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今日は記録、備忘録としての「病気~これまでの経緯(12)」2015年4月~5月です。

(過去記事)
これまでの経緯(1) 2012年11月~2013年4月
これまでの経緯(2) 膵臓に腫瘍が見つかる 2013年5月~6月
これまでの経緯(3) 検査、確定診断、そして治療開始 2013年6月~7月
これまでの経緯(4) 抗がん剤治療と最初のCT検査 2013年8月~10月
これまでの経緯(5) 余命宣告 2013年11月~2014年1月
これまでの経緯(6) セカンドオピニオン~トモセラピー治療スタート 2014年2月~3月
これまでの経緯(7) トモセラピー治療完了 2014年4月~5月
これまでの経緯(8) 転移の疑い 2014年6月~9月
これまでの経緯(9) 東京医科大学病院受診 2014年10月~11月
これまでの経緯(10) HIFU(ハイフ)治療のため入院 2014年12月~2015年1月
これまでの経緯(11) アブラキサン治療開始 2015年2月~2015年3月

前回は2015年2月から抗がん剤を「TS-1」と「ジェムザール」の併用から「アブラキサン」と「ジェムザール」の併用に変更したため、これまでに無い強い副作用に悩まされたものの、腫瘍マーカー(CA19-9/E)の値が下がり始めて効果らしきものが現れたこと。

3月末から千葉大の和漢診療科での漢方治療がスタートしたこと。

一方で東京都長寿健康医療センターが行っているSTNM01の超音波内視鏡投与の臨床研究に参加できないか相談に行くが、東京医科大学病院での2回目のHIFU(ハイフ)治療の臨床研究への参加が決定したため保留となったことまで書きました。

<2015年4月>
4月3日
千葉大受診日
・第3クール2回目(通算5回目)の「アブラキサン」と「ジェムザール」の点滴治療
・腫瘍マーカー(CA19-9/E)の値は前回(3月6日)の830.0から352.0にダウン

4月6日~4月11日
東京医科大学病院
HIFU(ハイフ)治療の臨床研究を受けるために6日間入院
・HIFU(ハイフ)治療は4月7日4月10日の2回
・治療は順調とのことで2015年7月13日に経過観察のCT造影剤検査を受けることになる

※治療の詳細については4月6日~4月11日の記事を参照下さい。

4月17日
千葉大 肝胆膵外科・和漢診療科受診日
・第4クール1回目(通算6回目)の「アブラキサン」と「ジェムザール」の点滴治療
・漢方は下痢の症状の緩和を目的に僕の症状に合った薬を探していく治療。
・今回「真武湯」から「黄連湯」に変更

4月24日
千葉大 肝胆膵外科・和漢診療科受診日
・第4クール2回目(通算7回目)の「アブラキサン」と「ジェムザール」の点滴治療
・漢方は試行錯誤が続き「黄連湯」から「桂枝加芍薬湯」に変更

<2015年5月>
5月4日
荻窪Rooster NorthsideにてO'l55のライヴ

5月8日
千葉大 肝胆膵外科・和漢診療科受診日
・第5クール1回目(通算8回目)の「アブラキサン」と「ジェムザール」の点滴治療
・腫瘍マーカー(CA19-9/E)の値は4月3日の352.0から187.7にダウン
(ここまでは順調に推移していたが6月、7月と上昇に転じる

5月14日
千葉大にて障害年金請求用の診断書を受領
・「予後=6ヶ月程度と予想される」「傷病が治る見込み=無し」
・わかってはいるけどいざ文面にされるとショック

5月17日
阿佐ケ谷 Soul玉TokyoにてSoul Food Cafeのライヴ

5月22日
千葉大 肝胆膵外科・和漢診療科受診日
・副作用の症状が強い事から抗がん剤治療のお休みを提案される
・前回の抗がん剤治療が5月8日、次回通院は6月5日なのでほぼ一ヶ月の休薬となった
・漢方は今までの顆粒から煎じ薬に変更、「小建中湯」「大健中湯」をブレンド、更に和漢診療科内で膵臓がんの患者さんに処方して効果の可能性が出ている「牛蒡子」を調合。

5月25日
江戸川病院にてMRI検査

5月27日
江戸川病院でトモセラピー(放射線治療)の1年目の経過観察の診察
・腫瘍マーカー値(CA19-9/E)が5月8日の187.7から790.6に上昇
・MRIの画像上、腫瘍は縮小

5月31日
膵臓がん発覚から2年
四谷Blue HaeatにてSoul Food Cafeのライヴ


5月に1ヶ月近い休薬をしたにもかかわらず、アブラキサンの副作用による強い倦怠感、腹痛、関節痛、末梢神経障害などに悩まされた2ヶ月でした。

腫瘍マーカーCA19-9/E)の値は4月3日が352.0、5月8日が187.7と順調に推移していたが、5月27日に790.6に再上昇。

漢方を始めて2ヶ月、顆粒から生薬の煎じ薬変わり試行錯誤を続けながら少しずつ自分に合ったものに調合を変えていきます。

ただ、慢性的な下痢は相変わらずで、体重は48~49㎏前後で推移。

5月半ばに診断書で余命半年を告げられる一方で、5月31日に膵臓がん発覚から2年を迎えました。

また、5月はライヴを3本とかなり無謀なスケジュールをこなす(笑)

次回、病気~これまでの経緯(13) セカンドオピニオン・転院 ・休職 2015年6月~7月に続きます。

Do You Belive In Magic

Do you belive in magic?
Believe in the magic in a young girl's soul
believe in the magic of rock n roll
Believe in the magic that can set you free
Ohhhh, talkin' bout magic

Do you believe like I believe?
Do you believe in magic?

君は僕みたいに魔法を信じるかい?
君は魔法を信じるかい?
ロックン・ロールの魔法を信じてみよう
君を自由にさせる魔法を信じてみよう
魔法について語ろう

君は僕みたいに魔法を信じるかい?
君は魔法を信じるかい?

The Lovin' Spoonful - Do You Believe In Magic



Do You Believe in Magic/Lovin’ Spoonful



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<腫瘍マーカー値(CA19-9/E)の推移>
(2015年)
5月25日 790.6(江戸川病院)
5月8日 187.7
4月3日 352.0
3月9日 267.2(東京医科大学)
3月6日 830.0
2月13日 5774.5(江戸川病院)
2月6日 3144.0
1月23日 1792.0
(2014年)
12月18日 704.0
12月8日 299.8(東京医科大学)
11月7日 443.5
10月10日 308.4
9月19日178.0

<この頃のお薬>
(漢方薬)
・中健中湯に牛蒡子をブレンドした煎じ薬(朝昼晩食後2時間 各100cc)
(膵臓の機能を助ける薬)
・リパクレオン顆粒 300mg(朝昼夕各2袋)
(下痢の薬)
・ミロピンカプセル1mg(朝夕各2錠)
(鎮痛剤)
・フェントス・テープ1mg(入浴後)
(鎮痛剤レスキュー)
・オプソ内服液5mg(痛い時)
(抑うつ剤)
・ソラナックス0.4mg(就寝前1錠)
(睡眠促進剤)
・ブロチゾラムOD錠0.25mg(就寝前1錠)