有村藍里、という子がいる。

国民的女優といわれている有村架純のお姉さんだ。

もともと別名でグラビアをやっていたのだが、お姉さんだということがバレてからは本名でやっている。

僕は初めて知った時から、ずっとこの子のことが気になって仕方なかった。

この子の心の中の葛藤が。

 

まーね。

かわいいんだよ。

普通の世界にいたらちやほやされるくらいにかわいい。

もし自分の近くに仕事でたまたま会ったら「わ! かわいい子来た!!」って絶対に思う。

でもこの子の場合、「かわいいんだけど妹と比較されると……」てね。

 

 

考えてもごらんなさいよ。

生まれつき佐藤健と比較されてしまうことの辛さをw

 

 

みんなが妹をちやほやと褒めそやかすんだろうね。

自分も結構かわいいのに、やれ口元がどうとか、鼻がどうとか言われるんだろうね。

わー、やだやだ。

かわいそうだよズボンのおなら、右に左に泣き別れ、だよ。

 

 

でもこの子のおかしなところは、それだけ色々言われただろうに「なぜ入ったのよ、芸能界」てとこ。

褒めてもらいたかったのかな?

でも悲しいことに、まさかの妹までが芸能界入り。

しかも言い方は悪いけど、下と見られているグラビアモデルではなくて国民的女優。

 

芸能界って完璧じゃないだけで、叩かれるじゃん?

特に「正統派の美人には特徴がない。叩くところがないから人気がある」ってよく言われているけど、人の特徴を叩きまくる人ってたくさんいるじゃん?

 

たぶんこの子、叩かれまくったんだろうね。

そして自分が疲れちゃったんだろうね。

 

 

でもこの子の興味深いところは、自分のことを「ブスだブスだ」言いながら、おそらく心のどこかでは「私かわいい」があるってところ。

 

それと、大好きな妹に対するコンプレックスも強いんだろうね。

 

妹に外見で並びたい。

そこを避けて通るには、彼女はあまりにも純粋すぎたんだろうと推察するよ。

まったく、かわいい子だぜ(笑)

 

 

その結果、まず少しだけ整形をし、成功するとついには骨まで削って大胆な整形をおっぱじめちまいやがった。

この際の整形外科や事務所による「大人たちの思惑」にも興味はあるが、それよりもこの子の気持ちだ。

 

 

 

かなり変わったように思える。

特徴がなくなって、この子の気持ちも今は少し晴れたのではないだろうか?

 

 

ただ、今後のこの子の気持ちについてだ。

おそらくまた納得いかないことが出てくるだろう。

そこで整形に依存してしまわなければいいな。

 

この危惧は、自分が特徴ある人間が好きなので勝手に危惧しているだけで、本人にとってはどうでもいいことなんだけどw

 

同じタイプで坂口みほの(→桜めい→坂咲みほ<今ココ>)という子がデビューの時は特徴的でかわいかったのに、整形にはまって今やただの「誰からもかわいいと言われる美人」になった子がいて、あの時は悲しかったww

 

まぁ生き方は本人が決めることだし、本人にとっては大事だと思うから、整形もいいと思うけど。

 

 

大事なのは「体にメスしれちゃダメでしょ」じゃなくて本人の心だと思うんだよ。

心が壊れそうなら外見を直すというのはアリだと思う。

 

普通の人って自分の外見が悪かったら、もしくは気に入らなかったら、化粧やおしゃれでなんとか取り繕って、あとは自分の中身や職業や金で勝負するものだ。

けど純粋な人間か、それ以外何もないと思ってしまう人間は、もう外見を捨てられないんだろうなー。

 

逃げているのか逃げていないのか、僕なんかは体に異物入れたりするの怖くてできないけどw、美意識が耐えられなかったりするときの心境って、凄く辛いんだろうなー。

 

 

さらにこの子が複雑なところは、頭もいいし、感性もあるっていう点で。

それを隠して見世物小屋の化け物にでもなった気分で一生懸命タレントをこなしていたってとこ。

けど本当は変わりたい、特に外見で変わりたい、と思っているところに好感と興味を抱いて仕方がない。

 

頭がいいとか、感性があるというのは素晴らしい。

でも一緒にいるだけなら素敵なんだけど、社会で生きるとなるとこれは形にしないとなんの役にも立たないと思われちゃう。

 

形にするというのは、タレントならキャラに仕立て上げるとか、この子にしか生み出せないブランドやショウルームをおこなうとか、誰もがわかりやすい「金を生むコンテンツ」に仕立て上げていくという作業が必要なんだけど、自分の頭で自分のキャラクターを作り上げるなんていうまでもなく難しい。

 

そういう人のためにコーチングがあり、コンサルタントがあるんだ。

あっ!

今日は宣伝ではないのに、つい「相談乗るよ」とか言いそうになったw

大変だから辞めたのに、結局そういうの好きなんだなww

 

 

そういえば、そういうお姉さんを持った妹の感情というのも気になるところだ。

 

 

なんにせよ「この子が幸せになればいいな」と思いながら、またブラウン管、いやさ、液晶画面で出会うのを楽しみにしようかなwww

 

 

読んでくれてありがとう!

またね!!