こんにちは。
椿 ゆりです。
ご紹介して順番が前後してしまいますが
今日はリハビリ料理をはじめたきっかけを書きますね。
実は私は料理を作れる身体ではありませんでした。
入院中の作業療法のリハビリでは
右麻痺がひどすぎて
「料理は危ないから無理でしょう。」
といわれ、包丁さえ握らせてもらえませんでした。
もっと麻痺の軽い患者さん達が
料理の練習のリハビリをしているのを横目で見ていました。
左手用の包丁を使って料理することも考えましたが
もともと右利きの私には無理だと思いました。
退院後もしばらくは
料理するなんて考えられませんでした。
でも、病気になる前は家庭科教員でしたし
食べることが大好きで
どうしても自分で料理したい!
という思いを諦められませんでした。
そしてある日
包丁を持ってみようと勇気を出してみました。
もちろん右手は動かないので左手で。
そうしたら
ちょっとした工夫とコツさえつかめば
野菜を切ることができたのです。
一般的な右利きようの包丁と普通のまな板で切れました。
左手で包丁を持つことに怖さもありましたが
それよりも
また自分で料理が作れるかもしれない!
ということが嬉しかったです。
ちょっとした工夫やコツは
これから少しずつご紹介していきますね。