横須賀に初めて来れました。
と、言うか連れて来てもらいました。
「ヨコスカ」という偶像に随分と憧れを持ち続けていて、それは、恐らく、古くから
米軍基地があることからの文化である「バタくささ」とか、スカジャン発祥の地でも
あることからの「粋な不良っぽさ」とか、横須賀出身の有名人の逸話や歌謡曲といった、
「ヨコスカ」から発信される情報の数々が起因していると思われます。
特に「バタくささ」なんて表現は、独特の言葉であって、その地に行って五感で感じて
みなければ「あぁ、この感覚を言うのか。」と感じられません。
果たして、今が、メッカであった頃の風情が残っている、と言えるのかどうかは、
計り知れませんが、それでも「ドブ板通り」をぶらついたり、アメリカ映画に出て
くるような粋なバーでお茶しながら、スタッフのカルフォルニアの青年と
アホコミュニケーションをとることで、感銘をおぼえるということは、以前からの
勝手な妄想があっからに他ならないわけで、こんなところで、つくづく人というのは
脳で物事を勝手に認識しているんだな、と思わされるわけです。
有名な哲学者がどこかで言っていたように「事実などない。認識があるだけだ。」と
いうのは、確かにそうだと思うと共に、それをどう受け止めるかは、スゲー幸せになれる
かどうかにおいて、とても大切なことなんだろうな、と思うのでした。
しかし、最も気になっていたのは、山口百恵さんの歌の「ここはぁ、ヨコスカ~。」
というワンフレーズを何度も口ずさむものの、その曲名が何だったのかをどうしても
思い出せないことでした(苦笑)。
あの曲なんて言うんだっけかなぁ。
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