「価値転換の時代」にいかに生きていくのか | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

台風一過の昨日、皆さんがFB等でアップしていたように、


名古屋も真っ青な空でした。


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坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」



「価値転換の時代」と言われてはじめて、もう随分と経ちますが、


色んな業界・業種・業態の方々とお話ししていると、


改めて実感することが多い昨今です。



言葉を知っている事と、実際に行動することは別物な訳で、


どんなに「価値転換」が大事だと口で言ったところで、


転換する思考そのものがなければ、実際の行動どころではありません。



意識的であれ無意識であれ、人は脳が命令して(思考して)から、行動を起こします。


この思考というのがややこしくて、常日頃から鍛えている人と、そうでない人というのは、


知らぬ間に差がついていて、できる人とできない人の差や、一般にセンスと言われる


ものの違いとなっている気がします。


そして、それは外側からは具体的な形として見ることができません。



例えば、「モノが売れない時代」と言われる中で、私が興味を持って実験してきたのは、


モノそのものを売るということではなく、モノとモノの連続性をグラデーションをかける


ように展開してみたり、組み合わせを新たな視点で変えてみることによって、


気づきとか発見という価値観を生み出そうとしてきたことでした。


結果として、モノが売れるという仮説を立てては、色々と実験してきたつもりです。



その人が持つ「世界観」というものは個人に帰属しますから、具体的なマニュアルが


ありません。考え方があるだけです。


よって、一つのモノを見た時に、その人がどう感じ、どう組み合わせるか


というのは、その人のそれまでの人生そのものが出る訳です。



ですから、考え方が分かったとして、他人にその考え方を伝えることはできても、


自分でできるかどうかは全く別物であったりするのです。




私が、これからの時代は「編集力」や「発信力」(コミュニケーション力も含めて)が、


とても大事なのではないか?と思っているのはこの為です。



こういった目に見えない価値というのは、目に見えないだけに果たしてできているのか


できていないのかは難しいところですが、


これに対して教育体制や実験をしてきた会社というのは、これから強いだろうと


思っています。



私の知っている会社で、この部分に関しての教育を、多くの社員にコストをかけて


教育しているところがあります。



技術そのものを売っていたのが今までだったとすると、色んな技術発達によって、


素人でもできるような便利な時代になってきて、以前あった価値は価値でなくなってきている


業種は多くあります。



そうなると、仮に「技術を売る」ことでなく、プロ並みの技術を、ちょっとプロみたいな素人に


さらに教えたり、情報を送ったりできるかどうかが、価値の転換という考え方が一つ出てきます。


例えばですが・・・・。



また、洋服そのものを売っていたことから、場面ごとのコーディネイトやスタイルを


プロの視点でアドバイスできるかどうか、というのが価値転換という考え方ができると


思います。



誰が、どんな喜び方をするのかが変わってきているような気がするのです。



でも、情報スピードは恐ろしく速くなっているし、表面上はすぐマネしてしまえる訳ですから、


今までは自分がやっと見つけた付加価値だと思っていたことは、


いつのまにか標準装備となっていて、他人から見たら普通になってきている、


なんてことはいくらでも出てきています。


10年はこれで戦えると思っていたことが、5年しかもたなかったとか・・・・・。


そうなってきた時に、別の価値を自らが創り出す必要があって、そういう能力が


普遍的にあるかどうかが問われると思うのです。



新しい価値創造なんてのは神様じゃあるまいし、私にはできません。


せいぜい、過去のものと、今のものを「組み合わせる」までがやっとです。


私は、これを「編集力」と呼んでいます。



せっかく「編集」して、いけるかも、と思ったところで、実際に伝えてみないと


いけたかどうかすら分からないから、次に「伝える力」が不可欠だということです。



そういう訓練を長い間かけてコツコツとやってきた会社は、今後強いでしょうね。


こればっかりは、他社がすぐ簡単にはマネできないものなのですから。



なんだか一層差がついていくようで、恐いと言えば恐い時代だし、


とてつもないチャンスがあって、面白いと言えば面白い時代になってきたと


思っています。



これとこれが組み合わさったら面白いのに・・・・・・・、と子供の頃から勝手に妄想


していた私は、きっと大丈夫だろうと言い聞かせています(笑)。




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