一年前の旅記録⑻ 砂漠→メルズーガ→フェズ

2012年12月28日（金）

SAHARA Desert →Merzouga（ラクダ）→ Fez （SUPRATOURバス）
宿泊:バス車内泊

砂漠の朝2日目。

朝早く起きて星を見ようと思ったら、
月がまだ出てる。

結局沈んだのは7時過ぎで、
その頃にはもう東の空が明るくなってた。朝日もやっぱり美しい。

日が登ったら朝ごはん。

時計なんかいらない生活。

食べたらヤギを放牧に出して、

朝の仕事が終了。

その後みんなにお別れして、
またラクダに4時間以上乗ってメルズーガに戻る。

途中何度か徒歩も挟んだけど、

これがしんどかった。

ちなみに日本人には圧倒的にラクダが人気だけど、
欧米人はこちらの方が好みらしい。

まあ情緒の問題かな。

ハサンちに着いたのがお昼過ぎ。

三日ぶりのシャワーを浴びて洗濯。

ハサンはその間、なにやらドラマに夢中だった。

ランチ。

多分これもタジン。
今までで一番おいしかった。

ハサンは本当におちゃめなガイド。

彼にお願いして良かったです。

その後まったりして、
夕方前に散歩して、最後の砂漠の夕日。

どうも日が沈むと東の空がピンクに染まるらしく、
この日はその空をバックに砂漠を見られた。

自然て不思議だ。
そして美しい。

19時発の夜行バスに乗るので、
簡単な夕食を食べて、バスターミナルへ。

お別れに一緒に写真を撮りたいと言ったら、

わざわざターバンを巻いてくれたハサン。

タクシーの運ちゃんが来なくて、
間に合わないかと焦ったけど、滑り込みセーフ。
ハサンとの最後のお別れもそこそこに、
フェズへ出発。

私の席には誰か既にいたので、
別の席に座って寝てたら、
途中の街でそこは俺の席だと起こされる。
融通きかない奴だ、まったく。

で、仕方ないので席を移ると、
リグライニングすると後ろのお姉ちゃんが押し戻してくる。
自分はめいっぱい倒してるのに。
おまけに電話うるさいし。
こんなんじゃ寝れんーと思ったけど、
気づいたら寝てたみたい。

また日を跨ぐけど、移動記事はかききります。

予定ではフェズに到着は朝五時半。
まだ暗いし早まったやだなーと思ってたら、
残念なことに5時前に到着。

CTMのターミナルやら、
駅やら色んなとこで人を下ろしながら、
私たちがシャウエンに行くのを知ってる運転手が、
ひたすら待てのポーズ。

とりあえず信じて乗ってたら、
ターミナルの裏の待機場所みたいなところに移動。

で、隣のバスがシャウエン行きだから乗り換えろと。
荷物と一緒に移動する。

早朝まだ暗い中放り出されずに済んだのは良かったけど、
暖房の入ってないバスはとにかく寒かった。
なぜかドア開けっ放しだし。
砂漠用の寝袋、捨てずに取っておいて良かった。

出発時間の8時前に、清掃の人が来る。
ジャポネ？シャウエン？と笑ってたから、
他にもこういう日本人が多いのかな？

15分ほど遅れて、運転手が乗ってきて、
ようやく出発ターミナルへ。

チケット売り場のおばちゃんがわざわざやってきて、
荷物代はまた払えと。
しかも今まで一律だったのに、
今回はきっちり測って10DH 。
HOUSE13で買った絨毯のせいだ…。

そんなこんなで、
ようやくシャウエンに向けて八時半頃出発。

8日目はシャウエン到着から。

ちなみに、フェズもマラケシュに次いで人気の、モロッコの観光都市。

私は前回行ったので今回は通過のみ。

ただまあメディナ内部の雰囲気は、

そこまでマラケシュと大きく変わらないかも？？

なので、フェズまで足を伸ばすなら、

もうちょっと頑張って是非シャウエンまで行きましょう！

あと、フェズではメディナもいいけど、

そのメディナを一望できる南の砦に登る（車で）のがオススメです。