2013年の振り返り | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

2013年の蓋散歩の目標というか、新たに出会いたい蓋は以下の通りでした。それぞれ1個ずつ。

・防火栓
・燈孔
・私営会社の水道
・新種の萌え点

どうだったでしょうか?

防火栓

東京だといまだに私設の消火栓にそのような表示がされているようですが、消火栓の蓋の古いものにこのような表示がされているものがあります。こちらの記事「防火栓」のその例がありますが、残念ながら2013年は一つも追加できませんでした。その代わりというわけでもないのですが、教科書「マンホールのふた」の著者でイラストレーター/デザイナーで路上観察学界の林丈二氏からは、いくつかの防火栓の写真をいただきました。(林丈二氏からの戴きもの その5 防火栓)いつかどれかの残存確認ができるでしょうか?

燈孔

これは実現しました。記事はこちら(新潟市に燈孔蓋)。新潟に燈孔とは全く予想していなかったのですが、期待して探した都市はことごとくはずれでした。そんな放浪の記録をマンホールナイトで発表させていただいた2013年でした。(スライド


自分の発見ではないのですが、都内にWeb未発表と思われる蓋の新報告があったのも燈孔関係ではうれしい出来事でした。Caeruleaさんの発表記事はこちら→鳥越燈孔発見報告

私営会社の水道

こちらも一応実現しました。"一応"と書いたのは、2012年に現存確認している会社の蓋だからです。(記事→藤沢市の量水器古蓋:江之島水道、湘南水道、玉川水道)2014年も引き続き挑戦したいテーマです。

新種の萌え点

これは実現しませんでした。ただ、街角にある漢字の中に普段使っているものとは違う旧字や異体字が結構たくさんあることに気づき、そんな文字をメモっていこうことで、別のブログを立ち上げました。「散歩で出会った旧字・異体字・難字」です。 こちらもよろしくお願いします。


というわけで、ほとんど目標達成が果たせなかった2013年でしたが、良いなと思われる蓋にはいくつか出会えました。きりがないのですが、いくつかピックアップしてみると。。。
衆議院と参議院の電気蓋。(衆参両院マンホール)



桐生市水道の角型「人孔」蓋。(桐生市マンホール 水道人孔古蓋


都内の水道小蓋たち。(「荒玉水道町村組合の制水弇蓋 @池袋」、「澁谷町水道の蓋に出会いました。」「今度は目黒水道の量水器蓋。」)




そして鎌倉にあった横須賀海軍水道の「安全弇」の蓋。(鎌倉の横須賀水道 旧海軍蓋) など。



さて、2014年の目標はどうしましょうかねぇ。