『ヴィダルサスーン』

2日間トークショー付きのイベントに行く事ができました。
予約状況もかなり混雑してましたが生憎の雨でも会場はキャンセルを待つ人でこのとおり

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ハサミ一本で世界を変えた男の影響力は凄い‼はてなマークアップアップ


内容は1920年から2012年まで時代と共に駆け抜けたサスーン氏のドキュメンタリーです。


かつて私が十数年在籍してたサロンはオーナーが日本のサスーン認定講師だった為、サスーン哲学から技術の継承まで一から学ばさせてもらいました。

一般の美容師さんが見れない裏側や数々のヴィダルサスーン校海外研修も受講させて頂きフィルムをみながら改めて美容に対しての熱い思いを再認識できました。


前オーナーが買い集めたサスーン氏の著書や写真集をページナンバーを記憶してしまうほど読み眺めました。


写真集は分度器や定規が必要なジオメトリックなカットと作品が作り出された背景、著書には美容と健康と題してサスーン氏がいかに無駄なくストイックに生活していたかに世界中のトップになっても強靭な精神力、体力の為にこうでなければいけないんだと、頭を叩かれた思いでした。


そんな過去の著書の思いが今映像にてサスーン氏のコメントと共に再現され、ロンドンで観た映像家族をはじめ過去の秘蔵映像を観ていて涙が止まりませんでした。


皆様もこのフィルムに会ってしまったらヴィダルサスーンのテクニックを継承した人達に髪を切ってもらたくなるでしょう!!


『あなたの美しさは私達の喜び』を信念に数々の困難に紳士的に情熱を持って生きてきたサスーン氏。


作品を生み出すアーティスト達って風変わりで自分がどれだけクレイジーか訴えたりしますが、フィルムを観てなまりのないきちんとした英語を話す努力、磨かれた靴、プレスされたパンツでお客様と向き合う。

これが出来ない人はサロンに立たせない姿勢、彼の部下のコメントに
『サスーン氏は声を荒げて怒ることはなかったが、だんだん声のトーンが低くなった時が恐怖だった』と。


まだまだ紹介したいエピソードありますが興奮しすぎでまとまらないので(笑)一旦この辺で…
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