東日本大震災から5年たちました。
地震が来た後も、
津波がきたとラジオで聞いても、
目にしたもの以外は、信じたくなかった。
停電で、詳しい情報も入らなかったから
根拠もなく、「大丈夫、みんな生きてる。」と信じこんだ。
その時間、
大勢の大切な人たち、大切な命が、
生死をかけて戦っていたことを考えると、今も苦しい。
日本の首都東京は、オリンピックに沸き立ち
聖火台があるとかないとか話題になっているけど
被災地は、整地すらできていないのです。
震災を乗り越え、自分の力で生きようとすれば、
子供の教育や、進学、安全な住居を考えれば、
沿岸から、内陸に移住するのは仕方のないことなのに、
「人口の流出が止まらない。」などと
移住する人々を、戦犯のように報道するのはやめてほしい。
首都圏のための福島第1原発の現状を
都会の人はどう思って見ているのだろうか。
東京オリンピックが決まった日、
東北に住む多くの人は『東北は見捨てられた』と感じた。
きっと今、東京に大きな地震がきても、
オリンピックまでには、傷跡も残さないくらいのスピードで
復活するのでしょう。
地方と東京の違い、そちらからみえますか?
今日はとてもつらい日です。
田舎者のひがみ根性を許してください。
今日は脈絡もない。
考えもまとまらない。
生きている人に
亡くなった人に
祈りを捧げて
私ができることを
続けていくと誓います。