私は私、私はあなた | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

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今回、大分県中津市での講演をご依頼頂いた、久本千恵子さん。

前日の打ち合わせでの画像です。

まだ相当に緊張されていた頃ですが、無理やりご一緒に撮りました(笑)。




私が前日入りさせて頂いた目的は、ただ一つ。

久本さんからのご依頼の本質部分を五感で確認させて頂くことでした。



久本さんと直接お会いするのは、実はこの日が初めて。


ずっとずっと以前から、私のこのブログを読んで頂いていて、Facebookで

友達申請を頂き、その後、講演のご依頼を頂きました。

それが約一年前。

現地入りする前までに、お電話で打ち合わせできたのが2~3回。


調べてみたら、こんな経緯でした。

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久本さんは、大分県の中津市という地域で、個人で「手作りスコーンの店・

クラック」を経営されています。


まだ一度もお会いしたこともなく、どなたかの紹介でもなく、そして、企業

や会社単位・団体でもなく、経営者勉強会でもなく、たった一人の個人として

講演のご依頼を頂くといのは、私にとっては前代未聞のことでした。

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ご依頼を頂いてからの、この一年、彼女が継続されてきた、ご友人や、経営者の

お仲間の皆さんへの情報発信、私の紹介をされていく経緯は、筆舌に代え難

いほどのものがあり、徐々に有形無形の協力が集まり、結果として私のことも

周りの皆さんに知って頂くことになり、そして、講演当日には70名にも

及ぶ参加者が集まるに至りました。


私は驚異的な実績だと思っていますが、それよりもこんなに有難く幸せな

ことはないと思っていました。

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私のブログの内容に共感して頂き、講演のご依頼を頂いたこと自体、大変光栄

で、情報発信をし続けることの大切さを改めて教えて頂けたのは当然ですが、

その後の、彼女の私を紹介されていく行動行為に、一つの疑問が出てきました。


私は私でブログを書き続けているし、その内容は多岐に及ぶわけですが、

人のためになるブログを書いている方は、私よりもたくさんいらっしゃる訳で、

久本さんは、そういう方々も同然ご存知です。

にも関わらず、何故私なのか?



これが、通常のビジネス然としたご依頼ならいざ知らず、まだ見ぬ私という

存在に対して、ブログからの文字情報のみを信じてお招き頂き、

何よりご自身の大切な方々やお客様に至るまで、講演会紹介をしていくと

いうのは、大きなリスクがない訳がないと思っていたのです。


一年をかけて、たった一人でここまでして頂くということは、これは、奢り

でもなんでもなく、絶対に「坪井秀樹」でなくてはならない理由があった

はずです。



これまでの経緯から、ある程度の予想はしていたものの、それを確信に変える

だけのものが欲しかった。


そうでないと、失礼とかそういう問題ではなく、私の伝え手・講演者としての

矜恃にすら関わるとまで思っていたのです。




だから、博多から車で移動させてもらって、大分県中津市に至るまでの風景や

街並み、実際の中津市に入った時の感覚、久本さんのお店「クラック」さんの

立地や外観、お店の中の空気感、そして、何よりリアルな久本さんご自身に

お会いし、お話させて頂き、実際に感じること・・・、その全てが、私に

とっては必要だったのだと思います。

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結論としては、前日に打ち合わせさせてもらえたのは正解でした。


それまでのご自身のブログやFacebookでの私の紹介方法を拝見するにつけ、

予想はしていましたが、そのお人柄は、純粋て、繊細で、ストレートで、

情熱的で、にも関わらず、照れ屋で、控え目で、心の中にあるとても大切な

何かは上手く表現することが苦手(笑)、という印象そのままでした(笑)。


お会いできた嬉しさも合間って調子に乗ったアホ丸出しの会話しかできません

でしたが、ご一緒したご友人の方々のお人柄も含めて、私の中では、今回の

講演のミッションは確信に変わって行きました。


明確に正確に言葉や文字で教えて頂けたわけではありませんが、私の中では

確信になりました。


それすらも私の中の仮説であり、翌日の講演は賭けに近いものではあるものの、

私の中で勝手に明確になった、という方が正しいでしょうか。



私は、久本さんの中にある形のない大切なものを、久本さんの代わりに形ある

講演にしようと誓いました。


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それが具体的にどんな単語や言葉かは、ここでは控えますが・・・。



私が勝手に「坪井秀樹」の講演をしようと思えば、当日入りして舞台に上が

ればどれだけでもできます。


勝手に坪井が坪井の話をして、伝わればそれでいいのです。


でも、今回は明らかに違った。


お集まりの70名にも及ぶ皆さんは、久本さんの大切な大切な方ばかりで、

そして、皆さんからも久本さんは大切な方。


だからその時、私は私でなくなりました。



私を通して、久本さんが大切にしている何かを伝える。

でも、それは、坪井でなくては意味がない。

単なる主催者である久本さんの代行ではなく、楽しみに待っていて下さった、

紛れもない「坪井秀樹」でなくては意味かない。


私が私であって、私でなくなる。


この一種、こいつおかしくねーか?と思われそうな言い回しというか、感覚、

ご理解頂けるでしょうか?(苦笑)


よって、当日はリハから始まって、本番に至るまで、今までのいつも通りの

まま動いて喋っていましたが、中身はまるで違っている自分を明らかに感じ

ているのでした。

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講演は、私も全力精一杯でお伝えしましたが、参加者の皆さんも全力で受け

止めて頂けました。


完全ウェルカムの暖かな雰囲気と、異常な程に高い期待度への緊張と(笑)、

果たして、この日の私のお話がどうであったかは、それは、久本さんはじめ

ご参加頂いた皆さんに委ねることになります。


ご要望通り、ちゃんと途中で着替えましたし(笑)。

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毎度のごとく、私は自分の講演がどうだったのか、私では分かりませんが、

でも、ただ、一つだけ・・・・、




私は単独セミナーの際には、暗転してエンドロールをBGMと共に流すのですが、

主催者名として、

「久本千恵子」

の名前が出た時、その瞬間、期せずして会場か拍手が巻き起こりました。


こんなことは始めてです。


そして、その場面を見ながら、私も報われたような、役割を果たせたような、

何より心から嬉しさが込み上げたのでした。



講演後、多くの皆さんからお礼や過分な言葉を頂きました。

でも、本当にお礼をお伝えするのは、やはり私の方なのです。

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貴重な経験をさせて頂きました。


SNSのあるこの時代でなければあり得なかったご縁だと思うと、大袈裟ながら

もう、地球や人類の歴史単位で、感謝せねばならない貴重な経験だったと思って

います。


久本さん、本当にありがとうございました。

皆さん、お会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。


今回の流行語になりそうな挨拶、「もう二度と会いましょう。」に感謝を

込めて。




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買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」




















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