生きてるだけで儲けもん | 株式会社ゴキゲンファミリー 代表取締役 長榮 潔 〜生い立ち・生き様〜

株式会社ゴキゲンファミリー 代表取締役 長榮 潔 〜生い立ち・生き様〜

2010.7.29 究極の焼き鳥家 ゴキゲン鳥 OPEN

2015.11 現在 ゴキゲン鳥5店舗

㍿ゴキゲンファミリー 代表取締役 長榮 潔

「何億光年 輝く星にも寿命があると
教えてくれたのはあなたでした」



2ヶ月続いた海の家もいつかは終わる

100年続いた企業だって潰れることはある

生涯を誓ったカップルも終わる時は終わる



命にはみな寿命があって

10代で亡くなってしまう命もあれば
100歳まで生きられる命もある
そしてそもそも産まれてこれない命もある




うちの3人目の子がお腹の中6ヶ月で亡くなってしまった。




こんな事ブログで書くか悩んだが
ブログで報告もしてしまったから書き残す事にした。


だからなるべく安定期に入るまで言いたくなかった

だけど、やっぱり人生はわからない
安定期に入ってもなんの理由もなくこんな事が起こるなんて


それが命となれば理由は「寿命」としか言いようがない



そしてとても悲しい事だけれど

僕は当然だと思ってしまった


この2ヶ月ずっと海の家のことばかりで家にもいなくて、妻は1人で2人の子供を連れて幼稚園の送り迎え習いごと友達付き合い
夏休みも僕がどこにも連れて行けなかったから必死に行けるところへ連れてってた

それに付け加えて帰ってきた時は自分のやりたい事でトライアスロンのレースにオーストラリア行ったりカナダ行ったり北海道行ったり


とてもじゃないが
良き妊婦を支える旦那ではなかった


体力的な負担は元より


神様は見ている


そして決断をいつも降す


僕なんかに3人目の子供を授けないと



当然の報いだ



人生はなにかを与えられる時にはそれなりの生き方をしてなきゃならない
必ず罰は当たる



ちょっと上手くいきすぎてると感じてた


1人目の時に不倫して家にも帰らず妻を苦しめたのに元気に産まれてくれた長女

女遊びが原因で2年別居して裁判までしたのに寄りを戻して

2人目ができた時にはそれなりに良き旦那をしただけで待望の男の子を授かり


世の中には僕なんかよりよっぽど良い行いをして生きている人がいいるのにそうでもないどころか行いの悪い僕ばかりがあまりに幸せを貰いすぎてると思ってた



だから今回の3人目ができた時にも単純に嬉しかったが心のどこかでは


「僕じゃないだろ」


そんな気持ちがあった


だからこんな事になってしまって悲しいけど


当然の報いだと思った



ただひとつだけ辛いのは人生が理不尽だと思ってしまうのは


その矛先の1番の負担が僕ではなく妻に行ってしまうことだ


6ヶ月になると産まなくてはいけない


ただでさえ辛い出産を「死産」という形で挑まなくてはいけない


子供を失った悲しみと
死産をしなくてはいけない辛さは計り知れないのに

なぜそれを女性が1人で背負わなくてはいけないのか腑に落ちない


僕が起こした行いの悪さで罰を与えるなら


僕に直接与えればいい


それは今回のことだけでなく会社の長をやっていてもいつも思うことだが



行いの報いは
精神的にも体力的にも全て僕に返せばいい








僕なら笑って乗り越えられる








神様がいるなら

人生の罰を与えるならば


お腹の中の宿った子供にでなく

せっかく頑張ってた妻にではなく


その矛先を僕に与えればいい



なのに神様は意地悪だ


僕ではなくいつも僕にとって大切な人に与える


神なんていないとつくづく思ってしまう



いや

神様がいるからそうしているのかもしれない

僕にとって1番辛い形で罰を与える



マフィア映画の最高峰

「ゴッドファーザー」でのラストシーンを思い出す。

直接罰を与えても痛まない人間には自分にとって大切な人に与える



神様は意地悪でもなく厳しいわけでもなくよくできていると思ってしまう。





今回はこんな形になってしまったが
この産まれてくることもできなかったかけがえのない命が次は僕ではなく産まれてくるべきところへ代わって命が宿り元気に産まれてきてくれることだけを心から願う



そしてあらためて感じたのは命の大切さだ


世界中では生きたくても生きれない人がたくさんいる


アフリカでご飯も食べれなくて死んでしまう子供

今もヨーロッパで難民として死んでしまう命

中東では理由もなくなく殺される家族


その一部が平和な日本でもニュースで流れインタビューで

「子供5人のうち3人がテロリストに殺された。2人だけでも守りたくて逃げてきた。」

と語るシリア人の父親がいた。

この平和な日本のニュースで見ればまるで5人が3人減って2人残れた映画の世界での他人事に聞こえるが、

現実では親が大切な子供を3人も亡くし
かけがえのないこれからたくさんの未来を描けた3人もの子供が命を落としている


でも僕らはテレビのこちら側で自分には関係のない他人事としてなにも変わらず生きている


他人事なんかじゃない


「命」あるものは必ずいつかなくなるし
それは
自分も自分にとって大切な人もいつどこでなくなるかなんて誰にもわからない


早くても遅くてもそれが「寿命」という理由だけでやってくる



だから改めて思う


もっと大切にしなきゃいけない

自分の命も
自分にとって大切な人も
ご飯を食べれてることも
歩けてることも
走れてることも
働けてることも
仕事があることも
家族といれることも
ただ太陽を眺めれることも


生きれてることだけで感謝しなきゃならない




「生きてるだけで儲けもん」

誰かの言葉でこんな言葉を聞いたことがあるけど本当にその通りだと思う


産まれて来たくても産まれてこれない命もあり
授かりたくても授かれない命もあるのなら


生きていられる僕らは精一杯怠けず真剣に生きなきゃいけないと思う


そして、僕は今いる2人のかけがえのない子供達にもっと愛情をそそごうと心から思う



妻が緊急入院になってしまったから
突然僕が1人で主夫しなきゃいけなくなった(´Д` )

でも2人目の出産の時に比べたら慣れてるから楽^_^


海の家帰ってきてからもなるべくいる時間を増やしてたからコミュニケーションもとれてるし、

なんせこいつら僕の言う事だも良く聞く(^^;;


{6346BC8F-51B5-4070-A61C-38B5D7A4FA47:01}

夏が終わってから行った伊豆旅行(^^;;




ただ、週末のウルトラマラソン100㎞行けなくなっちゃったT_T

これでロング年内10本の目標は途絶えた(´Д` )


という事は来年も酒飲めない。。


もう生涯酒辞めろってことかな(・・;)

僕の中で世界一カッコいい男C・ロナウドも一切酒飲まないみたいだし僕ももう飲むの辞めようかな(・・;)



とりあえずそんなことより

弁当作って幼稚園送って下の子連れて仕事の打ち合わせ行かなきゃ^_^

さて戦いがはじまるΣ(゚д゚lll)