こんにちは!たけむぅでーす。

猫の顔はどうしてこんなにも…
嫌がる顔が可愛いのだろうか。
そんな顔されると無理矢理かまいたくなる。 

それは人間の子どもに対しても同じのようで
可愛い子たちには、大人どうしても嫌がる話を聞かせたくなるのだ。

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昨日は阪神淡路大震災の日でした。

阪神淡路大震災の頃は私は小学生でしたので、その記憶を手がかりに3.11を経て災害や防災について深く知ることとなり、それをきっかけにバルーンアートという手段を使うようになりました。

務めでは中々動き辛いこともあり、自営という道を選びましたが…なかなかそう簡単にはいかないものですね(笑)自分の周りにいる人達を見守るので精一杯でやんす。

さて、この前は子供たちに防災についてお話しをしました(やれといわれたので)。震災がらみの話なんて学校で散々やってると思うので、そうしたものとは違う話がしたいなと思いまして…SST(ソーシャルスキルトレーニング)という時間なのでそいつも踏まえて…

自分の当時状況や復興支援活動で感じた思いを踏まえてレクリエーションをやりました♪

話の構成は次の通り。
・防災とは?
   →自助、互助、共助
・なぜやるか?
・地震について
   →阪神淡路大震災と東日本大震災
・津波について
   →被害状況と対策
・どう対策すれば良いか?
   →原因と対策
   →対策と心の備え

先ず、最初に面白い場面がありました。
「自助」「共助」「互助」
という話をしているところです。

「いざ災害が起きたとき、先生がみんなを助けたくても助けられない事がある。だから、先ずは自分で自分の身を守ってください。それが自助。そのための訓練です。」

という話をした時に、とある子どもから、
「先生見捨てるの?えーサイテー」
と、いう意見がありました(笑)

それに対して、
「もちろん助けようとするよ。
でも、例えば今地震が起きて○○ちゃんの天井が崩れ落ちてきたとき、俺がそこまでダッシュするのと自分で机の下に潜り込むのはどちらが早いと思いますか?」

「なるほど、そういうことね♪」
と、納得してくれたご様子でした(笑)

心のどこかにある微かな気持ち。
・きっと大丈夫。なんともない。
・きっと誰かが、何とかしてくれる。
そんな気持ちこそが生死に直結する。

不安な気持ちになるからと、
耳を塞いでしまいたくなる気持ちを無視して
少年らに話を聞いてもらうのは難しかったので
とても良い質問だったと思います☺️

そこから、
阪神淡路大震災と東日本大震災の違いについて
仕組みや被害について話しをして、
多くの命を奪った「津波」についての話へ。

地震が発生して津波がやってくるまで

【約65分】

津波で亡くなった人々の半数近くが、

・きっと大丈夫

そんな気持ちでその時間を過ごしていたという
そんなデータが存在します。
その気持ちが沢山の命を奪い、
そして津波は、大切な思い出の詰まった家までも全てを押し流してしまいました。

実際に震災後の写真集を資料として持参し、
具体的に流されたものを想像して貰いました。

そうした事を踏まえて、
南海地震が予想されている今、
では、もしここで地震が起きた時、
皆はこの65分をどんな風に過ごしますか?

というのがこの話の最終的なオチで、
実際に地震が起こってから逃げるまでを
ワークで考えてもらう感じでした。
ここまで30分。集中力の限界でした(笑)

今回、即席で構成考えたことと
子ども向けに話をしましたが、
大人にも結構関心持ってもらえる
内容だったかなあと感じています😊❣️

失ってから初めて気付く日常。

震災の事を振り返るのは、
悲惨な災害を思い出して悲しむ事ではなく
もう失わないために学び何をすべきか。
という事だと思います。

震災を忘れない。

それが私達が大切な人を守る事に繋がり、
そして、失われた沢山の尊い命に対し、
私達が唯一できる供養なのかなと感じます。

震災については、
話すことが多すぎるのでこのくらいで♪♪♪

もし、嫌がらずに聞きたいという方がいたら
ぜひ話題を振ってくださいね(^^)☆

たけむーでした。