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15年連れ添ってきたアムがお空に帰った。

16歳と7ヶ月。


アムが先にいなくなってしまうことは、

5歳ぐらいからゆっくりゆっくり覚悟していた。

覚悟していたはずなのに、、、元気がなくて念のため...と連れていった病院で

「血液検査、エコーの結果、敗血症でした。後、48時間ぐらいかもしれません。

好きなもの、人間の食べものでもいいから何でも食べさせてあげてください。」

と獣医さんに言われた時、涙がとまらなくなった。


24時間体制の病院に入院するか、在宅で点滴の通院をするか選択を迫られ、在宅を選んだ。

寂しがりのアムだから、最期に知らない人でいっぱいだと不安になるだろうと、そう思った。


結果、48時間を大きく超え100時間生きてくれた。

最期の最期まで、起き上がれなくなるまで、自分でおしっこできた。

おしっこがでてしまうと、立ち上がって教えてくれた。

最期の最期まで、一緒に眠ってくれた。

最期の前の夜、はっと目を覚ますと、アムのかわいいかわいい寝顔が目の前にあった。


痛かったはずなのに、全く態度に表さず病院に連れて行くまで、ごはんも全部食べていた。食欲もあった。


2日間、点滴に通って

「明日、血液検査をもう一回してみましょう。」と獣医さんに言ってもらい帰宅した。


その日の午後、吐血した。

2時間おきに吐血した。

水を飲んでは吐血した。


それでも苦しいのに生きようとしてくれていた。

朝までほとんど眠れなかったと思う。



朝がくると、もう吐血はしなかったが、呼吸が浅くなり、時々、叫んだ。

こんなに痛いのに苦しいのにまだ、お空にいけないのか...とすら思った。

安楽死のことも調べたけど、アムが望んでいるとは到底、思えなかった。



14時半頃、スプーンにお水をいれ、それをこくりと飲んで、痙攣した後、呼吸が止まった。




アムは、私の子どもで恋人で家族だった。

ほとんど毎日ずっと一緒にいて、ほとんど毎日一緒に寝ていた。


何も変わらない日常の中、アムだけがいない。

ここ数日、泣いてばかりいて、気づいたらアムに話しかけている。

お骨を預けた霊園に通い、毎日寂しいよっと話す。

辛いんじゃないよ。

たくさん生きてくれて、悲しい時も嬉しい時も幸せな時もずっと側にいてくれたから、寂しいだけだよ。



きっとしばらくは立ち直れない。

しばらくは、アムのベッドを隣に眠ると思う。帰ってきたら、「アム、ただいま」って言うと思う。



アム、大好きだよ。ありがとうね。



2022.04.22 



生前は、SNS上で話しかけてくれたり、かわいがってくれたりと長い間、ありがとうございました。

直接お話できていない関係者の方々、申し訳ありません。