さて。
安曇という地名には、
松本を離れて、安曇野の方へ行ってみましょう。
穂高町の
穂高神社にも、
小太郎はいます(((o(*゚▽゚*)o)))
なぜか…サイに乗ってる小太郎… ( ゚д゚) ぇーなんか違う
犀龍の犀は、
動物のサイではなく。
犀龍は龍でもなく。
神獣…霊獣としての犀という解釈でして…
霊獣の犀は、とてもおめでたい生き物なのだそうです。
小泉小太郎を神の子、
穂高見命…穂高見神としている神社ならではの解釈ですね(^^)
泉小太郎 = 穂高見神ということで。
この名前からわかるように、
穂高見神は、穂高神社の御神体の一つであり…主神だという見解もあります。
穂高岳が御神体というのも、なんとも壮大なロマンのある神社ですね♡
さて。
安曇という地名には、
海人(アマ)族である安曇氏が南からやってきて開いた、
といういわれがあります。
安曇野の穂高神社の祭神は、
「穂高見(ホタカミ)神」を中心にし、
北に「綿津見(ワダツミ)神」、
南に「瓊々杵(ニニギ)神」
の三神です。
穂高見神…穂高見命は、
綿津見神(海の神)の子で、安曇氏の祖先神です。
つまり、
穂高神社の泉小太郎伝説は、
海神の子孫、泉小太郎が、
湖底であった安曇の地を切り開いたという伝承
なのです(((o(*゚▽゚*)o)))
松本地方にあったとされる湖…。
海から人がやってこられるほど、ものすごく大きな湖だったのですね!
そこでまたまた出てくるのがですね…
仁科濫觴記(にしならんしょうき)の記載なのですが。
泉小太郎のモデルと言われている、
白水郎日光は、「アマ ヒカル」「アマコ ヒカル」と言います。
また、
「白水郎」は「泉郎」とも書き、
こちらも「アマ」と読むのだそうです。
どちらも、現代の辞書には、ほぼほぼ載っていない単語なのですが。
平安時代の百科事典「和名類聚抄」には載っているそうですが…
こんな仮説が立ちませんか?
白水郎 =泉郎 = アマ =海人(海で働く人)
確かに…コレは…面白い一致ですね。
うーむ…
興味深いです♡
続く。