一つの具体事例から何を観ることができるのか? | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。



動画では出したことがないTOSBOI STUDIOのコーナーです。



現代のビジネスにおいてどんなスキルが大切か?と聞かれたら、私は


今のところ「編集力」と「伝える力」と答えます。



商業施設や店舗においては、この二つを鍛えることは不可欠とすら思っていて、


TOSBOI STUDIOは、具体事例の一つのつもりで造っています。


不定期に、気の向くままレイアウトは変えていますが、誰かの動機にどう繋がるか?


という点においては、予測することと、予測できないことが起こって、実験としては


面白いですね。



そういえば、「ウチの新しい商品を置いて下さい。」という依頼があったことがあって、


驚きました(笑)。


ウチはまだ販売の機能はありませんので・・・・・、


と丁重にお断りしたのですが、その方はこう言っていました。


「こういうところに来たがる人をターゲットにしているので、ここに置いてあって、


『これなぁに?』となるだけで宣伝になるので・・・・・・。」


と、なるほどということをおっしゃっていました。



大変光栄には思いましたが、私が自己の責任において、誰かにおススメしたいとは


思えない商品でだったので、やっぱり丁重にお断りしましたけど(苦笑)。




話を戻しますが(苦笑)・・・・・・、

こういう画像を使って具体事例を出さないと、何を「編集」といい、何が「伝える力」なのかが


理解してもらえません。


しかし、デメリットもあって、具体事例過ぎると、


「ウチは小売じゃないから。」とか「私には、そういうセンスはないから。」と、

理解頂けないこともよくあります。



私なりに本質として理解しているのは、


「編集」とは簡単に言うと「組み合わせ」。

「伝える力」とは、人の行動動機を喚起すること、となるでしょうか?



私は、ビジネスというのは、煎じ詰めれば、「自分以外の誰かを動機付けすること」だと


思っています。


お客であれ、社内スタッフであれ、何らかの意図に対し他人を動機付けすることの連続だと


考えていて、社会に出てからは、どうすればそれができるのか?とそればかり


やってきていたように思うのです。



自分の発信(行動や言葉)が、どれだけ人の喜びや楽しさ、お役に立てるか?と言うことは、


結局のところ、「魅力的」な人間になりなさい」ということなのだろうと・・・・。



それは、小売りに限らず、どんな業種業態においても問われる本質でしょう。


ただし、本質論というのは目には見えませんから、時として、雲を掴むような話になります。



よって、具体事例は比例して必要になるのですが、


具体事例に偏りすぎても、「ウチは違うから・・・・・」「ここまではとてもできない」となります。

私から言わせれば、それは「私はアホです。」と自己紹介しているようなもんだと


思うのですが(苦笑)、伝わっていないとしたら、それは伝える力がないと謙虚に


受け止めなければならないとも言えるでしょう(笑)。



できる人は、誰の何からでも、自分用に置き換えて、自分用の発信をして成果を上げています。


そう考えると、


現象は選り好みするけど、どんな現象からも本質を見抜けるようになれればいいなぁと

思うのです。




               自分の組み合わせは人の喜びになる。


               応援クリックお願いします~。


               ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

               
                 買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」