母から連絡がくると熱が出る
心理学を学びたかった理由のひとつに、自身のトラウマ克服があります。うちの母は愛情過多型の毒親で、習い事、進学、付き合う友人、恋人、服装、何に関しても介入し、思い通りにならないと、説得にかかろうと必死になりました。兄たちは50点で褒められることが、私は100点でも褒められない。私が病気で入院しても会いに来ないのに、自分が体調を崩すと呼びつける。兄たちが独立したとたん、御飯を作らなくなる。たまにつくる弁当には、私のアレルギーの食べ物がたくさん入っていることもありました。そんな中でも私は、母に意見が言えなかったし、褒めて欲しくて、認めて欲しくて…いつの間にか誰より苦労して、頑張っていないと認められないのだという呪縛にかかりました。その抑圧から、15歳で拒食症になり、164cmの身長なのに、体重は35キロに…母は、今もそのことに気づかなかった、と言います。恐ろしいのは、母には全く悪意がなく、愛情をかけているのになぜ娘が答えてくれないのか?とストレスが溜まっていたことと、私に、母が人生でやり残したことを、トライさせようとしている自覚がないことでした。そして、娘の病気やトラブルなどは見ないという都合のよいフィルターがかかっていたことでした。恥ずかしながら、そんな異常な親子関係に気づいたのは、つい最近。自分が、今の仕事で人のカウンセリングに関わり、親子関係について相談されたことがきっかけでした。それから少し距離も置くことができ、体調も回復傾向にあります。誰が悪いということではない、母も苦しんでいたはず。でも、私も苦しんだ。それはまぎれもない事実なので、過去のこと全てを許すことはできません。自分の人生を全うしていない人は、やがて、子供に夢を見るようになるのだと気付かせてくれた母。それには感謝しています。私は、自分が毒親にならないために、自分の人生を全うしたいです。なぜこんなことを書いたかというと、彼が実家に挨拶にくることになり、久々に母が毒親っぷりを発揮しているからです笑娘に幸せになってほしいのに、幸せすぎるのは許せない。心の病ですね。
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