以前のわたしは、

男性と二人で会うことを全て『デート』っていう表現していました。


「デート」という夢いっぱいのキラキラした言葉に惑わされていました。








相手が彼になるまではデートじゃない。


会うのは、『相手を知るための時間』『相手に知ってもらうための時間』であって、デートではない。




そこに気付いたのは、離婚して何年かしてから。







それまでは、


カフェ行ったり

遊園地行ったり

ウィンドウショッピングしたり

映画観たり


がデートだと思っていました。






確かに、デートだよ。

デートなんだけど。



感覚が高校生レベルでした。





「あの時に夢みたけれど出来なかったことをしたい」

みたいな感覚でいる自分に気付いたんです。












いつも同じような感じで新しい恋が始まって、

いつも同じような感じで終わる恋ばっかりで、

  

「これ、絶対おかしいよね???」

って、やっと自分で気付いたんだよね。苦笑




それから、自分の恋愛結婚に対する頭と心の分析を始めたの。



 







離婚したあとに思ったんだ、

「もう同じような恋愛したり結婚はしたくない」って。


それなら、今までと逆をやってみないと。

気持ちを意識を逆に切り替えないとって考えたの。






そこまではたどり着けたものの、その先がね。


恋愛や結婚にに対する物事の捉え方考え方がよくわかっていなかったんです。









 

不倫の恋をやめたくて、

でも、なかなか出会いがないから出会い系サイトとかやって。


で、相手と繋がって、メールやり取りして、じゃ直接会ってみようかってなった時。





初めて意識が変わった自分に気付いたの。


「知らない人だから、会う。

知らない人だから、会って話す。

また会いたいとか好きかどうかは、その先。」


なんだって。

 




  

そうか、

わたしは「デート」って言葉に惑わされていたなって気付いたんです。




わたしにとってのデートは、彼や旦那と一緒にいる時間がデート。

外だろうが家の中だろうが、デート。



だから、彼になるまではデートじゃない。



それは、『相手を知るための時間』『相手に知ってもらうための時間』であって、デートではない。

 




それなのにわたしったら、

相手のことをまだ何にも知らない初めから、


『主導権は男の人に』とか

『引っ張ってくれる』とか

『メールたくさんしてくれる』とか


自分の中の『こういう彼氏がいいなという理想』に当てはまるかどうかを見ていた。




 


いやいや、わたしがしたいのはそこじゃない。

それをやったら今までと同じことを繰り返すだけ。




わたしは、


どんな人と一緒にいると気楽に居られるのかを知りたいから、とにかく会ってみよう。話してみよう。


という感じで、頭の中を切り替えたんです。









 

デートできる男性かどうかを知りたいから、自分から会うことも誘いました。


だから「これってデート?」って相手に聞かれても、「違う」って答えていました。


「あなたのことを何も知らないから会おうと思った」と素直に話しました。



そこで会ってもらえなければ、「はい、それまで」のこと。




相手に合わせる関係はもう懲り懲り。




でも、



わたしがうじうじしていたら、うじうじした男としか出会えない。


わたしが「待つ」ことをしていたら、「待つ」男としか出会えない。




そう思ったから、

とにかく今までと逆をやってみることにした。




 




で。

会って話してみたら。


趣味はない、今やりたい事もない、とにかく夢も何もなく、話がつまんない男で。←ひどい、笑






ああ、やっぱりメールだけじゃ何もわかんないなってことがわかって、

デートに持っていく(付き合うことになる)までは、会いたいなら何度も会って直接話さないとなってことを知ったんです。



その間に、向こうが「君はちょっとタイプじゃない」ってことも出てくるだろうしね。