23シーズンリーグ戦にかける想い vol6.ぱる | 東京大学運動会ラクロス部女子Celesteのブログ

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Celesteとはスペイン語で「空の、天の、空色の」という意味を持ちます。東大のカラーである淡青をユニフォームに背負い、どこまでも天高く上る無限の可能性をもったチームになりたい、頂点を目指せるチームでありたい、そんな思いが込められています。

こんにちは、4年のぱるです。

まず初めに、保護者の方々、OGの皆さん、コーチの方々やスポンサーの皆様、そしてCelesteの活動を見守ってくださる皆様、いつも応援ありがとうございます。日々多くの方々のご支援があってこそ、わたしたちがラクロスをできていることに改めて感謝申し上げます。


さて、先日行われました、リーグ第5戦 vs玉川大学の結果報告をさせていただきます。

vs玉川大学 15-1 win

長く時間がかかってしまいましたが、応援してくださる皆様にようやく勝利を届けることができました。
これでリーグのブロック内総当たり戦の東大の試合はひとまず終了し、残るはおよそ2ヶ月後に行われる2部3部入れ替え戦となります。


23Celesteの目標は言わずもがな、一部昇格でした。しかしリーグ開始から三連敗し、あっけなくもその道が絶たれてしまいました。

4年であるわたし達33期にとって、最後のリーグ戦。始まるときはもちろんワクワクしたし、でも始まったらすぐに終わってしまいそうで、始まってほしくない気もしました。リーグ開幕1ヶ月前、7月末らへんには、3日連続くらいでラクロスをしている夢を見て、夢の中のコート上で誰かに名前を呼ばれてびっくりして起きる、みたいなこともありました。

情けないことではありますが、4年になってようやく試合出場チャンスが回ってきたわたしにとっては、やっぱりどう考えても、リーグに対する熱量は今までで一番大きいです。だからこそ、目標が達成できないと決まった時のショックは大きかった。

でも、凹んでてもくさってても何にもならないんだよなあっていうのは、わたしのこの大学部活生活で学んだことでもあります。去年は1部2部入れ替え戦まで出場できて、奢っていた部分もあったのかもしれない。23Celesteの練習試合の成績はそこまで悪かったわけでもなかったのに、リーグであまりにうまくいかなくて、もう一回も勝てないんじゃないかと思ったこともある。玉川戦に勝とうが負けようが、下入れ替え出場は決定事項でした。
でも、「来年に繋げる2部残留」を新たに目標として掲げたから、そして大好きなこのCelesteのみんなと勝利を味わいたい。そう思って迎えた玉川戦でした。

この玉川戦で、わたしは4年になってようやく、リーグ戦で得点することができました。とは言っても、4qですでに10点以上の差がついている状況で、正直わたしが決めようと決めなかろうと東大の勝利は変わらなかったと思います。
それでも初めてシュートが入っとき、流石にちょっと泣きました。結果としてみれば、15点の中のたったの1点ではあるけれど、わたしにとっては大きな意味を持つ1点だったし、今後のわたしにとっても忘れられない1点になると思います。この涙は、単なる嬉し涙だけではありませんでした。

人に訪れるチャンスは絶対に平等なんかじゃない。
これは悔しいけども当たり前で、部活だったら、同じくらいのうまさのプレイヤーがいたら、試合に出るのは下級生の方です。今後のそのプレイヤーの成長とチームへの利点を考えたら当たり前です。そんなことに不満はない。
そんな中で、少しでも試合出場機会を与えてくれたHCの森山さん、そして、東大の勝利は変わらないであろうというところまで点差をつけてくれた他のプレイヤーたちに感謝の気持ちでいっぱいです。



試合後の歓談で、OGの先輩から、「今年のチームは、こういうチームだったんだね」と言われました。もちろん、第一戦の明学戦から、なんならkickoffから、23Celesteは23Celesteであったと思うけど、もっともっと、Celesteの良さ・強さを最初から出したかった。その姿をもっと早くから見せたかった。後悔してもしきれません。


入れ替え戦まであとおよそ2ヶ月。大きく成長した姿を見せます。
この今いる2部の舞台を残してくれた先輩達のために、来年以降の後輩達のために、来年のCelesteが一部昇格するために、そして自分たちのために、「来年に繋げる2部残留」を必ず果たします。

応援よろしくお願いします。




長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございます!
ぱる