のびのびと海外生活を楽しみながら
しっかり実力を伸ばしたい小中学生と
オンラインで国語の授業をしています、
のびのび進学塾じょんじょんです。
海外在住児向けに開発した
独自のカリキュラムの超少人数塾コースと
宿題からカリキュラムまですべて
その子の個性や実力、目標を加味した
家庭教師コースとがあります。
「海外でも、本質的な国語力が伸ばせる」
「子どものやる気が引き出された」
と、保護者の皆さまからお声をいただいています。
こちらからお問合せページにとべます。
「甘やかすとロクな大人にならない」昭和生まれの私は、そんな言葉を聞いたことがあります。けれど、大人になって、楽しく幸せに仕事や生活をしている人って、周りに甘えるのが上手な人だったりしませんか?
子どもにとって望ましい教育環境を、英語では、"safe"と表現することがよくあります。それは、物理的に安全が保証された場所という意味だけでなく、心理的な安全が保証されている、つまり、ありのままの自分自身でいられる場所といった意味も含まれています。
大ベストセラー「嫌われる勇気」で一躍日本でも有名になった、心理学者のアルフレッド・アドラーは、「子どもの頃から本音を言わず、周りに合わせてばかりいると、自分自身を信頼できなくなってしまう」と話しています。つまり、子どもの健やかな成長には、周りの人の目や間違い、失敗を気にせず、自分の気持ちや考えを率直に表現できる安全な場所が必要なんです。
今日は、子どもにとって、家がなんでも言える場所になるために、大切な3つの視点をお話ししたいと思います。それは、「① 寄り添う ② 愛を伝える ③ 失敗させる」です。
① 寄り添う
例えば、子どもが、友達と喧嘩をした話をしたとしたら。よくよく話を聴いていくと、より視野の広い大人の視点からは、「そりゃあ、あなたがいかんかったよ。」と思うことがあるかと思います。
そう思った時点で、つい、「あなたのココが悪かったんじゃない?」と言いたくなりますが、そこは、まずはグッと我慢します。子どもの気持ちが収まるまで、まずは、聴きます。そして、子どもの気持ちが落ち着いてきたら、ポッと、一言だけ言います。
けれど、これが、なかなか難しい(笑
私自身、よそのお子さんには、冷静にこれができます。だって、こう対応した方が、その子自身の学びの近道となることを知っているから。
けれど、それが、我が子となると...(笑
「知って」はいても、「早く良くなってほしい」という私のエゴやら、「え!大丈夫?やばいよ、やばいよ〜!」という私の不安やらが顔を出します。
親自身のエゴや不安があるのは、人間だもの。フツーです。けれど、子どもの可能性は、私たちのエゴや不安以上に大きなものです。「この子は大丈夫。」たとえ根拠がなくても、そんな信頼をもって、子どもと接していると、その子は、より生き生きとし始めます。
② 愛を伝える
「生まれてきてくれてありがとう。」「大好きだよ。」そんな言葉を、毎日伝えてあげてください。
お子さんが小さかったら、毎日ハグをしてあげてくださいね。転んで「痛いよー!」と泣いていたら、「痛かったねぇ。」と、いい子いい子してあげてくださいね。
もちろん、敢えて言葉や行動にしなくても伝わる愛情は、たくさんあります。けれど、耳に聞こえる言葉や、目に見える行動によって、子どもは、大きな安心感を得ます。それは、その子が、小さければ小さいほどにです。
そういったちょっとしたことの積み重ねが、「私・僕は、愛されている」という感覚を育て、それが、親子の関係だけでなく、友達や先生、周りの人たちとの関係でも、「私は好かれている」「僕はここにいてもいい」といった感覚へとつながっていくと、私は考えています。
③ 失敗をさせる
私たちは、自分の大切な人が何かを失敗して傷付く姿を見ると、いたたまれない気持ちになります。
子どもに失敗をさせまいと、先回りして、いろいろとお膳立てをしようとする親御さんもたくさん見てきました。もちろん、それは、その子を思うがゆえの行動であり、私自身も、先取り・先回りをしたい気持ちが、湧き上がってくることは、よくあります。
けれど、自分で興味をもったことに、自分でやってみて、その結果を自分で受け止めるといった経験は、人を大きく成長させてくれます。
もちろん、自分の安全を守り、より人間らしく幸せに生きていくために、「道路への飛び出しはしちゃダメ。」といったしつけや「ご飯の前には、『いただきます』を言おうね。」といった、その場に合ったマナーを身に付けさせることは必要なことです。
けれど、命の危険のない、つまり取り返しのつく失敗は、子どもの頃にたくさんすることで、子どもたちは、さまざまなことを学んでいきます。そして、その失敗を温かく見守ってくれて、失敗しても愛を注ぎ続けてくれる家族の存在は、その子にとって、大きな心の居場所となります。
「失敗する」と分かっていても。敢えて、失敗させてあげてください。そこも含めて、その子自身を受け止めてくれる存在は、子どもがより大きなことにチャレンジするときの大きな励みとなります。
以上、子どもにとって、家が安心して過ごせる心の居場所であるために、私たちのもちたい視点3つでした。
これらの3つをたくさんして、たくさん甘えさせてあげてくださいね。子どもの頃にたくさん甘えさせてもらった子は、大人になっても、周囲に甘えるのが上手だったり、周囲の言動に寛容であったりします。
子どもたちは、私たちが、おじいさん・おばあさんになって、物忘れがひどくなったり、できないことが増えてきたりしたとしても、きっと、甘えさせてれるんじゃないでしょうか?
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