Feltworkers Experiment N°1 - Maria Friese | TrueStyleLab. -Wool Sculpture-

TrueStyleLab. -Wool Sculpture-

主に羊毛、樹脂粘土などを使用し、生物をモチーフに究極のリアリズムを追求した完全オリジナル造形アートを生み出しています。単にリアルを追求するだけではなく、フレームでの独自なアレンジやいけばなのスキルから線を活かしたオブジェなどモダンなアート作品を提供します。

以前よりお伝えしている、インターナショナル企画。Feltworker’sExperimentN°1

今回は4人目、Maria Friese のご紹介です。


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マリアはこれまでテキスタイルデザインを専門としていたが、最近では自分自身をよりアーティストとしてみなす。



ドイツに生まれ、現在はフランスの西南部にあるトゥールーズの近く、まるで絵画のような自然溢れる地方に10年以上住んでいる。





まず最初に織物技術を学ぶことからはじめ、その後フェルトの世界に出会う。この発見は彼女に衝撃を与え完全に彼女の人生を変える。彼女が試してきたすべての織物技術とは正反対に、フェルト技術・特に表面と3次元のデザインでは無限の可能性がある。

彼女はこれらの探求への可能性に魅了され、この世界に飛び込み本業とすることに決める。

2006年より自身のワークショップを始める。


彼女の作品は、フランスのギャラリーを始めヨーロッパ各地の展示会などで展示される。

2013年 彼女の作品「サイクル」は、アトリエ・アート・デ・フランスにて「ヤングデザイナー賞」を受賞。

彼女の作品は、自然と幾何学から影響を受ける。主に自然からなる幾何学的な形をした生物に彼女は強く魅かれる。

彼女はこう語る。

「対象系の順序を分析・変化させアート作品にすることは自然の創造物と繋がることを可能にする。小さくても、とても詩的で不規則的に自然で鮮明な作品を生む。だから私はフェルティングが好き。」

水中で目立ず隠れている珍しい生き物、変わった形をした莢や植物、また自然の中の化石などは毎日彼女を魅了する。

「時々、私はまるでフェルトの考古学者のように思う。」

マリアは挑戦好きで、それぞれのプロジェクトでさらに彼女の技術を向上させようとする。そして三次元と浮き彫り技術への可能性を探求し続ける。

彼女のハイクオリティの作品は美しく滑らかで、非常に丁寧に仕上げている。彼女の作品は一見陶器のように見えるが、よく見るとウールの特徴に起因した温かさや活力に気づく。


マリアにとって、フェルトはアートであり彼女自身のスタイルに最も適したものである。それは彼女独自の言葉で自然と生命に対する感情を表現することを可能とする。
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彼女のホームページやFBも是非ご覧ください。