上野竜太郎 自己紹介 | 上野竜太郎のブログ

皆様、初めまして。
この度、千葉市議会議員選挙に立候補させて頂いた、上野竜太郎です。

選挙公報や選挙ポスターだけでは情報量が足りないのと思ったので、
ブログで自己紹介でもしてみようかと思い気付きましたが、
私には経歴というものがありません。
何一つありません。
自分はアルバイトの為の履歴書すら真っ白な人間です。

私は、ニートです。
私は、毎日自分の部屋にこもり一人で過ごしています。
私には、友達はいません。
知り合いすらいません。
両親ともあまり話しません。
妹とも、祖父母とも。
私は、今まで一度も異性と恋愛をしたことがありません。

私は、本当に世界一のダメ人間だと思います。

私は、中学二年生の前半から学校に通わなくなりました。
いわゆる不登校です。
何故、私がその様なことになってしまったのか。
皆さんは知りたいだろうと思います。
しかし、申し訳ありません。
それを話す事は出来ません。
それは、今まで誰にも話してこなかった事です。
そして、それはこれからも同じだと思っています。

しかし、これだけは伝えておきます。
私の不登校については、
私の引きこもりについては、
私の現在のこのような状況については、
私の家族にはなんの責任もありません。
父も、母も、私の祖父祖母も、
すべては私自身に問題があったのです。

そして、こと私に関して言えば、それは社会のせいでもありません。
私は、私が現在置かれているこの状況について、社会に責任を転嫁するつもりは毛頭ありません。
すべて自分が悪いんだと、
自分自身に大きな欠陥があったんだと思っています。

しかし、そんな社会のゴミの様な人間にも目があり、耳があり、脳ミソがあります。
そして、日々、考えている事があります。
私は、家に引きこもりながら様々な本を読み、
様々なニュースを聞き、
様々な知識に触れ、
この世の中について知っていきました。

その世界では、サラリーマンがサービス残業に苦しみ、介護士が低賃金で酷使され、若者は未来を失い、高齢者は日々の生活に喘いでいました。

その様な実情をを知るにつれ、沢山の様々な疑問が湧き上がってきました。

何故、サービス残業はなくならないのだろう?
何故、有給休暇を取らせてもらえないのだろう?
法律にはそれはいけない事だと書いてあるのに。

何故、子供生んだ共働きの夫婦は、どちらかが仕事をやめなければならないのだろう?
何故、二人で育児休暇が取れないのだろう?
彼らには、その権利があるはずなのに。

何故、年金を減らされなければならないのだろう?
何故、社会福祉を削減されなければならないのだろう?
彼らが若いころ沢山沢山働いていたのは、安心な老後を送る為だったはずなのに。

働いても働いても貧困から抜け出せないのはどうしてなんだろう?
頑張っても頑張っても自分の幸せな未来が想像出来ないのはどうしてなんだろう?

一体どうして、日本はこんな国なんだろう。
日本は世界で3番目の経済大国であるはずなのに。
この国は偉大な国であるはずなのに。

しかし、何故そうなってしまっているのかは、僕にはさっぱり分かりませんでした。

この場で改めて申し上げておきますが、私は教育を受けていません。
確かに、家で引きこもっている間に放送大学の講義を好奇心から見ていた事もあります、図書館からかりた本を読んでもいます。

しかし、今まで学校に通って毎日一生懸命に勉強してきた人々に比べれば、僕の持っている知識なんて塵ほどのものでもありません。
カスです、ゴミです、う○こです。
皆が頑張って学校に通っていた間、
一人で自分の部屋に閉じこもっていた人間が、皆に敵うはずがない。

本当は、ここで難しい政策について語って自分が高学歴の官僚たちに操られない人間なんだとアピールがしたい。
本当は、ここでこの社会の問題点を分析し自分がこの国の政治家の中で対等に渡り合っていける人間なんだとアピールがしたい。
しかし、残念ながらそれは僕にはとてもとても難しい事でした。

本当は、自分のようなどうしようもない人間が立候補なんかすべきじゃなかったのかもしれない。

しかし、そんなどうしようもないクズ人間でも日本人です、人間です。
バカみたいな考えでも主張する権利がある。
浅はかな望みでも夢見る権利がある。
自分が住みたい理想の国を想像する権利がある。

私は暮らしたい、
北海道で身体の不調に苦しんでいる祖父が安心して人生の残りを生きて行けるような社会福祉制度があり、
我孫子に住む足に障害をもつ祖母がなんの不便もなく暮らしていける様な弱者に優しい国に。

シングルマザーとして女手一つで子供を育てている妹が、未来になんの不安もなく、なんの恐怖もなく平凡な毎日がおくれるような、
私の両親が現役を引退したあともなんの不自由もなく生活が出来るような国に。

そして、私のような人生につまずいてしまった、線路の上から外れてしまった、人生に絶望してしまっている人々が未来に希望を持てるような
そんな国に、私は暮らしたい。

私は、私の愛する祖国が、みんなで仲良く暮らしていける国であってほしいと思っています。
若い人も、壮年の人も、中年の人も、高齢の人も。もちろん、赤ちゃんも。
男も、女も、トランスジェンダーの人も同性愛者も、無性愛者も。
一文字の名字を持つ人も、カタカナの名字をもつ人も。

それを、夢だと言う人もいるでしょう。
それを、絵空事だと言う人もいるでしょう。
机上の空論、馬鹿げた妄想だと、笑う人もいるでしょう。

私はそれを否定は出来ません。

無茶なのは分かってるつもりです。
無謀なのも分かってるつもりです。
無鉄砲だと本当に思います。

しかし、これが無理な望みなんだとはどうしても思えませんでした。

だから、アホらしくても何とか頑張って選挙やってみます。
どうぞ、笑ってやって下さい。

これが、私、政治家上野竜太郎のマニュフェストです。

お寒い長文失礼致しました。