iPhone4S発売二週間、利用iOSバージョンとiPhone端末のシェア比較 | スマホアプリ開発記

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iPhone 4Sの発売(10/14)から二週間が経過しました。iOS5のリリース、そしてiPhone 4Sの発売を受けて、iOSのバージョンシェア及びiPhoneの端末シェアを集計しましたので公開します。
(なお、データは弊社のiPhone向けコミック配信サービスのサーバーへのアクセスを元にした独自調べです)

■ iOSバージョン別シェア


iOS 5では、開発者視点からも魅力的なAPIが多数追加されています。しかし、一方でこのAPIに依存したアプリを作ることは、iOS 4以下のユーザーを切り捨てることになるため、iOS 5がどの程度のシェアを持っているのか気になるところです。

まずは、発売二週目(集計期間10/21~10/27)のシェア内訳です。

中村智武のCTO記

iOS 5は4割近いシェアを持っています。しかし、一方でまだ6割がiOS 4.3以前のバージョンのため、iOS 5限定アプリをリリースするにはリスクがあるように思います。iOS 3系はもうシェア1%台という風前の灯火のため、ケアしなくてもよさそうです(うちは未だに3.0でも動作するよう頑張っていますが・・・)。

iPhone 4S発売後第一週目と第二週目の比較です。
中村智武のCTO記

iOS 5は一週間で10%近くシェアが上がっています。このペースであれば、11月中旬頃には過半数を突破しそうです。

■ iPhone端末別シェア


開発者視点では、iPhone 4と比較して特別にiPhone 4Sで気にしなければいけないポイントはほとんどないのですが、端末別シェアも公開します。
中村智武のCTO記
iPhone 4Sのシェアはまだ1割程度です。しかしながら、iPhone 4と合わせたシェアは86%と、9割近くに達しています。iPhone 4Sは3GSからの移行も多いと思われますので、9割を超えるのも時間の問題でしょう。