縦抱き授乳 | 赤ちゃんの成長記録
「このブログの縦抱き授乳の様子を見て、見よう見真似で取り組んでみるけど、私の場合、上手くいきません。」
と言われる方がたくさんおられます。

縦抱きしてみると、
赤ちゃんの顔が横に向いたまま、とか、
首が傾いてしまう、とか、
赤ちゃんの座高が高く、乳首の位置が下になり、俯くようにして飲んでしまう、とか
足を突っ張り、ピンピンはねてなかなかのませられない、とか、


できない理由を述べられて、どうしたらよいですか?
との質問に、返答が窮してしまいがちです。


写真1.2を見てください。
このような姿勢が維持できないのは
赤ちゃんの身体は、すでに歪んでしまっているのではないか、と感じてもらいたいのです。
いきなり縦にしてみて、上手くいかないから、自分には合わない、と思ってしまわないで、
背すじに芯が通るような姿勢になると
必ず、縦抱き授乳はできるものなのです


赤ちゃんの成長記録-1d 1 赤ちゃんの成長記録-2d

首かすわった赤ちゃんは、
写真1.2の姿勢を真似て
腰(仙骨)から首に向かって撫で上げるようにさすり上げるようにすると、首と腰が連動して動く位置を探ります。
写真5が見本です。



赤ちゃんの成長記録-3d 3 赤ちゃんの成長記録-4d


赤ちゃんの成長記録-5d


授乳をする前に、
赤ちゃんの身体を大人の身体に密着させたまま、しっかり腰から首に向かってさすり上げ、そのとき赤ちゃんの首があちこち暴れるようにもがいても、
その首の動きを自由にしてあげます。
歪んでいる赤ちゃんほど、このとき、かなり暴れます。赤ちゃんの胸、腹は
密着させたまま、腰をさすりあげながら、首の動きを、自由にしてあげて、

歪み解消させてあげます。
ひとしきり暴れて疲れると、写真4のように収まって、この首の角度を確保して、本格的に授乳態勢にはいります。

ママのオッパイが垂れ乳なために、飲ませるときに、片方の手をつかって乳房を掴まなくてはいけないので、一本の腕時計だけで赤ちゃんを支えることが難しい状態、だとか...
といわれる方も
おられますが、まず背すじの歪み、背中の丸み垂るみを解消しないと、
首て腰が連動して動く自然体の背中をしることができません、

写真3は、
首と腰が連動するようになった背中を保持し、片手で背中全体を支えてカバーし、
垂れたオッパイを片手でつかんで授乳する様子を再現してみました。

首と腰が連動する様子を
赤ちゃんの背中で感じとることができたら、密着させたまま、授乳に成功できるものです。
歪んだままでなんとか縦抱きしようと躍起にならず、
赤ちゃんとの身体を隙間なく支えて、腰をさすり上げながら、赤ちゃんの首の自由な動きを引き出すことが、
歪み解消に繋がります。



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