こんにちは。

八月に入りましたね。 

さて、よく「アマチュアバンド」と大きく括られることがありますが、

「アマチュア」ってなんぞやと考えてみました。以下は私の私見ですので、
諸々ご勘弁のほどを。

かつて大手楽器店のバンドコンテスト審査員などもやらせて頂いた時期もありまして。

そこで出会うバンドのメンバーさんは、みんな熱量が高くて直向きで素敵な方々ばかりでした。 ワッチョイでも何でもなく、もう、みんな優勝!みたいな感じで。

それはさておき、音楽レッスンをさせて頂いていると、沢山のスタジオロビーに行きます。

そこでいろんな声が耳に入ってきます。
個人的には「アマチュアバンド」などと括らずに「バンド」でよくないですか?と思っているのですが、
ときにいろいろ考えるわけでして。


バンドはライブを行う以上、お客さんを呼ぶコトに注力します。

ですがお客さんの立場に立っていないバンドが多いですね。
お客さんは対バンの30分ステージを見に行くために

チケット代2000円  ドリンク代500円
交通費1000円くらい  食事したり諸々1000円くらい

最低でも5000円くらいはかかるわけで。例えチケット代無料でも30分ステージに
そうそうお金と時間を捻出して来場頂くには相当の熱量が無ければ難しいと思います。

結局、30分のショーに自信をもってお誘いし、また見に来たいと思ってもらえる
音楽、パフォーマンス、体制、サービスを構築しないとバンドは闇雲に
ライブを行い、時間とお金を消費してゆき、立ちゆかなくなります。

あえて言うならば「アマチュアバンド」として欠けている部分は
結構共通していて、以下に感じたままに書きます

★ バンド内での責任所在がはっきりしていない
以外とリーダー的なヒトが抱え込んでスタジオやライブハウスのブッキングをしていたり、デモテープなどDTM関係を一手に引き受けている。

★リハが練習になっている
あるあるですね。自宅練習をしてこない。バンド内でマスターリズム(みんなが共有する楽譜)が無い、もしくは作らない。これが無いとリハを詰められないと思います。

★監督的な人がいない。
これはバンドを向上させる上で、とても大切な事だと思います。
たとえば演劇では監督、脚本家、総合演出など責任をもって方向性を決め、
ショーを完成させるヒトがいますが、制作が入るライブ、コンサート以外では
ほぼバンドメンバー同士で考えていくしかありません。

音楽の善し悪し、バンドサウンドの方向性やショーの構築など客観視できる存在がいません。

バンドリハにプロミュージシャンにはいってもらい、的確なアドバイスを受けることは
非常に重要かと思います。

ということで
バンドの向上を図るために是非、ご相談ください。
素晴らしいミュージシャンの方々にアドバイスを受けてみるのはいかがでしょうか。
厳しい意見も出るかもしれませんが、それがときにバンドのウィークポイントだったりします。

【ミュージシャン紹介】

【なんでもお気軽にご相談はこちら】



あとは余談というか、希に見かける「スタジオロビーあるある」です。

★ロビーでだらけまくってる。寝てる。ジャージで遅刻している。
★お客さんを「客がさぁ〜」と、どこかの玉座からしゃべっている。
★なんだか、ガン付ける。
★なんだか、横柄。
★なぜか隠しながらビールをのんでいる
★やたらシート席に座りたがって土足で寝そべる。(家でやれ。)
★置きタバコをする。
★「おれの人脈があああ!!人脈があああ!!!」と人脈人脈言う。(普通はいわない)
★ロビーで速弾きを披露し出す。
★置いてある音楽雑誌を勝手に破いて持ち帰る。
★ロビーでレコーディングを始める(そんなんで良いテイクなんぞ録れんわ!)
★その声の大きさでの会話は「和民」でどうぞ。
★リアルガチな解散話が始まる。
★3対1で糾弾大会がはじまる。
★もうゲホゲホいってるのにチェーンスモークをする。
★スマホの着信音がバンドの曲。しかもサビ。
★腰に付けているチェーンがテーブル上のいろんなモノに引っかかってる。
★ロビーにライブ情報ポスターを貼るも、だれが行くのだろうか。
★ポスターにサインを書きたがる。
★たまにスゲ〜有名なミュージシャンがいらしてビビる。
★久しぶりにバッタリな方と遭遇してもSNSで近況は把握済。
★店員さんが真空管アンプをバラしだしてハラハラする(放電させてからさわってね。)
★なぜか吉野屋よりすき家弁当が多い。

では失礼します。