2000年公開の歴史映画。
昔から歴史の授業は嫌いでは無かったが、暗記が面倒でどうしても得意にはなれなかった。
歴史物が本当に面白いと思ったのはプレイステーション2の「三國無双」にハマってから、もう良い大人になってからである。
三國志の時代、西暦180~280年頃には日本で何が起こっていたのか?そして世界では?
みたいな所から幅を広げ、戦国時代、そしてローマ帝国等に興味が移り
いつしか歴史映画をありったけ観ていた。
その中でもダントツに好きなのが本作。
詳しくは→monsterさんのブログ
で完璧なレビューが見られるので割愛(笑)
物語の本筋は
復讐劇
であり、賛否両論、様々な論争を巻き起こしたのも事実。
しかし
・第73回アカデミー賞作品賞主演男優賞(ラッセル・クロウ)
・第58回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)作曲賞
等々数多くの賞を受賞し、
アメリカ合衆国内で「ローマ・ブーム」とも言うべき古代ローマ時代への関心増加を引き起こし(グラディーター効果)、
ローマ時代のみならず歴史映画自体もブームとなり『トロイ』、『アレクサンダー』、『キングアーサー』と立て続けに歴史大作が送り出され、
今日までの歴史映画に多大なる影響を与えた傑作である事も事実である。
そこで論争が云々、というのが、「事実と違う描写が誤った知識を視聴者に植え付ける」という事であるが
そこを議論する事自体無意味
だと思う。
あくまでもフィクションであり、娯楽作品としての史劇作品である訳で
ストーリー・俳優・音楽・風景……
人それぞれに感じて良いと思う。
この作品を観て
人間的な弱さ、強さ
ダイレクトな感情
力の源とは
を改めて感じ、素直に感動した。
歴史物はちょっと、と思っている人に是非一度観て欲しい。
痩せてるラッセル・クロウがこんなにカッコイイとは……(ノ゚▽゚)ノw