当然のように混迷していた解離性混迷に苦しみながら時折訪れる眠りが悪夢に彩られて、ひたすらに苦痛だった。人間に怯える奴隷、人間を憎む奴隷。その二人の中を互い違いに通り抜けながら虐げられていると思いもせずに危険に使われていた。自らの主人は優しいと信じながら。時折、それが夢だと分かっても覚められなかった。夢から覚める事すら恐怖に彩られていた。多分、夢から覚める恐怖を感じていた時は混迷に陥っていた。解離性混迷の診断が今更、重くなる。でも、何も分からないよりマシ。私なりに苦痛に満ちた世界に住んでいる必要がある。Thank Youクリーマミンネ