【プロレス】10.23 全日 両国大会
(-Α-)全日本プロレス
『2011 プロレスLOVE in 両国
Vol.13』
[10/23.両国国技館]
王者・諏訪魔にプロレスリング・ノアの秋山準が挑戦した三冠ヘビー級選手権をメインに、世界タッグ、世界Jr.ヘビー級、アジア・タッグと、全日本プロレスが管轄する4大タイトルの防衛戦が行われた、今年3度目の両国大会
■3.21両国で真田聖也&征矢学から王座奪取も、6.19両国で真田&征矢に奪還された関本大介&岡林裕二(大日本プロレス)が、再び真田&征矢のアジア・タッグ王座に挑戦
(-Α-)つまり
今年3度開催された全日・両国大会で、毎回このカードが組まれてるって事ですね
それだけこのカードの内容が評価されてるわけですな♪
今回も期待に違わぬデッドヒートを展開した両チーム
最後は岡林がダイビング・ボディプレスで征矢をフォールし、大日本コンビが再びアジア・タッグを奪取
(左:岡林、右:関本)
■6.19両国での王座決定戦で近藤修司を破り、世界Jr.ヘビー級王者となったKAIが、DDTのケニー・オメガの挑戦を受けた3度目の防衛戦
王者KAIは『Jr.ヘビー級リーグ戦』でも優勝しましたが、公式戦で唯一負けたのがオメガで、王者から指名した挑戦者でした
クロイツ・ラス(肩車した相手を上にリフトし、落ちてくる所をキャッチしてのジャーマン・スープレックス)というオリジナル必殺技を持つオメガは、それをセカンドロープに乗って敢行する雪崩式クロイツ・ラスという荒技を披露
これも返されると、さらに正調クロイツ・ラスを決めて、王座奪取
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好試合ではありましたが、GKこと金沢克彦氏は自身のブログにて「やりすぎだろう」と苦言を呈してましたね
確かに、雪崩式クロイツ・ラスで決着で良かったように思います
■6.19両国での曙&浜亮太との王座決定戦を制し、世界タッグ王者となったグレート・ムタ&KENSOに、メキシコAAA(トリプレ・ア)のダーク・オズ&ダーク・クエルボが挑戦
この試合には別の話題もありまして
人気アイドルユニット“ももいろクローバーZ”、通称ももクロが武藤敬司(の知り合い?のムタ)の応援に駆けつける事が、大々的に発表されていました
(-Α-;)えーと…
ももクロと言われても「名前は聞いた事あるかな」程度の認識の私
会場にはかなりの数のももクロ・ファンが来場していたのか…ももクロ登場時には、試合以上というか、プロレス会場とは違う感じの盛り上がり方をしてました
グレート・ムタ風のコスチュームとマスク(頭巾)を身に纏って登場したももクロが、リングに上がってマスクを取ると顔にはムタ風のペイントが
「グレート・クローバーZ」だそうです
(-Α-)うーむ
ももクロ目当てに来たファンは、こんなペイントした顔より素顔が見たかったんじゃないのかね。ニヤニヤ
ももクロはリング上で1曲歌ってから、ムタを呼び出しました
意外に好連携を見せたムタ&KENSOでしたが、KENSOの張り手誤爆をきっかけに仲間割れ
KENSOがオズのオズスペシャルからフォール負けして、世界タッグ王座はメキシコチームへ
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KENSOを心配して駆け寄るももクロの5人
しかし、KENSOは「お前らのせいだ」と八つ当たり
そんなKENSOにムタが毒霧噴射
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KENSOを残して引き上げるムタ&ももクロ
(-Α-)…ああ、そうだ
こちらが世界タッグ王座を奪取したダーク・オズ(↓右)&ダーク・クエルボです
■'92年に全日本プロレスでデビューし、まさしく“超新星”のごとくトップレスラーに駆け上がった秋山準。
近い将来、三冠ヘビー級王者となる事は必然だと誰もが予想していたわけですが…
ジャイアント馬場逝去後の'00年、三沢光晴のノア旗揚げに参加した事で、三冠王者となる前に全日を離れる事になりました。
その後の秋山は、ノアの頂点の証・GHCヘビー級王者にも君臨し、日本マット界を代表するトップ選手の1人となりましたが…
三冠王座は秋山にとっては“幻のベルト”というべきタイトルとなっていました…
しかし、時代は流れ…今年4月、全日本プロレスの春の本場所『チャンピオン・カーニバル』に参戦した事から、現三冠王者・諏訪魔と接点が生まれ…
諏訪魔の指名を受ける形で、約10年9ヶ月ぶりの三冠王座挑戦が実現しました
(-Α-)yー~~
30分を超える熱闘となった真っ向勝負は、諏訪魔の必殺ラストライド(↑)を秋山が返し、クライマックスに突入
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打撃の応酬を強烈な膝蹴りで制した秋山は、リストクラッチ・エクスプロイダー
それでも決まらないと見るや、最終兵器スターネスダストα(↓)を放ち…カウント3
自ら「青春の忘れ物」と表現する三冠ヘビー級王座を獲得しました
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いいですねぇ、この秋山のなんとも言えない表情
(-Α-)はっきり言って
この結果にびっくりしたのは、私だけじゃないでしょう
てっきり、諏訪魔に箔を付けるための試合だと思ってたので
ですが、考えてみれば数年前…全日の武藤敬司が新日の中邑真輔からIWGP王座を奪取し、王者として君臨する事で新日マットを盛り上げた事がありました
今大会では4大タイトルが全て他団体に移動という結果となり、「全日存続の危機」なんてマスコミは煽るんでしょうけど、逆ですよね
こんな面白い状況、なかなか無いわけで
お手並み拝見という所ですね
試合後、秋山はノアでの初防衛戦を早速アピール
太陽ケアが名乗りを挙げ、11.27ノア有明コロシアム大会での秋山vsケアの三冠戦が決定しました
「ケアだけか?…アックスボンバーどうした」と、自ら挑発しときながら、姿を見せた大森隆男には「ノアでやるから、お前は無理」と却下した秋山
大森はノアと揉めて離脱した過去があるんですね
でも、秋山の視界には大森が入ってる事は確実
(-Α-)そして…
秋山にはしばらく三冠を守ってもらって、武藤敬司戦を実現していただきたい
…夢が広がりますね
(-Α-)とまあ…
先の事はさておいて…
あるようでなかった、秋山準の三冠ベルト姿
昔からのファンにとっては、非常に感慨深い“絵”ですよね
こういう場面を見て、なんとも言えない感情が沸いてきた時…
長くプロレスファンやってて良かったなぁ。と思います
(-Α-)yー~~ムフフ
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6/19.両国国技館
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