みなさん、こんにちは

ボディメイク、パーソナルトレーナーTOMOです。

全然更新できていなかったです~。
今年もトレーニング楽しみましょう~!!


さて今日は女性の下半身作りのポイントについてです。


まず下半身作りで知っていてほしいことはこれです。

⑴トレーニングすることがボディラインをキレイにすることは何となく認識されてきた様に思います。その中でも下半身のボディメイクとなると、スクワットやランジが選択されがち。しかし女性にとって負荷の大きい下半身トレーニングは必ずしもヒップラインをキレイにするトレーニングではないのです。「下半身」と大きくくくらずにピンポイントなトレーニングも必要になります。

⑵もしあなたの(もしくはクライアントさんの)前モモが大きく張っていてお尻がフラットだったら、、、下半身と捉えずにお尻だけのトレーニングの日を作るべき!





細いだけの下半身ではなく、しっかりと筋肉のついた健康美を目指したいところ。
トレーニング=ボディビルダーのやることって考えももうなくなってきていますね。
万人に必要なのが筋力トレーニング。

でも、何となくがんばっても筋肉はついていきません。
ムキムキにはなりたくなりから私は重りはかけたくない!では筋肉はついていきません。

また、トレーニングは必要だと分かってはいても、なんかうまく筋肉がつかない、またはなぜか前モモばかりついてきて脚が太くなりお尻はぷりっとしてこないという方がいればトレーニング方法がちょっと違うかも!

変わらないなら、もういいや!っと全てを諦めてしまう前に、目的、目標にあったトレーニング方法を正しく選びましょう!

まずは女性のトレーニングで知っていて欲しいことがあります。

筋力トレーニングがボディメイクにはかかせませんが、下半身のコンパウンドトレーニング(スクワットやランジ)のみがヒップラインをキレイにするかというと多くの女性でそうではありません。

たくさんの筋肉を使う動きの代表がスクワット、ランジ、デッドリフトなどなど。
もちろん筋肉ついていくと思いますが、多くは前モモ、背中、ハムであってお尻ではないことが多いのです。

それは、女性は男性よりも一般的にお尻に効かせにくいのです!

お尻は使えていないまま、どんどん重くしていったら、いつも使っている前モモがどんどん使われていきます。そこでしか耐えられないからです。
重くしていけばいくほど、前モモが多くの動きをしてしまい、筋肥大につながります。
前モモがはってお尻はフラットなまま変わらないというパターンです。

正しいフォームでデッドリフトやスクワット、ランジをやれたとしてもお尻の筋肉が最大限使えていない人が女性では多い。これは生物力学の面からいっても女性と男性では違いがあるし、どんなに正しいフォームでも使う筋肉に多少の違いがでてくるのです。

筋肉がしっかりついている脚が悪いわけではありませんが、お尻が使えない事が問題です。
だったら確実にお尻の筋肉が使われるトレーニングをする日がほしいです。



どうしても前モモを使ってしまいがちの人は次のうちどれかにあてはまります。
⑴生まれつき前モモ使いやすい骨格や体型をしてる

もともと男性に比べて、女性は骨盤前傾になっていることが多く、また骨盤が広いため、骨盤から内側の膝に角度(Q-angleっていいます)があります。



女性は男性に比べてこの角度が大きいため、同じトレーニングをしてもお尻が使われにくいです。

⑵下半身のトレーニングでお尻の筋肉のアクティベーションができていない。

下半身と捉えてしまうと、お尻は使われにくい。もともと日常生活でお尻の筋肉ってつかわれていないことが多いです。座っている、立っている。どちらにしても意識しないと使えないです。これがトレーニングになった途端にお尻の筋肉が使われるわけではありません。いつも寝ている筋肉はしっかりと起こしてからトレーニングにはいらないと、普段からつかっている前モモがトレーニングでも使われるのです。


⑶スクワットやランジでは前モモに効いてる感覚が大きく、ヒップに効いてる感じはしないけど、きっと全部使われているだろうと何となくどんどん重いものをやってしまっている。

重過ぎて下半身全部使っている感じがする。。。という感覚の人は要注意。本当のヒップのトレーニングはお尻の筋肉だけ、「うわ~~~いたーーい」ってなります(笑)
トトジムでトレーニングしている人はみんなお尻おさえてうろたえます。。。。

次の日の筋肉痛もお尻にはものすごいくるけど前モモは心地よい疲労感で終わることが多い。
筋肉痛だけがいいことではありませんが、どんどん重くしてしまうとどんどんお尻を使う機会をのがしています。何となく下半身のトレーニングは行わないことが大事!

⑷スクワットやランジを正しいフォームでやることにこだわっている。

何をもって正しいフォームというのかもまた微妙ですが、骨格、筋肉の使い方によって効かせ方は人それぞれ変わります。正しいフォーム=お尻が最大限に使われているということではなく、自分の骨格に合わせ、種目、効かせ方も変わります。

みんながみんなスクワット=下半身のボディメイクではないのです。

もちろん大事なトレーニングではありますが、他のトレーニングとの組み合わせが大事。

今、トレーニングをしている方で、重いものは持てるようになったけどなかなかお尻ラインが変わらないという方。

解決方法はトレーニングをやめる事でも、軽~いピンクのダンベルに変えることでもなく、お尻のトレーニングの日を作ってみて下さい。

今まで前モモ使っていた分、最初は難しいかもしれません。
その場合はテニスボールやストレッチポールで前モモのこりを入念にほぐしてください。


もちろんカロリー消費という意味では下半身全体をトレーニングすることの方が大きいでしょう。
でもお尻が使えないことには、スクワットやランジなどのコンパウンドトレーニングでも使えません。イコール筋肉はつくけど、お尻の形はかわりません。
週4回くらいトレーニングしているならお尻だけの日をつくる価値はあります。

もちろんトレーニング初心者の方、または週1~2回のトレーニングの方はお尻しかトレーニングしないのはまた問題なので、この場合はヒップを起こしてからトレーニングに入ることが重要。


次回はお尻のトレーニングをする際のテクを紹介!
スマートにトレーニングができると面白いですよ!