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ご訪問いただきありがとうございます。
幼児期に広汎性発達障害と診断され知的障害の療育手帳を取得するも
普通高校から専門学校、短大に進学した長男と次女の歩みと
挟まれた長女について書いています
5歳からバイオリンを続けている自閉症の息子のオーケストラ動画を見たいと仰ってくれた方のために再投稿します。
息子の表情や会話から
自閉症で断られるのではないかとドキドキしました。
何しろ、団員は、東大京大に入るような学業優秀者が多く、(入ってから知ったのですが)
自閉症と知的障害を併せ持つ息子をこのオーケストラに入れようなんて、とても図々しいことでした。
それまで、バイオリン、ビオラはソロで演奏していました。
小学校から高校までは吹奏楽部に所属し、別の楽器を担当しました。
専門学校の野球応援バンドは参加せず、
音楽を続けるために、地域のオーケストラの門を叩きました。
普通級で過ごす中で、クラスメイトや部員に差別的なことを言われたり、バカにされることもありましたが、
「障害があるのに、僕は頑張ってる」と、
自分から言うわけもなく。
もし、学校の先生が授業や参観で、
「彼は障害があっても〇〇できます。大きな拍手をお願いします。」
なんて言おうものなら、差別になりますよね。
そういった拍手を、嬉しいと思うように育ちませんでした。
何となく違う雰囲気を持ってるクラスメイトがいたと思ったとしても、
「障害があるかも。でも、いろんな人がいて当たり前。そんなの関係ない。」
特別に扱わずに、さりげなく中に溶け込むことが、嬉しいです。
指揮者の右側でビオラを弾いているのが鉄兄です。
右は、有名なチェロ演奏家の鈴木#秀美氏
カルメン組曲から躍動感溢れる序曲
このときのコンマス君は、京大に入学しました。
「のだめカンタービレ」で有名になった
ベートーベン交響曲第7番
冒頭からの速い弓捌きが映っています。
第4楽章
1楽章
他にも、チャイコフスキー、シューベルト、モーツァルト、J.シュトラウス、グリーグ....
たくさんの曲を演奏しました。
カルメンのインターメッツォではヴィオラソロも弾かせてもらいました。
ご覧いただくと分かるのですが、身体を揺らす癖があります。
ピアニストの辻井伸行さんも、特有の顔揺らしがありますよね。
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足を引っ張るかもしれないけれど、
仲間に入れてもらって食らいついていく、
このブログから、感じていただけたら幸いです。