この時期に映画レビュー書くのは気が引けますが…
テレビ、って、見ますか?
見る人が、多いみたいです。
あたしは、中学くらいまで、テレビは基本禁止で、その頃建て替えた家で与えられた部屋と寝室が、両方ともテレビの配線がなくてですね…
まぁ、中学くらいまでに、テレビを見ないという習慣がつくと、なかなかね。
何が言いたいかというと、テレビを見る人が、一週間でテレビを見ている時間を合わせたら、一週間に一度くらい、映画館で映画観ても良くない?という言い訳です(笑)
探偵はBARにいる。2。
これはおすすめします。
前作よりも面白くない、みたいなレビューが多かったんだけど、個人的にはそうでもないなぁ…
確かに少し話の作りは浅いけど、深ければ素敵ってものでもないし。
如何せん、私には、舞台が北海道、すすきの、って時点でだいぶバイアスがかかっているのは否めないけど。
ALWAYSシリーズとか、好きな人だったら好きかも。
すごく面白いという保証はできないけど、嫌いじゃないと思うんだ。
割と万人に、おすすめできる作品です。
一緒に行く相手も、家族友人恋人、誰でもいいと思います。
以下、中身に少し触れるのでネタバレあるかも。
オカマ、ね。
一般の人がオカマに抱くイメージは、楽しそうな、笑ってるイメージなんだろうか。
あたしは、紆余曲折あって、二丁目何年かウロウロしてたけど、そこで知り合ったオカマは、みんな、あたしより頭が良かった。学歴も、上な人が多かった。東大理三とか普通にいたし。人の感情に敏感だった。冷たそうで、優しかった。
そして、病んで、苦しんで、泣いて、その上で笑ってた。
だからね、この映画の、殺人動機は許せないけど、全体の流れがマサコちゃんのために!であることが、すごく嬉しかったなー。
共感も理解もいらないの。無理だもん。
ただ、存在否定されたくなくて、可能なら、許容してほしいの。
あたしは立場はバイセクシャルだけど、実際は異性愛者に近いはず。
そんなあたしの事も、受け入れてくれたし。
色々、考えることの多い映画でした。
楽しかったよ。
キャストに触れると、大泉さんはいい演技はするし、松田のお兄ちゃんもよかったし、あと好みは分かれるだろうけど、尾野真千子。あたしは好き。
松重豊さまは相変わらず素敵な存在感。
すすきの、行きたいなぁ。
札幌は、新千歳から帰る時に大丸寄るばっかりだから最近すすきのは行ってないけど。
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