Amazonで恒例の「プライムデー」が今日明日の2日間限定で始まりました。
それに伴い、Kindleでもマンガまとめ買い20%OFFセールが開始。
折角ですので、この機会にぜひ読んで頂きたい作品を厳選して紹介します。
これだけまとめ買いセール対象商品ではないのですが、全3巻648円になっていたのでご紹介。
少女マンガ史のみならずマンガ史全体の中でも重要な意味を持つ歴史的傑作です。
発表から半世紀近く経っても決して色褪せない、人間・生命・宇宙への深い洞察を孕んだSF。
「宇宙の潮騒 悲しいまでに広がる星の海 一粒の真珠 ……地球(テラ)よ」
人類の至宝です。
これの電子版が出ていたとは……。
ハードカバーの紙版で全巻定価で買っていますが、その何倍何十倍もの価値がある珠玉の短編集。
ドラえもんでしか藤子・F・不二雄を知らない方は、その圧倒的な才気を改めて知るでしょう。
1500円で受講できる、極上の倫理の授業3冊分。
誰もが一度は人生で考える悩みや、哲学的な概念への疑義を迫力満点の筆力で描いていきます。
大人の道徳の教科書と言っても良いかもしれません。
同じ作者の熱血青春ラグビーマンガ『ALL OUT!!』とは全然違うベクトルですが、こちらも傑作。
『結ばる焼跡』、『松かげに憩う』など快作を連発する雨瀬シオリさんから目が離せません。
今年のマンガ大賞を受賞し、アニメも始まってますます人気に拍車が掛かりそうです。
全5巻というコンパクトさに対して、満足度は非常い幅広い世代が楽しめる傑作SF。
絶対にネタバレには触れないよう回避しつつ、とりあえず最後まで一気に読んで欲しい作品です。
絶賛される理由は読めば解ることでしょう。
ジャンプ系SFなら、同じくアニメの始まった『Dr.STONE』も外せません。
毎週本誌で読んでただただ「面白い……」と唸ってしまう、近年始まった作品の中でも屈指の名作。
また同じBoichi先生の『ORIGIN』も骨太で素晴らしいハードSF。
『Dr.STONE』に比べるとややマイナーですがもっと評価されるべき傑作です。
全10巻で一旦完結してますが、大いなるサーガの一部という位置付けだそうなので今後の展開も楽しみです。
現代版『ガラスの仮面』とも言われる演劇マンガ。
似ているようで実は大きく根本的に違う部分がありつつも、北島マヤを髣髴とさせる天才ヒロイン・夜凪景から目が離せないのは同じです。
特に、出たばかりの最新7巻は素晴らしいシーンが沢山あるのでぜひ読んでみて欲しいです。
ジャンプっぽくないマンガなのですが、こういう作品もあるので永遠のジャンプっ子です。
ジャンプの回し者のようになってますが、最新話を読んだらお薦めしない訳にはいかなくなりました。
連載開始当初は打ち切りの瀬戸際感すらありましたが、今やufotableの超絶作画でアニメにもなりファンとして嬉しい限り。
使い古されたテーマでもでもしっかりと味付けすればこれだけ面白くなるという良い見本です。
友情・努力・勝利はもちろん、深い優しさと哀切さがたまらなく胸を打つ秀作。
ここまで来たらついでに現在のジャンプ+の看板作品であるこちらも紹介しましょう。
時代物でありながら、山田風太郎作品ばりの異能者揃いでゲーム性もある設定の妙。
徐々に明かされる、舞台となる島やそこに棲むものども、秘宝の謎。
高い画力により生み出される魅力的な人物たち。
様々な要素が高い次元で絡まり、続きを渇望してしまうエンターテインメント性の高い名作です。
連載開始1話目を読んで「これは素晴らしい! 絶対来る!!」と大興奮。
1・2巻同時発売時には喜び勇んで布教に励み、すぐに発行部数6桁に達して破顔しました。
絵も物語もとにかく完成度が高く、青年誌のラブコメなのですが女性にも大好評。
キャラクターも皆魅力的で、読んでいてただただ気持ち良い作品です。
アニメ化もされ2020年に新作劇場版も控え、大分有名になってきた冒険ダークファンタジー。
非常に緻密に作り込まれた世界観、可愛い絵に反して恐るべき過酷さ、残酷さを湛える物語。
数十人にお薦めして来ましたが、面白くなかったという人はただの一人もいません。
ひとたびアビスに足を踏み入れれば、その魔力に取り憑かれること必至です。
「わたモテは8巻からが良い」。
ネット上の数々のマンガ読み達を魅了するそのクオリティは、正直序盤を読んでいた頃には想像しないものでした。
初期で脱落した方も8巻からの流れ、とりわけAmazonでも桁違いの☆5レビューがついている12巻にはすべてのマンガ好きに触れてみて欲しいです。
8巻から読んでも良いと思いますが、個人的には良さを味わい尽くすために1巻から通読するのをお薦めします。
なろう原作も異世界転生・中世ファンタジーだけではなく、こういった作品もある訳です。
中華的な国の王宮を舞台に、ヒロインが薬学知識を主体に謎を解いていくミステリ。
サンデーGXでも別にコミカライズされていますが、こちらのビッガン版はとにかく絵が魅力的。
今出ている4巻で丁度一区切りなのでまとめて読むには良いタイミングです。
「今最も熱量を感じるマンガは何か?」と問われたら、やはりこの作品の名前を挙げずにはいられません。
紙面からありありと演奏が聞こえてくるジャズマンガ。
全力で生きる人生の困難や喜びに魂が震え、熱い涙が流れます。
こういう作品があるからマンガという文化は素晴らしいんだ! と叫びたくなる傑作。
1巻の表紙だけ見れば「萌え系のゆるいバドミントンマンガ?」と思うかもしれませんが、とんでもない。
この作品も「今最も熱いマンガ」を考えるに当たってすぐに候補として挙がる作品です。
途中の絵柄の変化に若干戸惑うかもしれませんが、そこを乗り越えれば現在連載中のスポーツマンガの最高峰を楽しめます。
読み始めたら止まりません。
こちらも今熱いマンガの筆頭候補。
アートというテーマ、そしてそれに纏わる様々な想いや葛藤、努力や執念に焦がされます。
1巻の時点で数多くのマンガ好きを魅了して止まなかったこの作品ですが、驚くべきことに最新5巻まで更に面白くなり続けています。
3000円弱出す価値は十分すぎる程にあります。
まさかこれも対象タイトルになっているとは。
某国の大統領が異世界転生して縦横無尽に暴れ狂う作品。
それだけでも面白いのですが、単なる出オチで終わっておらず硬軟交えてしっかりとドラマを紡いでいきます。
画力も非常に高く設定も意外な程しっかりしているので、まだ2巻ですが今後アニメ化などを経て更にブレイクすることを予感しています。
現代ラブコメの頂点に君臨している作品。
序盤から純粋に面白いですが、ある地点から更に一気に加速していきます。
メジャーなラブコメマンガの中でもこれほど着地点が想像しづらいものもなく、どう転んで行くのか毎週ハラハラしながら読んでいます。
ちなみに私は長女派……………………でした(遠い目)
1話を読んだ時、「こんな完璧な1話は数年に1つあるかないかだ」と感じました。
ファッションという華やかな世界の水面下で迸る熱いパッションが、やがて世界を革命するほどの大きな奔流となっていくワクワク感。
大きな挫折や苦渋を乗り越えたその先で見える景色の美しさ。
100話&100万部突破ですが、この作品のポテンシャルはまだまだそんな所ではないと信じています。
Wikipediaに"書評サイト「マンガHONZ」に掲載されたレビューでは、本作は「30歳OLのリアルさと、非現実的なまでの12歳の美少年の可愛さが高次元でハイブリッドした稀有な作品」と評されている"と記されていますが、何を隠そうそのレビューを書いたのは私です。
常々マンガは絵より内容が大事だと思っているのですが、ここまでの圧倒的な画力に殴られると「やっぱり絵の力は凄いな」と思わずにはいられません。
とはいえ、『私の少年』は絵や「おねショタ」という目を引く要素を除いても、脇役も含めた感情の繊細な機微、心に響く言葉選びなど内容も最高だからこそお薦めしたいのですが。
心情表現に重きを置いた作品を読みたい方に特にお薦めです。
連載されている間は世界一面白いマンガ。
帰還を常に待望しています。
我が魂の在り処。
長きに亘り待ち焦がれていた戦いが始まり、今人生最高の時。
読めることにただただ感謝。
その他にも、
キングダム、刃牙、フルバ、3月のライオン、宇宙兄弟、ザ・ファブル、こち亀、キン肉マン、ダイの大冒険、封神演義、ジョジョ第5部、銀魂、ワールドトリガー、約束のネバーランド、きのう何食べた?、海獣の子供、進撃の巨人、ゴールデンカムイ、ウシジマくん、ドリフターズ、ゆるキャン△、ダンベル何キロ持てる?
など往年の名作から最新作まで幅広くセール対象になっているので、気になっていた作品にこの機会に触れてみてはいかがでしょうか。