道明寺天満宮から600mのところにある近鉄南大阪線土師ノ里駅。
この駅名は藤井寺市一帯が古墳時代の豪族土師氏の本拠地だったことに由来します。
土師氏→出雲国造と同祖で天穂日命の後裔
殉葬を禁止したかった天皇は喜び土師の姓と一帯を所領地として授けました。
以降土師氏は巨大古墳築造・土師器の生産・御陵の管理を任されることになります。
藤井寺市には古墳がたくさんあります。
土師氏が遠祖の天穂日命と御子の天夷鳥命を氏神としてお祀りした土師社が道明寺天満宮の前身です。
土師社は元宮として現在も境内に鎮座し、
天夷鳥命(あめのひなとりのみこと)、野見宿禰(のみのすくね)、大国主命を祀り道明寺地区の氏神として信仰されています。
やがて巨大古墳の築造が下火になりますが土師氏は一族から官人を多く輩出します。
その一派菅原氏から出たのが菅原道真公です。
土師氏の建立した寺院土師寺(現道明寺)には道真公のおばにあたる覚寿尼公が住んでいて、
太宰府に左降となった道真公がお立ち寄りになった際に渡した遺品6点は後に国宝指定されることになります。
というわけで、
御祭神は菅原道真公、天穂日命(あめのほひのみこた)、覚寿尼公(道真公のおばさま)です。
土師氏の氏神さまに合祀された道真公の御霊はいつからか主祭神として祀られています。
それほど道真公の御霊は都を震撼させたのですね〻〻
三ツ塚古墳の周濠から出土した修羅の復元品が転じされています。
こうやって巨石を運んだのねっ(´・ω・`)!
▲修羅
本殿裏手は約800本の梅の木が植わっている梅の名所です(*ꂧ◡ꂧ)
梅の実がボトボト落ちて甘〜い香りが漂っていました。
大きくていい梅なのにもったいないなぁ。
何の柱かな〜と近づいてったらナントお百度石ではないの。 デカッ!
境内社たくさんあるけどカットね。
備前狛犬もいたけどもう見飽きたでしょ。
道明寺天満宮の御朱印です。
天神さんみんなコレだよね。
木彫りの鷽をいただきました♡
目ヂカラすごい!
全国総社会の御朱印帳に添付された〝総社一覧表〟に河内国総社の志紀縣主神社の連絡先として道明寺天満宮の電話番号が記載されていますが、
志紀縣主神社の御朱印はありません。
今後も兼務社の御朱印を作る予定はなく、
道明寺天満宮としても対応に困っているそうです。
総社めぐりをされてる方はご注意ください。