２０年以上前に仕事で行ったある街の、あるお店の前を通りました。
ついこの間まで営業していたのに、もう一つの店に移転統合している様子でした。
当時にお世話になった方達や、一緒にお仕事をさせて頂いた様々な記憶が蘇りました。
蘇りながら、「そこに何があるのかより、そこで何をしてきたのか」の方が大事なん
だろうな、と、そんな言葉が浮かびました。
価値には、見に見えるものと、目には見えないものがあって、それは、なくなるものと、
なくならないものでもあるんだな、と思いながら歩いていました。
経験に宿る価値や、内にある資産こそは、なくなることもなく、誰にも奪われること
のない、本当の価値であり、資産であるとも言えると思うのです。
まだ何も知らぬ若い頃に、体験・経験させて頂いたことに感謝しながら、これからも
何を大切にし、何を蓄積することを改めて考えました。
中にあるものはなくならない。
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