方向性に迷った時の効果的な自問方法 | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

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「自分の未来がどうなっているのか」は分からないけれど、

「自分の未来がどうありたいか」は自分で勝手に決められます。


それを見つけられると、

①過去から現在の延長線上にそれがあるのか

②未来から逆算すると今やっていることを一旦置かねばならないのか

の判断も付きやすくなります。


例えば、自分が美容師で晴れて独立して美容室を立ち上げました。

お客さんもついてきて、忙しい日々を送っています。

美容師としての腕はとても良く、接客も心地良いとお客さんにも評判で、

順調に2店舗目を出すに至りました。

今後、もっと店舗を増やしていきたいと考えていてはいるものの、ある日、

1店舗目が順調だったのは、自分個人の力量だったことに気付きます。

下の子達がまだ力が付いていないことが分かってしまったし、また力が付い

たら独立して辞めていってしまうの繰り返しが続きます。


「これは、マネジメントや経営者としての勉強も本格的にしたい。」と考え

ますが、自分が一番の稼ぎ頭なので、なかなか勉強会やセミナーに行ける

時間がありません。


誘われる機会はあるものの、現状を考えるとなかなか時間が取れないのが悩み

だとします。


技術系の仕事、例えばWEBデザインの技術者、デザイナーさん、美容師さん

などのお仕事ではよく聞く話です。


この場合、私がお勧めするのは、以下の方法です。

仮に10年後、あなたが何かで世界一の表彰を受けて、スポットライトを

浴びて、周りの人から拍手喝采を受けてインタヴューされている場面があると

します。

あなたのスピーチを聞いて、皆が感動して涙を流したり、笑顔で大絶賛の拍手

を送っている。

あぁ、本当にやってきて良かった、色んなことがあったけど頑張って越えて

きて良かった、と、あなたは思っている。


その世界一のステージは、以下の二つ。

①世界一の経営者として表彰されている

②世界一のデザイナーとして表彰されている


どっちが心地良くて、ワクワクして、素っ裸になって大喜びできるか?

どっちが正しいかではなく、どっちでありたくて、どっちで人や社会から

認められ、喜ばれたいのか?

こう考えてみます。



①だとしたら、この一年でハサミを置くことを目標とし行動計画を立て、

その後、経営者としての力を身につけるべく勉強へと向かう。


②だとしたら、この一年で出店などせずに、今の所得よりも高い契約料で他社

から来て欲しいと言われるまでデザイナーとしての技術やセンスを磨く。


どっちに行きたいかで、この一年間の行動計画は全く違ってきます。

これが方向性というやつだと私は思っています。


途中で変わるかもしれないし、答えではないにせよ、一旦は方向が見えてきて、

こと、今の迷いや悩みに関しては解決されます。


双方の達成確立や、手に入る条件面など、もうちょっと前提となる質問はいり

ますが、これだけで、少なくとも、次の一歩目に進むことはしやすくなると

思うのです。


未来への方向性とは、私はそういうことだと思っているし、そういう質問を

することで、相手の顔つきがミルミル変わる瞬間を何度も見てきました。


もし、同じような岐路に立っている方がいたら試してみてもいいかもしれませんね。



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