糸井重里が付けた「千と千尋の神隠し」という映画のコピーライターだ。
この映画を見たことある人は多いだろう。
僕もビデオテープが千切れるほど見た。
そのおかげで我修院達也が声優をやるカエルのモノマネができるまでに達してしまった。
しかし今回ピックアップしたいのはそこではない。
このコピーライターだ。
「トンネルの向こうは、不思議な町でした」はこの映画を表すにしてすごくいい言葉だなと思う。
千尋の気持ちを本編終了、エピローグ後の視点から考えたであろう言葉。
千尋が帰ってきてからすぐかもしれないし大人になってからの言葉かもしれない。
ただこの一言にこの映画がすごく集約されていると思う。
この糸井重里さん、すごく素敵なコピーライターさんだと思う(お前が言わなくても知ってるよということも知っている。)
最近知り合いの方とこの方について話していて凄さをまた再認識させてもらった。
例えば西武百貨店のコピーライター
「おいしい生活。」
百貨店なのにおいしいということばを用いるあたりセンスを感じる。
イメージしやすいけど誰もが閃く言葉ではないだろう。
「いいにおいがします。」
これも西武百貨店なのだが僕はこれがとても好きだ。
百貨店なので洋服もあれば日用品もある。もちろん飲食店や惣菜もあるのだがそれ全てが発する物の価値の魅力を「いいにおい」と形容するあたり本当にかっこいい。
僕も一言一言、自分の言葉の装飾を考えていきたい。
物の価値を更に高めて様々な視点から色々な想像をさせてくれるコピーライターという仕事に魅力を感じる。
感動したのでここに記させていただきたい。
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さて、話はここから本当に180度変わる。
先日のお休み京都に行った。
なぜ急に行こうと思ったのか?と言われればわからない。
あえて言うなら
そうだ、京都に行こう。
と思ったからだろう。
ただ強いて言うなら。
このサンドイッチを食べたかったのだ。
これは喫茶マドラグのサンドイッチ。
以前はコロナという洋食屋で出されていたサンドイッチなのだが残念ながら閉店してしまった。
しかしこのマドラグさんが味を引き継いで食べれるということをお客様から伺った。
このフワフワそうで肉厚な卵から放たれる必ず美味しいだろうという期待感は僕の心を動かした。
なんばからJRに揺られ途中乗り換えて阪急電車に。
烏丸駅に到着後御池通まで歩いて移動する。
このたまごサンドを食べるためだけに朝から早起きして1時間半掛けて移動した僕を褒めて欲しい。
そしていざ、お店に到着した。
あれ?
お休みだった。
僕はこういう運を持っている。
期待していこうと思った場合閉店していたり定休日だったりする。
昔からそういうヒキを持っているので大体行く前は情報を仕入れて動くのだが臨時休業までは予期できなかった。
この気持ち…
悩んだあげく僕は
糸井重里さんとコラボさせてもらった。
人は時に予想外の展開にあう。
もちろんそれは仕方がないことだ。
ただ、僕は正直この展開になれてきた。
そのためポジティブに考えることができる。
これも25年間生きてきたゆえの力であろう。
僕は思うのだ。
次回、また京都に行く楽しみが増えたなっと…
言葉の力は偉大である。
同じ写真でもイメージが変わる。
僕ももっと色々な言葉を発して色々な視点から物事を見ていきたい。
ありがとうございました。
LiLoinveve
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つっつんまでご予約おまちしてます。
ちなみに今回の来訪場所↓
喫茶マドラグ
住所〒604-0035 京都市中京区上松屋町706-5
電話番号075-744-0067
営業時間11:30~22:00
駐車場無
休業日日曜日
交通アクセス市バス「新町御池」バス停から徒歩3分 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅から徒歩6分
ぜひ。